日本人スーパーバンタム級の切り札といえる岩佐、ここで踏みとどまって再び王者に返り咲くか、相手は日本でおなじみ、強打のフィリピン人タパレス。両者とも元世界王者のサウスポー。大森より格上と信じて岩佐を応援だ。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | R | |
岩佐 | 9 | 9 | 10 | 10 | 9 | 10 | 10 | 10 | 9 | 10 | 96 |
タパレス | 10 | 10 | 8 | 9 | 10 | 9 | 9 | 9 | 10 | 9 | 93 |
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— Miguel (@AMereCon_) December 8, 2019
1R
共にサウスポーで距離が遠いが大振りで踏み込んでくるタパレスの
パンチの方がやや怖いか。
タパレス10-9
2R
ちょっとトイレで見逃した。
岩佐が前に出てプレスをかけはじめたが
タパレスの左右のフックが危険なタイミングで浅く当たっているようにみえる。
タパレス10-9
3R
いい打ち合い、岩佐のボディでタパレスが膝を就くが
タパレスは頭があたっただけとアピール。
でもダウン宣告。効いてはいないがタイミングはよかった。
タパレスのパンチは強いが岩佐も上手く対応している。
食ったらイチコロだが
岩佐10-8
頭が当たり岩佐のボディは腕に当たっているだけだ。
4R
タパレス力強いが、岩佐のボディもいい。
頭をつけた打ち合いになってきた。
岩佐はガードが低く、一発でもタパレスのパンチが当たれば怖い。
しかし離れても接近しても的確なのは岩佐。
岩佐のテクニックが上回ってきた。一発が怖い。
岩佐10-9
5R
岩佐がちょっと狙いにいって
タパレスの細かいパンチを食う。
そして自分はヒットを逃がす。
しかし岩佐がタパレスの動きを読んできたようにはみえ
プレッシャーはかけているが余計なパンチを食った。
タパレス10-9
6R
岩佐ペースのようでいてタパレスのパンチを食っている。
岩佐が大きいのを狙いタパレスが手数で応戦している。
タパレスの強打は怖いが、全体としては岩佐の攻勢が勝った。
岩佐10-9
7R
両者、かみあった試合だが僅差。
ほぼ互角の攻防だが、岩佐のジャブや左ストレート、ボディの方が見栄えがいい。
少しだけ岩佐のペース
タパレスは強打をきっかけにしないとなかなか打開できないかも。
岩佐10-9
8R
若干岩佐の方が丁寧で的確な印象だが
一発で流れが変わってしまいそうだ。
タパレスの右アッパーに会場が沸く。
何か畳みかけるなり、山場をみせないとアピールにならない。
岩佐がタパレスをロープにつめて圧倒しはじめる。
しかし反撃も食らう。
岩佐が攻勢、連打してる時のタパレスは苦しそうだ。
タパレスは大振りになり身体が流れてきた。
タパレスの一発に注意したい。
岩佐10-9
9R
タパレスの開き直りのようなビッグパンチを食わなければ
岩佐がペースを握っているといえる。
しかし12ラウンドこれは心臓に悪いのでどこかで決めて欲しい。
タパレスは少し負けてる自覚があるから勝負をかけてくるだろう。
やや岩佐が狙っているがタパレスは頭を動かし的を絞らせない。
狙っている岩佐とガムシャラなタパレス
ペースは岩佐でもヒットはタパレス
タパレス10-9
10R
岩佐は外人のトレーナーがサポートしているが
いいぞ、ダイスケ、じゃなくてリョースケなんて言っている。
ペースは岩佐だが、手数、積極性で負けないで欲しい。
狙いすぎて相手のガムシャラなパンチを受けている。
会場も大差で岩佐だが、ダメージ的にも内容もそこまで差がない。
岩佐はもっと畳みかけたい。
トップクラスを倒すほど一発にパワーはない。
内容は互角だが、岩佐がプレスをかけてコントロールしている。
タパレスは下がりながら必死に応戦している。
まだ余力はある。
岩佐10-9
11R
勝負のラウンド
ここで勝ちを決定的なものにしなくてはいけない。
技術で岩佐、ダメージは互角だ。
タイミング抜群の左ストレートで岩佐がダウンを奪う。
タパレス立つがレフリーストップ。
岩佐、最高のワンパンチノックアウト勝利。
おめでとう。
ファンタスティックフィニッシュと言われている。
岩佐のキャリアに永遠に残る最高のノックアウトシーン。
やはり日本人Sバンタムでは抜けている。
海外で契約掴むんじゃないかくらい、かっこいいフィニッシュだった。
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