2月14日にライアン・ガルシアVSフランシスコ・フォンセカがありますが、同カードにホルヘ・リナレスも登場予定だという。ガルシアは世界へのステップアップにリナレスの名前をさかんに出していた。これまた、井上VSドネア、デービスVSガンボア、に似て、かつての同系列の天才同士による新旧交代マッチのようで憎い組み合わせだ。
ライアン・ガルシア 19勝16KO 21歳
ゴールデンボーイプロモーションの秘蔵っ子、第二のデラホーヤ、第二のカネロ、金のアイドル。しかし階級がロマチェンコのライト級だから最初の世界戦すら慎重だ。身長178センチと体格に恵まれ、スピードとキレが抜群だが、最近はカネロのエディ・レイノソチームに加入しマッチョ化、パワー化も顕著だ。世界で一番王者を嘱望されている金のアイドルなような気がするが、そこはしっかりとロマチェンコを筆頭に、ダークヒーローのジェルボンタ・デービスやエキサイティングなテオフィモ・ロペスもいる。ボクシングの歴史を振り返ると、こういうハンサムなメキシコ系アメリカ人が主役なのだ。
ホルヘ・リナレス 46勝28KO5敗 34歳
帝拳ジムと契約し日本でも活躍するイケメンスーパースターのリナレスも34歳になった。フェザー級からライト級まで3階級を制したスピードスター。イスマエル・サラスをして教え子ではナンバーワンだと言わしめた。超速のカウンターパンチャーだが、致命的な打たれ脆さ、墓穴を掘ることがあり、実力負けはロマチェンコ戦だけではなかったか。そのロマチェンコ戦もダウンを奪いあと一歩まで互角に迫った。リナレスにとっては生き残りをかけた茨の道だ。
これは明らかに、ライアン・ガルシアのための最終テストであり、実現したらこれ自体に何らかの王座がかかるかもしれない。そういう政治的意図を踏まえた上でリナレスのキャリア、矜持、才能に期待したい。が、まずは前哨戦でその機運が増すためにも快勝が必要だ。
リナレスには脆さに対する不安が常にあり、ガルシアにもかつてはあった。フランシスコ・フォンセカはジェルボンタ・デービスにもテビン・ファーマーにも粘ったタフガイだ。これにどう対処するかで今のガルシアの実力がわかる。リナレスの相手、アレクシス・ロチャ
[st-card-ex url="https://boxrec.com/en/proboxer/746813" target="_blank" rel="nofollow" label="" name="" bgcolor="" color="" readmore="続きを見る"]この男だとしたらヤバい気がするが同名の別人か・・・
ウェルター級の若き無敗プロスペクトですぜ。
ロニー・リオスの弟
14歳のジュニアオリンピックで金メダルを獲得した最年少のファイター
アマチュアで6回のナショナルチャンピオン
ゴールデンボーイプロモーション
その他
マイケル・コンランVS大沢宏晋
未確定だがこんな情報もみかけた。
3月17日火曜日。セント・パトリックス・デー。コンランの日。大沢はWBAの1位だからWBO1位のコンランはやはりシャクール回避の徐狙いか。これまた踏み台扱いだろうが、こうした形で日本人の世界での需要が増えてきた。大沢頑張れ!