気分はすっかりシーズン②ですが、これがはじまりであり、クルーザーを激熱にさせました。
いよいよ決勝です。KO決着となるのか
このWBSSのリングアナウンサーの英語はたどたどしいのがかえって聞き取りやすく、バンタムでも継続してやって欲しいな。
予想はドルティコスをもガッツリ倒して勝ったガシエフのKO勝利。
ガシエフは強そうな黒いトランクス。もうアンパンマンパンツははかない。
五輪で金をとり、無敗で世界王者となり、この舞台の決勝に出るウシクもある意味ゴールデンボーイだ。キングダムロード、かっこいい。
言わずもがな、決勝にふさわしい素晴らしい盛り上がり、演出です。
The Fight Starts NOW!
1R
ごついがガシエフは井上より若い24歳
ウシクは31歳
ウシクの方が少し大きいがリーチ差か数値以上にみえる。
ウシクがウォーミングアップのように軽いジャブを軽快に放っていく。
ガードを固めて対処するガシエフだが、これだと見栄えで
ウシク10-9
2R
ガードから爆発のガシエフだがプレスをかけれず
リング中央の戦いになっている。
前に出るのはウシクの方か
やはりガシエフはウシクの足と手数に苦労している。
ダメージ差は全くないが
ウシク10-9
3R
足のあるウシクに対し
瞬間的でも接近しないとガシエフに活路はなさそうだ。
プレスを強めるガシエフだが、軽いパンチを浴び全体的には捌かれている。
ウシクの攻撃もガシエフにダメージを与えるものではない。
ウシク10-9
4R
ガシエフがプレスを強めるが
ウシクの手数が多い。
捌きながらコツコツ軽打を当てる。
トップアマのスキルが光る。
ガシエフはブロックやダッキングに忙しい。
攻めても的が絞れない。
ガシエフのいきなりの右があたりウシクよろめく。
やはり一発はガシエフ
ガシエフ10-9
5R
4ラウンドの右が効いてればガシエフペースだ。
少しでも効かせて後半勝負でないとガシエフは苦しい。
ウシクのボクシングはポイント狙いだ。
有効打でガシエフ
全体の手数とペース支配でウシク
ウシク10-9
6R
両者にダメージはないが
ポイントとなるとウシクが抑えているような展開。
戦前予想通り、ガシエフが捉えるか空転するかだけ。
ガシエフのボディがローブロー気味なのか
ウシクはそこだけ苦しそう。
手数とテクニックでウシクという展開が続く
ウシク10-9
7R
そろそろ勝負をかけないと
ガシエフはウシクに逃げ切られそう。
静と動の戦い。
ウシクの方がチョコチョコとパンチを集中させるのに長けている。
ガシエフは守って返すボディが強いが低い。
ガシエフの一発の方が破壊的で会場が沸くが
手数が違いすぎる。
ガシエフは右を増やしたい。
ガードされても効く。
ウシク10-9
8R
ウシクが足を使いまくる。
ガシエフは追うのが精いっぱい。
動きながら軽打を出すウシク
タメと踏み込みが必要なガシエフは強打を当てる以外打開策はない。
ウシク10-9
9R
ガシエフ陣営はどうするのだろう。
ウシクの足を止めねばペースは変えられない。
ウシクの軽打が益々冴えわたる回となる。
この軽打も積もればガシエフも疲労する。
この軽打が割と重いのかな。
ガシエフはガードの真ん中をコツコツ打たれている。
ウシク10-9
10R
ここまでは年長のウシクの技術と運動量が上回る
パーフェクトゲームだろう。
ガシエフに深刻なダメージはないだろうが
機動力に負け、逆転ノックアウトしかないだろう。
ウシク10-9
11R
セコンドはロマチェンコ父
リングサイドにはロマチェンコ
このまま判定だとウシクの優勝だ。
手数が5倍くらい違い、ガシエフの強打は不発。
柔と剛は柔が制しそうな流れです。
ガシエフの強打は脅威だが、単発で済まされる。
ウシク10-9
12R
ウシクにKOを期待する強打はないが
試合を徹底してコントロールしている。
ガシエフは最後の大逆転になにをする?
ブリエディス戦よりは楽にトーナメントを制しそうである。
最後まで手数と足が止まらなかった。
ガシエフはウシクのアマチュアテクニックに及ばず
捕まえられずに終わった。
ウシクがラストスパートで益々軽快に手を出し
自分の特徴を出し切って終了。
ガシエフは動くサンドバッグのような状態になってしまった。
ウシクの逃げ切り
完勝だろう。
ウシク10-9
重量級でKOという魅力の消えた終幕だったが
これがウシクの真骨頂だから誰もウシクの技術に足りなかったという事だ。
ブリエディス戦の方が接戦で危なかった。
あれが事実上の決勝だったのだろうか。
世紀の決戦は共に無傷の判定勝負となりました。
120-108
119-109
119-109
ウシク
ロマチェンコとは言いませんが、クルーザー級でウシクに判定で勝てるボクサーはいないでしょう。
KOだけが活路です。そのためにはもうちょっと手数負けせずアグレッシブに戦うことです。
強打者というのはどこかで止まります。
強打プラスアルファがないと必ず判定負けする日がきます。
アベル・サンチェスをして今日のガシエフはあまりに無策・・・
己の強みだけを信じたということか・・・
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初敗北もウシクをあと一歩まで追い詰めたブリエディスが前座で登場
元キックの世界王者。蹴りを入れれば世界最強の警察官だろう。
終始プレスして攻めるブリエディスだがプヨプヨのフランス人は固いディフェンスで耐久力がある。
なかなかいい選手です。
ほとんどブリエディスが一方的に攻め
デローリエという相手はロープ際で守っているだけだが
ブリエディスの強打を無効化で判定。
不思議な耐久力であった。
久々に登場のコンスタンチン・ポノマレフはロシアのわずか6勝の選手にSD負けで35戦目で初黒星。長いことチャンスに恵まれず自滅してしまいました。
TVのゲストにブヨブヨに太ったハメドがいるんだが
座るのも苦しそうに横たわっただけで
おとなしくてほとんど何もしゃべらない。
隣のよくしゃべる黒人の話に頷くだけ。
変わったなぁ。