ルイス・コンセプションVSダビッド・サンチェス

正規王座戦よりもハイレベルな暫定王座戦。
日本人王者が戦ってくれないからこういう事態が起こるのだ。
ルイス・コンセプションはこれで2階級とも暫定王座を獲得したことになる。
日本人が戦ってくれれば正規王座の2階級制覇間違いなかっただろう。

肩書がいつも暫定なのはあなたが怖くて逃げてる日本人のせいです。ごめんなさい。

[youtube]https://youtu.be/JZn_qwMaxhs[/youtube]

河野公平が指名試合や上位ランカーと戦わず、亀1と戦うことだけに利用されてきたおかげで
挑みたくとも挑めない、河野よりは強そうにみえるダビッド・サンチェスが暫定王者に君臨した。

初回から減量苦か動きの鈍いサンチェスをルイス・コンセプションが圧倒したが、いつものようにエンジン全開ではなく力を抜いて攻め急ぐことがなかった。後半はサンチェスの反撃を許すも経験、パワーで再度倒し、貫禄の圧勝といえる内容。

レベルはともかく年間最優秀もののすさまじい試合だ。
最後、両者健闘を称えあう姿が美しい。

この激闘の果てにコーナーからバック転。魅力的なキャラ、コンセプション、今回は力みがなかった。穴、隙はたくさんあるが、河野や亀よりずっと強いだろう。

この試合は正規王座戦である河野公平VS亀①よりもずっとハイレベルな両者による試合だ。
それが、ベルトを都合よく利用する日本人によって舞台を捻じ曲げられてしまった。
このような試合は過去正規戦亀2VSリボリオ・ソリス挑戦者決定戦ゾラニ・テテVSファン・カルロス・サンチェスJrの例もあり、再びの悪夢といえる。

河野公平VS亀①の勝者は正々堂々とルイス・コンセプションと戦わなくてはならない。

山中の相手モレノは「今パナマに世界王者がいないから俺がならなければ」
と言っていたが直前でルイコンが王者になった。
モレノのモチベーションがひとつ消えたな。

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