未来へ/井岡一翔VSジェイビエール・シントロンと田中恒成

マックウィリアム・アローヨ戦のような井岡、そしてその後のニエテス、パリクテ戦のようであれば撃破できると信じて見守ります。

[st-card id=98330 ]

今年最後の大晦日に東京の大田区体育館で井岡一翔はWBOスーパーフライ級の初防衛戦でプエルトリコのジェイビエール・シントロンと対戦する。シントロンは指名挑戦者だ。

井岡
「シントロンの過去の試合を研究してきました。試合毎に様々なスタイルを駆使する姿に感銘を受けました。彼の最大の強みはボクシングの豊かな歴史あるプエルトリコを代表するトップアマチュアだったことだとおもいます。弱点に関しては特になく、我々全てのボクサーと同じく、ノックアウトパンチを回避するディフェンスにも長けています。

日本人初の4階級制覇で達成感を得ました。長年の努力と犠牲が報われました。しかし4階級を制した時のアストン・パリクテ戦がベストパフォーマンスだったとは言いません。まだ自分のベストパフォーマンスは発揮されていません。次の試合でそれが発揮されることを願っています。」

この試合に備えて、日本でフィジカルトレーニングを、10月にはラスベガスのイスマエル・サラスの元でトレーニングを続けてきた。

前座では田中恒成が、中国のウラン・トゥレハジに対してWBOフライ級の防衛戦を予定している。田中が階級を上げて井岡と対戦する噂があるが、30歳の井岡はこの噂に対しては否定的だ。

井岡
「田中君の事はリスペクトしていますが、彼との試合はあまり考えていません。統一戦の方に興味があります。もし私が今以上の事を成しえることが出来、その時がきたら田中戦について考えます。今のところ、現状の立場に感謝しています。しかしすべてはシントロンに勝ちタイトルを守ることが先決です。」

昨日、なんとなく本屋さんに行きました。

田中の今回のテーマはジャブだそうです。
前回はスピードと言ってましたが減量失敗でコンディションがよくなかった。結局いつもジャブで差し負け、強引にねじ伏せて勝っているだけなのだと。

わかるようなわからないような、いずれにせよ、何か覚醒することを願っています。

[st-card id=96195 ]

井岡一翔VSジェイビエール・シントロンも大晦日の井岡の日本での試合では久々にワクワクするものになりそうです。井岡は規格外のパワーや爆発力、意外性はないが、とてもコンパクトで堅実で崩れないファイターであることはここ数戦で証明されました。ボクシングの教科書のようです。

シントロンはかつて、世界王者どころではなく複数階級制覇のレジェンドを目指すと言っていました。プエルトリコのトップアマだからどこまで強いのかはわかりません。結局は相手に合わせた適応能力がどの程度なのかだろう。映像ではそれほどの逸材にはみえなかったけど、蓋を開けてみなければわかりません。

数値以上の身長差を感じますが、男臭い坊主というプエルトリカンの個人的イメージとは違う。

マックウィリアム・アローヨ戦のような井岡、そしてその後のニエテス、パリクテ戦のようであれば撃破できると信じて見守ります。

にほんブログ村 格闘技ブログ ボクシングへ にほんブログ村 格闘技ブログへ

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で
What’s your Reaction?
最高
最高
0
いいね
いいね
0
ハハハ
ハハハ
0
うーん
うーん
0
がっかり
がっかり
0
最低
最低
0
おすすめの記事