堅実なスタイルでスタミナもあり安定感のある王者だが突出したものは何もない。福原にもう少しパワーと技術があれば攻略できそうにみえた。
WBC最軽量クラスの王者、ワンヘンがユナニマスデシジョンで福原に勝ち49連勝とし、メイウェザーの記録に迫った。
8月に同国の山中に敗れ、WBOベルトを失った福原は頑張ったが32歳の王者を打ち破ることはできなかった。日本は24試合、タイで行われる世界タイトルマッチで一度も勝った事がない。
ピヤラット(プロモーター)
「メイウェザーの50連勝に追いつきたい。このクラス最強を証明するために危険な相手を選んだ。そのような相手に勝つことで記録に箔をつけたい。」ワンヒン・カイヤンハーダオジム(ファイブスター・グリルチキン・ジム)で知られるタイには、彼の他、ノックアウトCPフレッシュマートとシーサケット・ソールンビサイ、計3人の王者がいます。
同胞のヨドモンコンCPフレッシュマートは、来年空位の王座決定戦を、タイでアーテム・ダラキアン(ウクライナ)相手に行う予定です。
このベルトは最近日本の井岡一翔が返上したものです。
年末に6度目の防衛を予定していたが、今年はじめに結婚してから準備ができないと述べた。
まず、メイウェザーの記録が50勝になっているのが驚きだ。
49勝とエキシビジョンである。
そしてワンヘンの記録はメイどうこうより、リカルド・ロペスの記録を脅かす(51勝1分)ものなので、はやく誰かに破ってもらわねばならない。ワンヘンのパンチが脇のしまったものであるのに対し、福原のパンチは外からのボディばかりで単調だ。王座をとった試合でも同じであったが直っていない。これを直さねば変われないとおもう。狙いはいいが、ボディがあまりにバレバレなのだ。
タイでやってる限り、倒さねば戴冠はできないが、ワンヘンよりキレとスピードを持ったボクサーならばあっさり攻略できそうだ。
ワンヘンは調整試合も含め数をこなしてきたが、勤続疲労か、32歳にして全盛期を過ぎた印象。50連勝に大手をかけた王者だが、五輪代表のデビュー戦でも勝ち負けになるレベルなのが今のミニマム級だ。