デビッド・ベナビデスVSデメトリアス・アンドラーデ
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | R | |
ベナビデス | 9 | 9 | 10 | 10 | 10 | 10 | 58 |
アンドラーデ | 10 | 10 | 9 | 8 | 9 | 9 | 55 |
今日は魅力的なラインナップのわりに試合はモヤモヤ。最後くらいは派手なものがみたいが、アンドラーデは塩職人。
しかしそのアンドラーデが、やけに機嫌がよく、この試合にノリノリ。
どちらにとっても鬼門となりそうな相性の悪い相手だとおもうけど・・・
アンドラーデはここで面白い試合して勝ったらすべてをゲットできそうだ、今までの臆病、不人気という負債を一気に解消できそうだが。デビッド・ベナビデスは井上尚弥を非常にリスペクトしてくれていますが自身も「メキシカンモンスター」になったそうです。
アップライトとクラウチングなので実際よりも体格差を感じます。
ベナビデスは顔面、アンドラーデはボディストレートを狙う。アンドラーデが慎重ながらコンビネーションで魅せるが威力はない。ベナビデスはストレート系で相手を痛めつけたいがよく動くので的を絞れない。
予想通りの展開
アマチュアとプロのトップの戦いっぽいスタイルマッチ。
アンドラーデの課題はとにかく捕まらないことで、攻撃はまやかし的だとおもわれる。
ベナビデスの攻める時間が多くなってきた。アンドラーデは足を使う。
ベナビデスのローブローにアンドラーデが大げさに反応。
アンドラーデとしては運送神経と派手な回転力で見栄えでごまかすしかない。
ベナビデスは効かないが、追い詰め、捉えることができるか。
パンチの効果はベナビデスだろう。アンドラーデはボディが効いてそう。
バナビデスの右フックが入りアンドラーデダウン。
やはりパワー差が顕著っぽい。
5回、ベナビデスのパワーをアンドラーデがコントロールしきれなそう。
タイミングのカウンターをぶちかますしかない。
同じ階級だが、階級の壁があるようなパワー差。
アンドラーデ絶対絶命だが根性をみせて打ち返す。
6回、アンドラーデはやる気もドクターが要注意。この回が最後だぞと言ってるのかな。
ポイントは競ってるもダメージ差は顕著だろう。ベナビデスはもう倒しにきている。
しかしアンドラーデがコンビネーションで矜持をみせるが、やり返すベナビデスのパンチが強い。
一応ゴングを聴いたがもう棄権した方がいいかもしれない。
アンドラーデはよくやったが、パワー差がどうしようもない。
セコンド棄権でベナビデスの勝利。仲良く抱擁。
アンドラーデは初黒星だが、やりきった、燃え尽きたかもしれない。負けたけど今日のアンドラーデはなかなか素敵だった。
ベナビデスはポイント型ではないが、圧倒的だった。
カネロはやるのかな。
それでも私はデビッド・モレルを支持するが。
ジャモール・チャーロVSホセ・ベナビデスJr
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | R | |
チャーロ | 10 | 9 | 9 | 10 | 9 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 97 |
ベナビデス | 9 | 10 | 10 | 9 | 10 | 9 | 9 | 9 | 9 | 9 | 93 |
対するチャーロはキャッチウェイトも守れず興ざめ。
せめて、試合内容さえ、スカッとしたものであってくれ。
もしピークなら、チャーロのパワーにベナビデスは耐えられないはず。
しかしチャーロの顔も髪型も、なんか引き締まっていない。
ベナビデスの方がプレスをかけているが
コーナーに追い詰めたチャーロの右をもらい、効いてしまった。
決着は早いかも。
チャーロは重厚さがなくなり、ベナビデスにプレスをかけられ、連打も許しているがそんなに効きはしないだろう。ベナビデスの方が速いがチャーロの方がパンチが強い。ベナビデスが頑張っているが、一発食らいそうなムード。技術的には差は感じないな。パワー差だけ。チャーロはブランク空けで試合勘が鈍り、踏み込みが弱くなった。
技術差はないがチャーロのパンチの方が重く効果的。ベナビデスが連打で見せ場を作るもパワー差を感じる。ただしよくやっている。
ベナビデスがよく頑張っているファイトで、ジャッジによって見方はわからないが、パンチの重さと的確さではチャーロだろう。
しかし明らかに精細を欠き、昔の怖かった姿はそこにない。現状ではあまり期待できない。
最後はチャーロがベナビデスを効かせてべナビエスダウン寸前。
最後まで敵意むき出し。
ベナビデスの方が勝ったように観客にアピールし
チャーロは憔悴
98-92
99-91
100-90
チャーロ
そこまでの差はなかった。
サブリエル・マティアスVSショージャホン・エルガシェフ
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | R | |
マティアス | 9 | 9 | 10 | 10 | 10 | 48 |
エルガシェフ | 10 | 10 | 9 | 9 | 9 | 47 |
本場では無名のエルガシェフに歓声は少なし。
感慨深い。シャフラム・ギヤソフとかイスライル・マドリモフにもチャンスが来るといいなぁ。
エルガシェフの方が少し背が高い。男前だ。
エルガシェフの最初の左でマティアスはバランスを崩す。
挑戦者のエルガシェフ結構積極的。
エルガシェフの左ボディは怖い。
ガードを固めて前に出て打ち合いたいマティアスをエルガシェフがコントロールしている。
しかしプレスはマティアスがかけている。
エルガシェフのコンパクトなスキルが上回っておりマティアスは中に入れないが
マティアスはタフでパンチが強いのでまだ全然わからない。テクニックはエルガシェフの方が上だ。
どうしても足をとめた押し合いになってしまう。これが好きなのがマティアスだ。
マティアスの土俵になってきた。
マティアスの土俵になってきたなぁ。
エルガシェフも足を使ったり動いたりパンチをまとめたりするが、マティアスのコツコツ、これが効く。
マティアスのブロック、コツコツ強打に巻き込まれながらエルガシェフが瞬発力で爆発できるか、巻き込まれるか。
エルガシェフのパンチはブロックされ、マティアスのコツコツはたまに入る。
エルガシェフはなんとか中間距離で戦いたい。エルガシェフ苦しいなぁ。
エルガシェフは戦い方を変えないと厳しい。マティアスワールドで戦っている。
マティアスはガードが高く、エルガシェフは顔面をコツコツ弾かれる。
エルガシェフのボディワークは上手いが攻めているのはマティアスだからな。
エルガシェフにとってはマティアスのボディを狙うか、アウトボクシングをしないと厳しい展開だ。
6回、エルガシェフ出てこない。
エルガシェフが棄権でマティアス勝利
何かあったのかな、まだ戦えそうだが。
このままだと、マキシム・ダダシェフのようになってしまうという判断か?
マティアスの土俵だったが、まだわからない展開だったし初回はエルガシェフが圧倒的だったのになぁ。
諦めが早くて残念。
怪我かな。
マティアスの古風なスタイルは現代のボクシングには合わない気がするが、このスタイルでデビン・ヘイニーとかを潰すようなら面白いし応援したい。
エルガシェフは右足を負傷し、第6ラウンドが始まった時点で出られなくなったとコーナーに告げたらしい。
マティアスの特徴ははっきりしているので、もっと戦術というか対策すべきだった、ただちにマティアスワールドに引きずりこまれた展開を観る限り、陣営の戦略不足を感じた。
エクトール・ガルシアVSラモント・ローチ
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | R | |
ガルシア | 9 | 10 | 10 | 9 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 9 | 9 | 8 | 114 |
ローチ | 10 | 9 | 9 | 10 | 9 | 9 | 9 | 9 | 9 | 10 | 10 | 10 | 113 |
ガルシアの方が一回り大きい。
小さなローチが前に出て攻めるもガルシアはよく見ており被弾しない。ガルシアはカウンターパンチャーなのかな。ガルシアの方がパンチが強い。どちらも守りが固いがローチはハイガードな分攻撃が単調でガルシアはローガード。パンチの交錯はあるものの、両者慎重でシャクールVSサントス的で眠たい展開。ローチが打つとガルシアがカウンターを返してくるので深追い出来ない。膠着で試合が動かない。ローチの方がなんとかしなくてはならない。
8回、ガルシアが少し積極的になってきた。ただローチの単調で固い守りのファイトは変わらない。互角なんだがそれだと王者だろう。
10回、そろそろローチが仕掛けないと試合が動かない。
互角だがローチを勝ちには出来ないほど膠着した内容。
ついにローチの我慢が実り、ガルシアに右フックが入りガルシアが効いた。
ローチが畳みかけるがガルシアが耐える。ここで10-9でローチは逆転できるか?
ラストで倒しにいかねばならない。
LAST 互角で退屈な試合で唯一の見せ場を作ったローチの勝利を支持するか
ポイントだとガルシアになっちゃうか、ローチはここも明確に取りたい。
ガルシアが攻めてきたところにローチが左フックを合わせ、ガルシアダウン。
しかしこれはスリップに近いダウンだが、ダウン宣告は大きい。
効いているのはガルシアなんだろうが、ローチは11回と12回以外、どれだけポイントを獲ったのだろう。
114-113 ローチ
114-113 ガルシア
116-111 ローチ
おめでとうございます。
最後のダウンはダウンではないっぽいし、11回の一発だけなので、物議を醸す結果だろう。全体のクオリティはガルシアだったが消極的すぎが仇となった。