今週末はこの試合がメインです。前座もなかなか面白そうです。
世間の望みは
カネロVSベナビデスであり、私が観たいのは
カネロVSデビッド・モレル
ですが、よりイージーっぽいベルランガになりました。ベルランガはデビューから16試合連続初回KO勝ちという快進撃でしたが、その後相手レベルが上がると判定や接戦が多くなりました。強打者だが技術的に穴があります。特にディフェンス面でカネロに大きく劣ります。前戦のハイメ・ムンギアより総合力は下でしょう。
そしてカネロはやたらと頑丈で効いた姿をほとんどみたことがありません。GGGのパンチを受けてもなんともなく、ディフェンスはかなり上手く、パンチはガードの上でも骨が折れるほど強力です。
相性的にはオーソドックスに打ち合ってくれてスキルの劣るベルランガはカネロにとってはやりやすい相手と言えそうです。
なので予想すれば久々のカネロのノックアウト勝利です。
しかしそれでは面白くないのでエドガー・ベルランガの何に期待するかといえば、27歳という若さと人生一度の最高の舞台に向けての覚悟、成長力です。過去の試合が参考にならないほどのコンディションと成長とひたむきさがあればひょっとします。
身長185
リーチ185
カネロよりずっと大きいし骨格も良い。ベルランガのパンチがまともに当たれば誰だって倒れる恐怖の強打者です。効かないはずがないです。そういう可能性に期待したいですが、やはりカネロを効かすことは出来ないだろう。
頑丈でディフェンスに長けたカネロをノックアウトしないと勝ち目はないのだ。ベルランガは開き直る、腹をくくるしかない。
前座
WBAミドル級タイトル
エリスランディ・ララ vs. ダニー・ガルシア
ケイレブ・プラント vs. トレバー・マッカンビー
スティーブン・フルトン vs. カルロス・カストロ
日本人的にはフルトンvs.カストロが興味深いです。
共に元Sバンタムなので、フェザー級でどうなのかを問う試合とはいえない感じですが、カストロが勝利しても驚かないカードといえそうです。