階級別 バンタム 不完全ガイド

誰が一番強いのか/バンタム3王者と井上尚弥

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参加が確定の3王者をみなさんはどう分析しますか?このために選手個々の映像を見直した訳じゃないけど・・・印象です。

無敗の日本のスーパースター井上尚弥が金曜日にWBAレギュラー王者ジェイミー・マクドネル相手にバンタム級デビューします。井上は25歳の誕生日を迎えました。

井上
「マクドネルは背が高く、フットワークがいい積極的なボクサーです。この試合に備えた準備をしてきましたので、あらゆる面で彼を凌駕してみせます。」

井上のいう準備とはマクドネルの身長や距離対策です。そのために英国から無敗のフェザー級ラザ・ハムザやライト級のリー・ウッドらを招聘してトレーニングしてきました。

井上
「背が高いボクサーから受ける圧力やヨーロッパのボクサーのリズムを感じ取ることが出来、有意義なトレーニングでした。」

井上尚弥は静岡県熱海市で2度のトレーニングキャンプを行った。

スーパーフライ級での統一戦を模索してきましたが、WBA王者のカリ・ヤファイやIBF王者のジェルウィン・アンカハスに断られ、バンタム級への階級アップを決めました。

大橋会長
「ヤファイもアンカハスも尚弥と戦う自信がないのでしょう。スーパーフライ級では減量が過酷だったので、存分に力を発揮することが難しいと判断しました。バンタム級で、尚弥はより大きな力を発揮することができます。」

WBSS第二シーズンがロンドンで公式発表されました。その階級の1つがバンタム級です。WBO王者ゾラニ・テテ、IBF王者エマニュエル・ロドリゲス、WBAスーパー王者、ライアン・バーネットの参加が決まっています。大橋会長は、マクドネル戦をクリアしたら、この大会に参加することを検討しています。

大橋会長
「オファーは受けました。マクドネル戦に勝ったら参加するかどうか検討します。」

せっかく訳したら、当たり前の事しか書いてないので、ここから独断と偏見の参加者の特徴を

WBO王者ゾラニ・テテ
27勝21KO3敗

2階級王者だが、最近筋金が入ったようにおもう。やりにくさでは一番の難敵。30歳。世界最速KO記録やKO率、KOパンチが強烈だが、この選手は本気で攻めてこない。長身、ロングリーチからキレるジャブと左ストレート、アッパーなど殺傷力の高いパンチを持つが、それをエサに徹底して相手を誘い込む狡猾な(わかりやすい)スタイルだ。離れて策のない相手は踏み込んでいくしかないが、この踏み込みを狙っている。相手の踏み込みに強打を合わせるだけである。

体格もパワーもあって相当厄介だが、注意深いナルバエスを捕えることはできなかった。ネズミを捕え損ねた猫である。井上には初回にナルバエスのガードの上をふっ飛ばした右や出入りの速さ、全体的なスピードがある。テテの反応速度を超える踏み込みや速さ、意思のある固いジャブを持ってすれば最もノックアウトしやすい相手であるともいえる。ほとんどのランカーはテテの誘い込みに対応できないが、井上なら出来ると信じている。

そして、似た特徴を持つロドリゲスにも、テテの誘い込みは突破されるとおもっている。8-2くらいで井上が勝つとおもうが、どちらが勝つにしてもKO決着になりそうだ。

WBAスーパー王者
ライアン・バーネット
19勝9KO

アマチュア時代の対戦者が井上とかぶり、バーネットは勝ち、井上は負けた過去がある。年齢も同じ。バンタム級かそれ以上にフィットした筋骨隆々な身体をしているが、倒すことより負けない試合をする試合巧者だ。手ををダラリと下げてよく動くが遠距離なので当てさせず、大砲を当てては距離を潰しクリンチやホールドで相手の打ち気を殺す。ボディワークとトリッキーを多用し的を絞らせず、単発のクリーンヒット差で判定をもぎ取るような歯がゆい試合が多い。試合巧者だが、狡猾で退屈でやや眠たい。

相手の良さを殺して逃げ切るヘンなボクシング、これで頂点までいけるとはおもえない。今の井上には完敗するとおもう。ロドリゲスにも。通じてテテだろう。

IBF王者
エマニュエル・ロドリゲス
18勝12KO

年齢はバーネットと同じ25歳、井上とも同じ。(1年違うが井上はもう25歳になりました。)アマで接点はなかったとおもうがバーネットとは階級違いで世界の舞台でともに金メダルの過去がある。
この男が一番正統派で正直に強いとおもう。教科書的でいて穴がない。左を制する者が・・・の格言通り、左が多彩で左だけでほぼコントロールしてしまう。今のところ欠点が見当たらない。かなりクオリティの高いボクシングといえる。

井上との力関係もわからないが、ロドリゲスは万能が故に際立った武器も突出したパワーもないようにみえる。スケールの大きさが感じられない。タイミングやパワーや爆発力で井上が上にみえるが、背丈含め、バンタム級でトータルバランスがいいのはロドリゲスの方かもしれない。技術はどっちが上かわからない。

この3人の王者と比較しても井上が上だとおもうのは、勝負勘、決断が速く爆発力があるからだ。勝ち味が異様に速くパワフルだ。スピードもこの3強よりさらに上に感じる。

しかしそれは、序盤の井上の強さへの信頼であり、いままでも時々試合が後半にもつれた時は不用意な被弾をしたり、サウスポーをテストして煮え切らぬラウンドを重ねたりしてきた。

試合が後半までもつれると、この3強の強さと経験値は侮れない。井上には効いたこともピンチに陥ったことも観た事がないので、想定外の展開になった時の奥の深さがわからない。クリンチやダーティーな事をしない潔いファイトをするのは内山と同じだが、そこを突かれる恐れあり。

日本のボクシングマニアが垂涎の想いで期待しているWBSSバンタム級での井上の活躍、このメンバーで最後まで無事に、アクシデントなく勝ちきることができれば、具志堅の記録などどうでもよく、バンタム級に敵はいなくなる。そしてもう井上が若手と言い切れぬ時代なのだ。25歳は普通であり、もっと若いボクサーが台頭してきている。

トーナメントは怪我やアクシデントで遅延や代役がつきものだ。ムラト・ガシエフのように屈強で何事もなく無傷で決勝に駒を進める頑丈なファイターに一番向いているのかもしれない。

その他も分析したいけど
誰が出るのかわからん・・・

皆さんはどうお考えですか?
テテが一番怖いけど、一番穴がありますよ
3強4強ではなくロドリゲスと井上の2強である
という持論でした。

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原始的で単純明快なスポーツです。生涯一度の敗北、無敗で引退したボクサーもいます。負けても次頑張りますというスポーツとは違う残酷さ、無常さが好きです。

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