スリヤン・ポーチョックチャイ

日本で今世界を最も期待できる佐藤洋太の挑戦が決まりました。これで獲ったら8人目か、多いな(Aのバンタムは除外)。

王者のスリヤンというのがまた、微妙な感じです。敗戦も結構多い叩き上げタイプの選手ですがポンサクレックに肉薄するようなレベルにまで力をつけてきているようです。
トマス・ロハスと名城戦勝利はなかなか立派です。

スタイルはといえばかなりミニマムなサイズですがファイターというほど前に突っ込んでくるわけでもなく、ボクサーというほどテクニカルでもありません。相打ちや打ち終わりを狙うのが上手い技術の伴ったファイターとでもいうべきか。あまり際立った特徴はない。

戦績みてもKO負けはないのでタフそうではあります。
タイのいかにもなボクサー顔をしている。こういう顔はしぶといんだ。
この相手を倒すのは難しいとおもわれる。

国内実績十分、世界戦登場に説得力ある佐藤ですが、スピードやテンポで完全に上回りたいところです。
テクニックも高いスリヤンですがかなり小さいので結局は中に入りたい、距離つめないとパンチ当てられないところがあるんで佐藤はよく動きシャープなジャブを多用して容易に踏み込ませないことが重要だとおもいます。

仮に距離がつまってもショートアッパーとかも巧い佐藤、スウェーやスリッピングアウェイとかりクリンチ多用したりするとスリヤンは捉えてくるとおもいます。
ダーティーファイト、体力勝負、根性はスリヤンありそうです。

うまくはまれば判定でタイトルが獲れそうだとはおもいますが現時点では五分五分かなとおもいます。


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