第26代OPBF東洋太平洋フライ級王者
第32代WBC世界フライ級王者
第11代WBC/International/S・バンタム級王者
第11代IBF世界J・フェザー級王者
第20代WBC/International/S・フェザー級王者
第27代WBC世界S・フェザー級王者
第32代WBC世界ライト級王者
IBO世界S・ライト級王者
第14代WBO世界ウェルター級王者
マニー・パキャオ(比国)
MANNY PACQUIAO
56戦51勝(39KO)3敗2分
NABO北米ウェルター級王者
第9代WBO世界ウェルター級王者
第14代WBO/Inter-Continental/ウェルター級王者
第12代IBF世界ウェルター級王者
WBA世界ウェルター級王者/Super Champion
第23代WBC/Internationall/S・ウェルター級王者
アントニオ・マルガリート(メキシコ)
ANTONIO MARGARITO
45戦38勝(27KO)6敗1NC
いよいよ近づいて参りました。メイウェザーが試合を避ける傾向のある相手とやってくれるパッキャオだからこの人がP4Pという評価でも納得です。
結果だけじゃなく内容も予想以上の圧勝、化け物的な強さな試合内容ばかりです。
持ち前のアグレッシブ、手数、決定力に加え、中量級でのパッキャオはアウトボックスなど技術も明らかに向上しています。
対するマルガリート、モズリーに負け、拳に異物混入してた事実が明らかとなって以降は完全なヒールで人気も落ちましたが無敗のコットを破った頃は実力NO1ではないかとおもわれたほど・・・
その圧力とタフネス、止まぬパンチ、体格、根性ともこりゃメイウェザー逃げるよなの筆頭格でした。
拳に異物混入といっても(明らかに選手失格ですが)この人の特徴は一発パワーではなく圧力でしたのでそこが劣化することはないでしょう。
Sウェルターのパンチャーシントロンやミドルのナイス王者のセルジオ・マルティネスにも勝ってますし、タフネス、耐久力は階級でトップクラスです。
そして体格差、ものすごいあります。当日体重差もかなりあるんじゃないだろうか。
あまりにスーパースターで文句のつけどころがないのでここでパッキャオをあまり扱ってきませんでしたが、ずっと彼の増量路線をみるにつけ
無謀ではなく彼にはむしろSライト、ウェルターくらいの方があってるんじゃないかとおもえてきました。
軽量級の頃、相手が小さく速くよく動く頃の方がむしろ苦戦が多く、大柄な選手相手になってからの方が圧勝が多い。
自身のパワーパンチもスピードも通用しているような気がしてなりません。
なので今回も調整が万全ならばスピードと強打でマルガリートの突進をかわし、ビッグパンチで仕留めることができるんではなかろうかという予想をしてしまいます。
しかしこれを逃したら二度とチャンスはないだろうマルガリートの気持ち、準備が尋常ではなさそうなので彼の乱戦がはまればパッキャオ遂に引退への可能性もあるのかなぁともおもいます。
二人のこの試合に対するモチベーションや準備に差がありそうです。
本番にめっぽう強いパッキャオですが練習ではアミール・カーンと互角かやや分が悪いみたいな情報がありますが
スパーだけだと案外カーンやリナレスの方が見栄えがよかったりしそうだな、軽いクラスの勢いある若手の方がもはや苦手とするタイプなんじゃないかなとおもいます。
打たれた時の耐久力という点で最近のパッキャオの試合はいつも怖いですが固いブロッキングとステップワークで危ない被弾はしないしパンチは強烈、
両者打ち合うのでスピードと一発の決定力でここもパッキャオが勝ちぬくかなぁと妄想します。
一体どっちの方が手数が多いやら・・・
熱い戦いであることは間違いなさそうです。