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その人は遠く/テレンス・クロフォードVSエロール・スペンスJr

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大衆層というよりはボクシングマニアであればあるほど望まれる究極の対戦、ボブ・アラムは今秋の開催を目指すというが、これはただのリップサービスのような気も。歴史を振り返るとライバル対決は実現する、それが本場のボクシング。しかしベストのタイミングというのはなかなか叶わない。

はっきり言おう、ウェルター級のトップ2と言われる2人だが、その割に実績が足りない。

トップランクのボブ・アラムは、次戦の勝利を条件にテレンス・クロフォードVSエロール・スペンスJrを実現させたいと考えている。

スペンス(24勝21KO)は3月16日にテキサス州アーリントンのAT&Tスタジアムでライト級の4階級王者マイキー・ガルシア(39勝30KO)と戦う。

アラムはスペンスがこの試合に勝つと想定している。自身の管理選手、3階級王者のテレンス・クロフォード(34勝25KO)は4月20日にニューヨークのマジソンスクエアガーデンでアミール・カーン(33勝20KO4敗)と戦う。

アラム
「PBC次第だね。我々としてはテレンス・クロフォードVSエロール・スペンスJrを秋に実現させたいとおもっている。」

これはファンが望む戦いであり、ウェルター級の頂点を決める戦いでもあります。スペンスはウェルター級のライオンとみなされており、ウェルター級に上げてきたクロフォードはジェフ・ホーンとホセ・ベナビデスを連破しています。

しかしPBCとしては、スペンスVSクロフォードは多くの選択肢のひとつに過ぎません。この試合でPPVで莫大な収益をもたらすことは時期尚早であり、キース・サーマンやマニー・パッキャオ、ショーン・ポーター、エイドリアン・ブローナー、ダニー・ガルシアなど多くの駒を抱えています。

クロフォードがPPVで出した実績といえば、ビクトル・ポストル戦で僅か5万人の視聴にとどまった。話になりません。アミール・カーン戦でさえ、カーンはかなりのアンダードッグとみなされているので、PPVで大きな結果は残せないでしょう。アメリカでカーンを知っているファンといえば、カネロに派手に倒された選手というだけです。トップランクはクロフォードに対して間違った男を選んだとしか言えません。PBCをプッシュしたいのであれば、キース・サーマンやダニー・ガルシアを迎え撃つべきでした。

アラム
「元々このカードは私自身興味があるのです。アル・ヘイモンにはタイソン・フューリーVSデオンティ・ワイルダー戦と同じ方法で提案してみようとおもう。そしてそれ以上のことは出来ない。」

テレンス・クロフォードVSエロール・スペンスJrは最終的には実現するだろう。しかしそれは今秋ではなく2.3年後の話になるだろう。2021年、2022年までにPBCはスペンスを身内内であらゆる試合を組ませ使いつくすだろう。実現はその先だ。その時スペンスが無敗であるなら、彼はカネロやジェイコブスといったミドル級に向かっているかもしれません。そっちの方がよいファイトマネーが期待できるからです。

クロフォードは間違いなく優れたファイターですが、ウェルター級でもっといいキャリアを積む必要があります。カーン戦に快勝すれば少しは議論の余地も出てくるでしょうが、カーン程度ではステップアップとは言えません。現在31歳のクロフォードにとってはそれが全ての問題です。

スペンスも試合がビッグマッチとなるにはキャリアが十分とはいえません。ケル・ブルックからタイトルを奪ったスペンスはラモン・ピーターソン、カルロス・オカンポとしか戦っていません。PBC所属のウェルター級を一掃するくらいになれば、クロフォードとのPPVはビッグになるでしょう。ジャレット・ハードやハイメ・ムンギアなど、一階級上げてもスペンスには有意義です。スペンスはスーパーウェルター級、ミドル級も視野に入れたスケールがあるので、そうなれば再びウェルター級に戻ってクロフォードと戦うのは現実的ではないかもしれません。

誰が書いたかは知らないが、たぶんあいつだなと検討はつく特徴のある記者です。かなり端折ってますが、誰々とやった。誰々とやってみろ、だからああだこうだという記述の長い人です。

まとめると

ボブ・アラムはクロフォードVSスペンスを実現させたいと考えている。
しかし今戦ってもPPVで人気爆発にはならないだろう。
スペンスには同じPBC内にウェルター級の対戦候補がたくさんいる
いつかは実現するだろうが、2,3年後だろう。
その頃スペンスはウェルター級にいないかもしれない。

P4Pランクでは1位か2位でスペンスより上に評価されるクロフォードでも、直接対決となるとスペンス派が多いのは、ウェルター級における突出度をスペンスに感じるからだ。スキル、フィジカル、パワー、ちょっと抜き出ている。

ロブ・ブラントはじめ、色々なボクサーがスペンスのパワー、強さを絶賛しているが、だからといってスペンスが大きなムンギアやハードよりパワフルかといえばわからない所もあり、実際体格、身長ではスペンスはウェルターサイズである。ましてミドル級、ロブ・ブラントよりは強そうな気はするが骨格が違う。

そして、両者、無敗同士のウェルターの頂上決戦ではあるが、昔のスター選手のような華はない。それは明らかに試合ペースが遅く、相手の質も低く、ファン待望の相手、強い相手、ビッグネームとの試合が不足しているからだ。

ウェルターでの実績は共に1度か2度防衛程度なのだ。

ビッグマッチが早急に実現しないのなら、場数を踏んで、やっぱりこの2人は抜けている、強いというのをリングで証明せねばならない。そして、米国ファンはスルーしているが、旧共産圏の猛者を一掃しないと米国ウェルター級だけが最強とは言えない。

遠い夜明け/エロール・スペンスJrVSテレンス・クロフォード

最初に断っておくとすれば、翻訳はテキトウです。長くって難しくって、結局何がいいたいのよ、というものになります。何が言いたいかと言えば、スペンスVSクロフォードは実現しない、来年も無理、あっても2020 ...

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原始的で単純明快なスポーツです。生涯一度の敗北、無敗で引退したボクサーもいます。負けても次頑張りますというスポーツとは違う残酷さ、無常さが好きです。

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