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イエフゲン・キトロフ(ヒトロフ)15戦目

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ミドル級。純粋に期待できるのはGGGVSジェイコブスでジェイコブス自身「リングでは何が起きるかわからない、あっと言わせてやるぜ」と腹をくくっている様子だ。その他は狙い目なソーンダースを巡り、村田だ、カネロだ、カネロにはチャベス戦の選択もある、いや指名挑戦者は1位のクルツィゼだと騒がしい。
その裏で誰でもいいぜとチャンスを伺うイエフゲン・キトロフ(ヒトロフ)の15戦目が目前だ。WBCシルバータイトルマッチだそうです。

イエフゲン・キトロフ(ヒトロフ)
14勝12KO

ロンドンでは不当判定に泣いたがGGGの継承者というべき王道ホープ、世界選手権覇者。プロ入りは村田に出遅れたがキャリアは既にそれ以上。今回の相手は無名だが、なかなか骨がありそうな無敗のアルヘイモンの選手です。

イマニュエル・アリーム
16勝9KO1分

アマ実績等はわかりませんが、アルヘイモンの選手だし、PBC公式の映像もちゃんとあるんでホープの一角で間違いなさそうだ。
映像みても動きがいいです。23歳と若くなかなかのもんです。



https://youtu.be/KmNwPSAgr3c

直近で17勝1敗の相手と引き分けてますがここまで無敗。
アマ映像もあり、いかにも黒人アスリート系です。

対するトップホープのキトロフ(ヒトロフ)は試合にムラがあり、GGGほどの脅威は今のところ感じないがやっぱり重厚でツボにはまった時のパワーはやばいです。

14勝12KO

やっぱりファイターだろうなぁ。オーソドックスですがロマチェンコの同胞らしく横に回り込んでの瞬間スイッチというか、左右関係なく決め手があります。

村田は本場ミドルといえない雑魚専ばかりなので何ともいえないが試合内容自体は最近はいいと言われる。
自分のスタイルがようやく固まったようだ。
しかしよく見ると村田って左フックがないんだよなぁ。ボディはありますが。あくまで右を当てたいボクシングに映ります。

五輪金を逃したため、マイナー路線から地味な歩みとなりましたが、アメリカに移住し本場のミドル相手にコツコツとキャリアを積み上げているキトロフ(ヒトロフ)の方が強いし中身が伴ったキャリアであると個人的にはおもっています。
けれど今回の試合はムラがある彼にとっては結構難敵であり、確実にKOしないと速さと上手さに苦戦も十分考えられるような気がします。

誰からも認められる絶対的な実績、あるいは指名挑戦者にならないと声もかけてもらえぬキトロフ(ヒトロフ)でしょうし村田よりチャンスは遅れそうですが、GGG35歳、バトンをつなぐのは彼かもしれないと今は静かに見守っておこう。

GGGの独壇場で、こいつしかいないとおもってたキトロフ(ヒトロフ)ですが、最近はアイルランドのジェイソン・クイグリーもやばいぞと気になりはじめています。カザフのアマ王者もプロになりましたしね。

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プクー

原始的で単純明快なスポーツです。生涯一度の敗北、無敗で引退したボクサーもいます。負けても次頑張りますというスポーツとは違う残酷さ、無常さが好きです。

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