ボクシングマニアなら知ってるだろうけど、いかんせん情報を追いにくく迷走している気がしますが、もはやこっちの方が各国代表の一流選手ばかりで強くね?という想いもあるのです。
いいなとおもう点
五輪と同様の10階級で実施され、各階級に世界王者は1名のみ
APBに参加できるのはオリンピックや世界選手権での実績により選出された各階級8選手のみ
マゴメドラサル・メジドフ
「多くの優秀なアマチュア選手がプロへの転向に消極的なのは、従来のプロボクシングでは後戻りができなくなることがわかっているからだ」
クレメンテ・ルッソ
「AIBAのアマチュアでの試合のように、選手たちが各国を代表して戦うことができる」
概要
参加資格はAPBとの契約選手のみ。
契約金は約440万円で期間は4年間。
毎月約30万円が支払われ、試合ごとにファイトマネーも支給。
プロ同様の採点法を採用。
ヘッドギア非着用。
かませ相手の下らない試合を観なくていいのは画期的だとおもいます。
ルールが明確で、強者しかいないのはとてもわかりやすいんですが、世界各国を網羅するのが難しいし、何よりエンターテイメント、マネーという夢を抱くことが今は難しそうです。アメリカやイギリスが参戦しないと娯楽にはなりえない。
けれど、こういう組織があって、コツコツ活動を続けているのは無視できません。旧ロシア圏を中心に莫大な資金提供等もあるそうですし・・・
そして、AIBAの現世界王者を紹介しておきます。
中国に2人もいるのが驚きで、もはや日本を超えているとおもいますし、ゾウ・シミンの次は既にいるのです。
動画は名前を検索してお楽しみください。
AIBA現世界王者
ライトフライ級
リュウ・ビン(中国)
LYU Bin
108勝10敗
フライ級
ミーシャ・アロイヤン(ロシア)
Mikhail Aloyan
268勝12敗
バンタム級
ジャウェイ・ジャン(中国)
Zhang Jiawei
152勝12敗
ロベイシ・ラミレスともやってるんだもんな。すごいなぁ。
ライト級
ヒューシド・トジバエフ(ウズベキスタン)
Hurshid Tojibaev
150勝10敗
ライトウェルター級
アルテム・ハルティウニアン(アルメニア→ドイツ)
Artem Harutiunian
150勝25敗
ウェルター級
オヌル・シパル(トルコ)
Onur Şipal
290勝30敗
ミドル級
アルテム・チェボタレフ(ロシア)
Artem Chebotarev
350勝20敗
ライトヘビー級
マチュー・ボーダリーキ(フランス)
Mathieu Bauderlique
66勝22敗
ヘビー級
アレクセイ・エゴロフ(ロシア)
Alexey Egorov
90勝10敗
スーパーヘビー級
ミハイ・ニストル(ルーマニア)
Mihai Nistor
90勝10敗
ランカーたちも五輪代表クラスの錚々たるトップアマで、井上に勝ったザキポフなどもいるが、それを抑えて中国人が王者です。
それぞれに、こっちじゃ食えないのか、プロ化していたりもしBOXRECで確認できる人もいます。
こういう世界を知れば知るほど、誰が強いかわからんし、軽量級、アジアでさえフィリピンや中国に日本は敵わないでしょうね、ベルトはたくさんありますが。
別に日本を卑下しているわけではなく、選手、トレーナー共々、厳しい世界、一流の世界に身を投じ、体感、会得して欲しいものがたくさんあるという事です。
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