不気味なワイルドカード/ゾラニ・テテ インタビュー

そう、ミーシャ・アロイヤンはジョーカー、ワイルドカードなのだ。こういう枠も面白い。ラストボーンスナイパー ゾラニ・テテの最新インタビューです。

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みなさまコメントありがとうございます。
井上の活躍が益々期待されるWBSSバンタム級
コメントは時間の経過で過去のものになってしまいますので
こちらで語り合っていただけると幸いです。
(使いにくいかもしれませんが)
私も参戦いたします。

ハンマーフィスト、WBOバンタム級王者、ゾラニ・テテは今週土曜日、ロシアのエカテリンブルクでアマチュアで驚異的な実績を誇るミーシャ・アロイヤンとWBSS準々決勝を争う。リング誌では2位にランクされるバンタム級のテテは階級のベストを決めるWBSSのこのトーナメントを待ちきれない。

テテ
「これはボクシングの新しい歴史です。ベスト同士が戦い、頂点のベルト、お金、名誉をもたらす。これを求めないボクサーなどいません。オールインワンパッケージです。」

30歳の南アフリカン、テテはこのトーナメントのワイルドカードともいえるアロイヤンに敬意を表する。アロイヤンはフライ級(115ポンド)で2011年、2013年に世界選手権金メダル、2012年、2016年のオリンピックではそれぞれ銅と銀メダルを獲得している。(リオの銀はドーピングではく奪された事には触れていない)

テテ
「アロイヤンには凄まじいアマチュアの実績、経験があります。スイッチヒッターで動きも速い。典型的なオリンピックのアマチュアスタイルです。しかし彼はプロの10オンスではない8オンスのグローブの威力、そして大きく、やりにくい、スリックなサウスポー(自分)に直面することになるでしょう。

よりハングリーな方がこの試合を勝ち抜くでしょう。私はこの試合にAゲームのプランで臨みますが、アロイヤンはどんなプランで処刑されるかわからないでしょう。」

この試合がアロイヤンの地元、ロシアで開催される事はテテにとって不利であるが、カモが自分の水場に旅をして戻ってくるようなものだと言います。

テテ
「私は、母国を離れ、日本、南米、英国などで戦ってきました。ロシアと南アフリカは標準時間帯が同じですから、自分の故郷、ムダントサネの夜に戦うことと同じです。」

テテのマネージャー、ムランデリ・テンギムフェネはテテが世界にその才能を披露することが嬉しくてたまらない。

テンギムフェネ
「テテの夢は議論の余地がない世界王者になることです。このトーナメントでそれが簡単に証明されるでしょう。たぶん、2019年の5月か6月に歴史は刻まれます。ゾラニ・テテはアフリカで最初のアンディスピューテッド(議論の余地がない)世界王者になります。」

簡単に?

それはありえない。もしテテがアロイヤンを下し、準決勝でバーネットVSドネアの勝者に勝ち抜いたとしても、決勝では恐らく、ファン・カルロス・パヤノを1ラウンドも要せず下した井上尚弥と対戦する事になるからだ。

記者の本音、世界の認識からして

ゾラニ・テテVS井上尚弥

というのが決勝の青写真なのでしょう。

最後の一文を読めば、ロドリゲスやモロニー、その他参加選手は発奮するはずだ。そしておそらくこれが世界の事前予想なのだ。本人たちも自覚している事だろう。メディアは井上をさらにアピールしていく。

先日の井上の試合に触れていないインタビューでしたが、WBSSを誰よりも望み、誰とでも戦い、自信満々なのはテテでした。まずは、ワイルドカード、ジョーカーともいえるアロイヤンにどんなAゲームをみせるのか注目です。

テテよ、君にはAゲーム(プラン)しかないだろ。

ワイルドカード (トランプ) - カードゲームにおいて特殊な役割をはたす札。
ワイルドカード (情報処理) - 情報処理において、検索する際にどんなパターンにもマッチする特殊文字。
ワイルドカード (スポーツ) - スポーツ競技における追加の特別参加枠(制度)、もしくはその対象。

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