リオ五輪のメダリストが5戦目で世界戦だそうです。が、IBAというマイナーな団体です。いずれ田口はじめ日本勢の脅威となるでしょう。なって欲しい。
ニコ・エルナンデス
4勝3KO
リオ五輪銅メダル
アマチュア戦績94勝5敗
やはり実績は圧倒的で、よくは知らないが拳四朗のそれよりずっと格上で、早期挑戦の資格があるのはこういう選手ではとおもってしまう。
リオ五輪では金のハサンボイ・ドゥスマトフに敗れての銅メダル。このハサンボイもプロ契約したと言われていたが、試合はしておらずアマチュアを継続している。プロになればかなり有望だ。彼らがプロのプロモートにうまくのり、頻繁に試合を組むことが出来るようになれば、最軽量級の勢力図も変わっていくだろう。
最軽量級だけは未だにアジアの聖域であり、高校王者あたりでも最短で世界王者になれてしまう現実だが、激戦区はトップアマが席巻しているのが事実。ベルトは遠のくがそういう猛者に混じって頂を目指すのが本当の世界だ。
リカルド・ロペスもロマゴンも、アマ無敗と言われるほどの選手だったそうだが、五輪や世界大会には縁がなかった。井上ですら運とタイミングと当時の実力?で五輪に出れず・・・バンタムのランキングにトップアマのミーシャ・アロイヤンなんかが混じっているが、そういう著名選手を凌駕してこその世界王者だ。
木村がゾウを倒すのがプロボクシングの醍醐味だ。
脱線したが、エルナンデス、順調にいけば勝ち続けるでしょう。しかしアマチュア戦績94勝5敗という触れ込みのわりにはそれ以上の敗戦の記録が確認されるしWSBでは1勝4敗と散々な戦績・・・
いかにWSBのレベルが高いかを物語っている。