寺地・那須川・井上拓真・佐々木尽・阿部麗也

時代が変わりAmazonPrimeだが、もうこっちの方がいいもんね。CMはしつこくないし、芸能人万歳的な演出もないし、チャラチャラしてないし・・・

特に誰を応援するでもないが、一番の楽しみは寺地拳四朗VSアンソニー・オラスクアガだ。内山がオラスクアガはロマゴンのようだと言っていたが、ロマゴン上等ではないか、相手がロマゴン級だろうと、今の寺地ならその上を行くのではないか?

キコ・マルチネスvs.阿部麗也

予想:キコKO勝利

一撃の重さはキコにあるが、足とスピードで阿部がペースを握っている。キコの重い左フックを食わなければ阿部が完勝しそうだ。こういう状況から、キッド・ガラハドを倒したからまだ油断は出来ない。クリンチやもみ合いの時のキコのパンチが油断ならない。

IBF挑戦者決定戦だそうだが、王者はルイス・アルベルト・ロペス、次にマイケル・コンラン戦が決まっている。うーん、どうだろう。

6回、阿部の左アッパーでキコダウン寸前

7回、もう阿部のKO勝利が期待される流れからキコが粘り、やはりパンチは強そうで阿部も楽ではない。

最終回はキコの闘志とパワーが上回った気がするが、全体的には中差から大差で阿部だろう。

117-111
119-109
119-109

阿部

佐々木尽vs.小原佳太

予想:小原KO勝利

佐々木は若く、パワーもスピードもあるが、組み立てがないので世界のウェルターは厳しい(パワーも世界では普通だろう)
しかし序盤勢いがあるので初回は佐々木か。

2回に佐々木がダウンをしたが、何事もなく反撃、3回で小原を粉砕。若さ、勢いは止められなかった。

那須川天心vs.与那覇勇気

予想:那須川判定勝利

那須川はリーチが長い。
才能があるのはとてもよくわかるが、既視感がない、独特のスタイルだ。
一番いいのはディフェンス、全く食わない。

那須川は下がるし手打ちだしためて打つところなど、まだボクシング的でないところがあるが、当て感、格闘センスは凄まじい。
キャリアの中で高いKO率も欲しいだろうから、倒しにいくのだろうか。

上手い、まとまった、パワーは平均的で優等生なサマートか。
抜群に冷静で目がよく、余裕たっぷりだが、このままだと判定型だろう。
しかし長くやってよかった。

井上拓真vs.リボリオ・ソリス

予想:拓真KO勝利

井上家に泥棒が入りませんように。
那須川の後だけにKOでインパクト残したい。

ソリスはリゴンドーにも善戦したので、衰えてはいない、進化しているのかもしれない。拓真の教科書的なボクシングに対抗できている。

しかし後半落ちるだろう。

村田も長谷川も山中も拓真を褒めるが、ここまでのポイントはソリス
これはウバーリ戦でも同じだった。

まともには打たれていないが、ソリスの隙をつけていない。
拓真は見すぎる、相手に合わせる、下がる、というクセがあるのか、打たれてないが、当てることもできていない。リングジェネラルシップでは劣っている。

ソリスの方が攻めているのでポイントリードだろう。
解説は拓真リードと言っているけど、拓真は守備の時間が長い。
もっと攻めれば勝てるとおもうのだが。

実力は拓真の方が上だとおもうが、常に下がっているし、自分から打ちにいかず、相手に合わせるだけなので勝っているイメージがない。

解説は拓真を褒めてばかりだが、勝ってるようにみえないぞ。
この戦い方は違うだろう。長谷川だけは気づいているようだが。

ウバーリに負けて益々違う方向にシフトしてしまったか
これではカウンターが当たらない限り、常に守勢にみえてしまう。
もっと攻めないと。

11回、個人的には拓真が勝っているようにはまったくみえない。
ソリスにダメージはないだろう。
解説がずれている。忖度なのか。

解説と全く逆ですが
個人的には41歳なのにアグレッシブに攻め、たいした被弾もしていないソリスの勝利にみえました。

116-112
117-111
118-110

拓真

寺地拳四朗VSアンソニー・オラスクアガ

予想:寺地KO勝利

オラスクアガがロペスやロマゴンとは言わないまでも、結構スケールの大きな本格派メキシカンだ。恐らく寺地にとって過去最強の相手。

しかし共に練習し実力を良く知ってる同士でもあり、心配は杞憂か。

オラスクアガって言いにくいだろうなとおもっていたら、ジミー・レノンだった。杞憂か。

構えからしてオラスクアガは強そうだが、寺地のジャブ、ストレートがポンポンと出る。
それでも一発の重さ、怖さはオラスクアガにある。

オラスクアガの方がプレスが強いが、寺地の方が手が出ている。
攻撃のリズム、テンポが速い。拓真戦と大違いだ。

オラスクアガが迫力満点に攻めてくるが、このくらいやらないと寺地の攻撃が止まらない。
耐えているあいだにヤラれてしまう。

寺地がカウンターでダウンを奪う。攻撃のテンポが速いが
オラスクアガの一発はまだ怖い。強敵であることはよくわかる。

寺地が相手を休ませないのでオラスクアガは大変だが、才能はある。

このハイテンポがどこまで続くか

打ち返すオラスクアガのパンチは迫力がある。
オラスクアガは王者の器だが寺地が強すぎる。

序盤は寺地がハイテンポで圧倒したが

耐え抜いたオラスクアガの時間にもなってきた。
一発の迫力、身体の強さはオラスクアガにありそうだ。

しかし意地の打ち合いの中、オラスクアガはボディがきつい。
寺地はとても気が強い。

ここまで打ち合わなくてもいいのにというくらい打ち込むので、オラスクアガにも打ち込まれている。

まさにメインイベントにふさわしい試合。
今までなんでメインをはれなかったんだというくらい寺地の試合は面白い。

寺地は絶好調だが、オラスクアガは意識を失うくらいでないと倒れなそうだ。
8回、寺地のハイテンポは相変わらずも、オラスクアガが反撃しいいパンチを当て始めた。

9回、凄い打ち合い。
寺地が打ち勝ち、オラスクアガ陥落。

オラスクアガは世界王者級だが、今の寺地が強すぎる。
矢吹に負けてからの寺地はなにかふっきれたように攻撃的。

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