待望論/中谷潤人VSジェシー・ロドリゲス

西田との対戦、井上尚弥との対戦が控えているだろう中谷潤人ですが、私はこっちが観たい。

中谷のトレーナーであるルディ・エルナンデスは井上が衰えたと言われたくないからなるべく早く戦いたいという口も乾かぬうちにこんなことを言っています。

https://ringmagazine.com/ja/news/junto-nakatani-knocks-out-jesse-rodriguez-inside-8-rounds-says-rudy-hernandez-ja

「もし君がバムだったら、中谷に挑戦状を叩きつけるかい?中谷は100パーセント、6~8ラウンド以内にバムを倒す。ノックアウトするよ。それには自信がある。これはあくまで僕の意見で、個人的なものではない。ビジネスなんだ。」

バムことジェシー・ロドリゲスは次にプメレレ・カフとの王座統一戦、その次は恐らくフェルナンド・マルチネス、ビジネスだからわからんぞ、寺地拳四朗も彼との対戦を強く望んでいます。

軽量級メキシカンでは唯一全勝でP4P10位以内にランクインする大物です。かつての大物、シーサケットやファン・フランシスコ・エストラーダを下して階級の顔、世代交代を果たしました。

帝拳ジムとプロモート契約を結んでいるからなのか、ほぼ同じ階級の帝拳の日本人とは誰とも戦わない、日本人との対戦歴もない、しかし日本にファンが多く相思相愛的な男でもあります。

ボクシングIQが高く縦横無尽に角度をつけたそのスタイルは特別な王者を感じさせます。かつては抜群に上手いがパワーレスかなという印象でしたが最近はパワーも十分で印象的なKOを連発しています。

階級が今はSフライということで本人が望む井上尚弥との対戦は実現が難しいですが、私は大いに観てみたい。今はさすがにフィジカル差はあれど身長差はないだろう。

井岡が熱闘の末に王座を奪われた今、フライ級とバンタム級には日本人世界王者が多く君臨していますがSフライ級に王者は不在。

下から上げても挑みたい寺地拳四朗でもいいですし、バンタム級の日本人世界王者の誰でも・・・(そういえばWBAはアントニオ・バルガスが正規王者になったよう。堤聖也は休養)

バムと拳を交えて欲しい。

この男が生涯最高の頂、超えるべきライバルといっても過言ではない。

井上尚弥の階級にバムはいないが、恐らく井上に次ぐ世界のビッグネームの軽量級は中谷の前にバムである。

そんな状況なのに、寺地以外バムとやりたいと強くアピールする者はいない。

中谷
「王者になって以来自分の地位を高めたいとおもっている。バムと戦ういいチャンスだ。彼と戦いたい。」

バム
「中谷は大柄なサウスポーで彼との試合はスペシャルなものになる。」

かつては中谷がフライ級王者でバムがSフライ級王者だった時もある。

ジェシー・ロドリゲスVS日本人

これは近い未来の宿題だ。
黙ってバムの活躍を見守っている場合ではない。

バムと日本人世界王者との対戦は井上尚弥の試合に勝るとも劣らない注目度とマネーの試合になりますよ、たぶん。

誰かやろう。

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