beef exemption(牛肉免除)再び/サウル・アルバレス

呆れるので簡単に触れます。
5月5日にGGGとの再戦が決まったカネロ。初戦は負けにみえましたが引き分け、若く勢いにのるカネロがこれに勝てばP4Pトップ、世界のボクシングヒーローの誕生だ。それが期待されているアイドルでもある。

しかし彼もまた、メキシカンの怪しげな例に漏れず、禁止薬物ジルバテロールでドーピング陽性反応が出たとのこと。

ルイス・ネリの前例のように、人気者のカネロは”beef exemption”(牛肉免除)メキシコ牛肉のグレンブテロール汚染によるためという理由で、ドーピングを免除されるだろう。今後の検査で陰性になれば問題はない。なんたってドル箱スターだ。

これらは一定期間、薬を抜けば陰性になるのだろうが、ジルパテロールは、世界アンチドーピング機関で禁止された物質です。その薬は牛の体を大きくすることに用いられますが、人間が服用すれば筋肉増強剤になります。

薬が抜けても増強された筋肉が落ちる訳ではありません。

おもえば、カネロも、かつてはライト級で非力なミゲル・バスケス相手にスプリットで辛くも勝利したり、ホセ・ミゲル・コットに効かされたりしていた選手ですが、今やゴロフキンに勝るとも劣らない骨太なパワーパンチャーに化けた。

(クスリ入り牛肉で)身体ができた、パワーも耐久力もついた、だからディフェンスを磨くのみ?でやたらディフェンス技術ばかりが進化した。

ルイス・ネリもそうだ。山中戦までの彼の最大の勝利は元Sフライ級暫定王者のデビッド・サンチェスに勝った事くらい。小柄なのでSフライとバンタムの両睨みの選手だった。

彼らに共通するのは急激な増量とパワー化

検査に引っかかったのは計算違いかもしれないが、パワーアップのために意図的にこれらを摂取しているとしかおもえません。薬を抜き、検査に引っかからない時期を読み違えただけで、普段からこういう肉体改造をしているのだと個人的には確信している。今後は陽性と出ない、薬抜きの時間計算だけが課題だ。

粟生をドーピング&体重超過のダブル違反で倒したレイ・ベルトランは古豪のパウルス・モーゼスを下して正規王者になってしまった。粟生にもモーゼスにも勝っていたのは、体格、パワーだけであったような気もします。かつては、同じ薬物が、三浦と戦ったフランシスコ・バルガスやエリック・モラレスからも検出された事があります。

もはや、検査を通過すればいいという問題ではなく、彼らメキシカンはトレーニングの他に、このような方法を使って筋肉増強、パワーアップ、(恐らく耐久力アップも)を図っているという事実を見過ごしてはいけない。

カネロが汚染肉を意図せず食うだろうか?
既にセレブで一流アスリートであれば、ありえぬ身体管理だ。

GGGVSカネロ2は超ビッグマネーファイトなので、こんな問題はどこ吹く風で行われるだろう。カネロは今からこれ以上、薬に頼ったパワー化は望めないが、いままでの蓄積で増えたパワーで勝負するのだろう。

急激に重くパワフルになりすぎだ。
アンフェアだ。

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コメント一覧
  1. 一般のメキシコ人にドーピング検査をしてみてほしい。汚染肉を一番食べてるのは、貧困な一般人のはず。それで陽性反応が出まくるのなら、ネリやカネロの主張を信じてやろう。

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  2. メキシコと言えば、マルケスがフェザーからライト級が精々の骨格ながら、晩年にムキムキに
    なってウェルター級でもパンチがある方になったのも疑わしく思ってしまいます。
    大好きな選手で男の中の男と思っているので鍛錬の結果と思いたいですが。

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  3. Gから逃げ回ってたと思ったら態度を急変させて挑発、そもそもカネロは挙動が不審過ぎます。

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  4. アスリートでそれが仕事である限り

    病気の治療薬であろうと
    食物であろうと疑わしいものは控えるはずで
    それができないなら失格でいいでしょ。

    何がダメなのか、勉強するのも仕事です。

    陽性出たらもうアウト
    プロとしての自覚がない。

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  5. 度々クレンでの陽性反応がありますが
    使用者なら分かると思うのですが
    ヘビー級のルイスオルティス
    タイソンヒューリー ウェルター級の
    ベルトがナンドロロンで陽性に
    なった事がありましたが
    ナンドロロンに比べてクレンまず大した
    効果もなく筋肉増強効果も体感出来るほどのものではなくどちらかといえば
    筋量低下を防ぎ減量をする目的と
    しての使用が主になる物になります
    それに加え副作用として
    持久力の低下と手の震えなどがあり
    ボクサーが使うにはかなりデメリットが
    多い物として認識しています
    正直クレンにいたっては
    本当に牛肉に微量に含まれてたって
    可能性もあるかと思っています。

    一方ナンドロロンは…
    こちらはガチです。

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  6. メキシカンボクサーはもう信用出来ないですね
    真面目に努力してる選手もいるとは思いますが、彼らのせいで余計なフィルターがかかってしまいます
    ネリもカネロも消えちゃえば良いのに

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  7. あとフットワークだけってことはないでしょうね。
    それは水泳を想像したらわかりやすいですかね。

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  8. あなさん

    答えはまだわからないんですけど、ボクシングのランニングは、足腰の基礎体操みたいな役割だと思うんですよ。

    ボクシングて、3分間のダンスとか、3分間の軽いウェイトでの高回数の運動の、インターバルに近いですよね。

    今、ボクサーはエアロバイクとかで循環器鍛えることが多いですね。

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  9. 富士山氏
    ボクサーのトレーニングに未だ有酸素ランニングがあるのが謎なんですけど、仮にインターバルトレするとすれば筋量もですがlt値も上がります 実際中距離ランナーは肉付きいいです
    そしてまさにカネロの試合スタイルはインターバルトレみたいなモノで練習も同じスタイルであろうカネロがスタミナなかなか付かないのはいまいち納得できないんですよね スタミナの使い方は微妙なのは変わらないですが
    あとやはり力むと関係ない筋肉まで使っちゃうもんですかね 個人的には積載量の関係でat値程度の運動、つまり普通のボクサーファイト中のフットワークのパフォーマンスのみが落ちるという感想なんですけれども

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  10. 体重に対する筋肉の割合が多いほど、減量は楽になりますし、リバウンドもより多くすることができます。(体重の下限はあがります。)

    重いウェイトを少数回挙げたりする方法で筋肉をつけた場合、燃料や酸素をを補給するシステム(毛細血管、循環器、ヘモグロビン等)が十分ではないため、それを強化するトレーニングが必要です。

    カネロはまだ筋肉が増えやすい年齢です。

    カネロはゴロフキン戦まで充分な準備期間をもうけました。

    ボクシング以外の動きで筋量をあげた場合、力んだとき、その関係ない筋肉まで酸素や燃料を消費してしまいます。

    参考まで

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  11. そもそも、理由はどうあれ検出されたらアウトですよね。ランキングに入っている選手は毎月検査とかできれば裏技も減るのかなぁ。喘息の薬って結構ヤバイですよ。うろ覚えですが、幼少期に使っていたステロイド系の吸入薬は一吸いするだけで心臓の拍動が速くなり、気管支が拡張されて呼吸がかなり楽になります。スタミナに影響大だと思いますが、日常的につかっていれば体への負担も大きそうです。
    同じ条件の強者同士の戦いが見たいだけなのに。やっているかは別として、ドーピングのモヤモヤが頭をよぎるだけで純粋に楽しめなくなっちゃいますよね。

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  12. なんだかまとまりのない分になってしまいました
    要はカネロは時間をかけてリバウンドを薄めつつ当日の体重が上がってくる相手に時間をかけて適応した、のではなく単に自身も筋肉量を増やした、という意味です

    もしこれを機に薬物検査が厳格になったら違反者が続出したりして…
    やはりフューリーとブラッドリーは正しかった?
    仮に今のpfpのメンツが全滅するとしたら…そのときはどうするのが正解なんだしょうか

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  13. 全世界共通の基準と規定 これは必須ですよね ネリと他の超過に甘い国との裁定の違いでも語られましたが、すべてを一元化、それが無理なら共有すべき 日本の八回戦以下も薬物検査を必須化するみたいな話も出てるようでようやくか、と ただパイの小さい国ではコストの問題も大きくなりそうですが…
    真夏氏
    確かにその通りなんですけど、喘息の薬で引っ掛かるてのはちょっと異常なものを感じます 勿論尾川ルイスに弁解の余地はないですが…
    カネロの体重の件は示唆にとみますよね
    元々カネロのスタイル自体がモロにリバウンドありきのもので(よく比較されるメイはリバウンドほぼゼロ さすがですね 増量に伴うスタイルチェンジで上の相手ができてるとも言えるし、撃ち抜いてるのに倒せないからタッチボクシングとかいあいちゃもんを付けられる 前日計量が戦犯)、ブルックが踏むべきだった行程を踏んだという印象でした
    個人的には井上もこれに続いてほしいなと考えてたんですけど、疑惑は取り敢えず置いておくとして筋肉量は増えてましたね ということは恐らく当日体重も今までより増えてるわけで恐らくgggより10ポンド近く重いのでは
    と、するとパックが当日体重でフェザー程度だった初期からリバウンドなしのライト級に増量したキャリアを思い起こします
    結局のところ動きのスピードが落ちてないというかとは骨格にたいして無理のある積載量というわけではないはずで筋持久力を付けていくのはこれからということでしょう
    個人的な妄想ですが、ジョシュアのガス欠は筋肉量ではなく心肺能力が追い付いていない、カネロは筋持久力不足、そして切り返しを多く強いられてる、つまり省エネボクシングという観点でみれば下手くそというように見えます

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  14. ちなみに匿名性の高いブログのいちコメントとして製薬会社の新薬研究員の友いわく筋肉関係のクスリでは見た目で一番分かりやすいのはヒゲだと、男性なら急激に濃くなり隠しきれず伸ばすかしょっちゅう剃る。女性も男性のようなヒゲが出るらしいです。あとは頭髪が薄くなるらしいです。偶然かもしれませんがネリもカネロも、、、、。勿論私が最初にカネロを疑った理由の一つです(笑)。まぁよ~分からんですが。

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  15. 前回の試合の時にカネロの薬物疑惑を疑って何個かのブログで書いてみましたが、、、。
    どこまでが薬物でどこまでがサプリメントなのか?もうわからなくなってきていますね。
    私はそもそも何故カネロがGGGなのか?Sウエルターでなくミドルなのか?
    175センチのカネロがミドルが本当にベストなのか?これにはとても興味があります。
    但し薬物抜き が大前提ですが。
    基本ボクシングでは減量をして本来の体重よりも下の階級にしてフィジカルを優位にもっていく
    のにカネロは減量による様々なデメリットよりも自身のパフォーマンスをアップをする事を選択
    した。これって結構画期的に思えます。
    しかし本当にパフォーマンスがアップするのか?どの競技においても選手のウエイトによる増量やパワーアップには弊害が出ます。急激であればあるほどです。故障がちになったりスタミナ・持久力がなくなったり、、、。
    ボクシングには瞬発力・パワーも大事ですが持久力も大切で速筋・遅筋 両方大事です。

    勿論その辺も理解した上でミドルで時間を掛けてGGGに挑んだわけですが、、、。
    疑惑のある選手と試合をする相手が可哀そうです。

    あな氏
    基準値と健康被害の関係は誰も分かりません。つまり人体実験をして何十年も積み重ねないと
    分からないです。事実として分かっている事は例えば東ドイツのハイジクリーガーという女子砲丸投げの選手が知らない間に国家ぐるみで投与され続け今は男性として生活しているという事や
    疑惑のままですがフローレンジョイナーが急死したこと等。基準を緩めるという発想だけは我々ファンが持つべきではないと信じています。スポーツ、アマチュアの祭典である五輪ですら商業的価値ばかりが注目されている昨今特に興行優先のボクシングでは需要と供給でファンが望んでしまうと最後の壁が崩壊しそうです。
    それは古いかもしれませんがTVゲームや映画の世界だけで良いかと思います。
    長文失礼しました。

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  16. かつてアメリカ産牛肉で狂牛病が発見され、
    日本はアメリカ産の輸入をやめて、オーストラリア産を輸入した。
    なぜならオーストラリア産牛肉は一度も狂牛病が発見されていなかったから。
    アメリカは狂牛病の検査をしていたから、発見された。
    オーストラリアは検査をしていなかったから発見されなかった。
    日本は検査せず発見されなかったオーストラリアを安全と判断した・・・

    ドーピングもそんな感じなんじゃないでしょうか。
    全世界、全団体共通の検査方法、検査基準がないと、意味ないです。

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  17. 昔はドーピングがなかった訳じゃなく
    検査がなかったか甘かったかで
    イタチゴッコなのですが、不自然なのは気になりますね。

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  18. ただこういった薬物検査の基準値が厳しすぎるという話もよく聞きますね
    薬がなぜだめかってお互いが相手に勝つために薬をより多く使う循環が出来上がればランクをあげればあげるほど体がガタガタになる駆らないわけですが(試合がつまらなくなる訳ではない、個人的には水抜よりはマシ)、治療のためにやったらしいオルティスと尾川がシロだとして治療行為がより健康を損ねてるかと言えばそんなわけはないし、逆に今回のオリンピックで引っ掛かった日本人の件のように日本人がするわけないという偏見、或いはメキシカンは真っ黒という印象を隠れ蓑にすれば幾らでもやりたいほうだいなわけです
    個人的には基準値を健康被害がでない程度に上げてもいいとは思います

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  19. 金持ちはメキシコ以外の肉を喰うべき
    完全に同意します
    というよりなぜそうしないのか、そして肉の件が事実なら洒落にならないのでは
    普通に考えてメキシカン全滅案件では んなあほな

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