ジャイキリなんて言わせない/京口紘人VS久田哲也、カラム・スミスVSジョン・ライダー

本日、TV中継はないそうだが、ネット配信ならあるそうだ。京口の試合は前回もこんな感じだった。何かのアンダーくらいでないとなかなか放映は厳しそうだ。

しかし以下でライブ配信されるそうなので、興味のある方はどうぞ。
京口が「ジャイアントキリングさせない」と発言していたが、まだジャイアントという存在でもなかろう。ジャイアントな強さをみせてくれ。

123456789101112R
京口
10
9
9
10
10
10
9
10
10
10
10
9
116
久田
9
10
10
9
9
9
10
9
8
9
9
10
111

1R

互いに噛み合う距離で手を出し合うが
パンチに威力があり正確なのは京口

京口10-9

2R

距離が同じ両者
両者丁寧だが脇が閉まってコンパクトなのが久田
左ボディなど威力はあるがパンチが外回りなのが京口
その隙をついて久田がコンパクトなクロスカウンターを当て
京口の腰が落ちかける。効いた。

久田にとっては大チャンスなので一気に畳みかけた方がいい。

久田10-9

3R

久田はこのインからのカウンターを狙っていきたい。
京口はどうしてもフック、アッパー、ボディと外からパンチが出てくる。
コンパクトな久田とダイナミックな京口

京口の方が見栄えはいいが、久田がペースを握っているのではないか

久田10-9

4R

久田は京口の迫力に負けず
どんどんコンパクトにしていけばいい。
京口は焦って益々動きが大きくなるだろう。

手数、攻勢の京口にポイントはいくが
ペースは久田だとおもう。
しっかりみて狙っている。

京口10-9

5R

京口の方が手数が多く攻撃的だが
久田が慣れて有効打はほとんど当たらない。
久田は手数が少ないが、左フックが京口の顔面を捉えた。

やや

京口10-9

6R

互角かわずかに京口という展開だが
京口の手数、攻勢に若干気が緩んだ久田に
京口の右カウンターがあたり今度は久田の脚が揺れる。
ここからが勝負だろう。

京口のエンジンは上がっていくだろう。
その隙に久田がカウンターを合わせることができるか
若い京口のエンジンがあがっていく
でも雑になっていく

京口10-9

7R

京口は馬力、体力、スタミナがあるが
隙はある。重厚なアタックに怯まなければカウンターのチャンスは多い。
攻める京口だが、アッパー等有効打は久田

久田のリズムが変われば面白いけど
リズム、スピードは同じ。

有効打で

久田

8R

このペース、リズムのままだとタフで若い京口になりそうだ。
手数、攻勢でごまかしができる。

久田は山場を作りたい。
地味だけど久田の方がいい角度とタイミングでパンチを当てている。
京口はモーションが派手だが有効打はない。

久田10-9

9R

京口陣営の計画は狂ったとおもう。
陣営の指示は打ち合うな、ただアウトボクシング。

京口のアッパーが効いて久田がダウン。
仕留めにいく京口は元気だ。
打ち返す久田だが体力的には厳しい。

京口10-8

10R

ここまで大健闘の久田だが、ダウンをした事で
KO狙いの玉砕が必要になった。今までのファイトでは勝てない。

やはりスタミナ、体力があるのは京口で
ガンガン来る京口にカウンターを合わせるしかない。

仕留めたい京口と踏ん張って逆転パンチを打ちたい久田。

元気な

京口10-9

11R

久田が勝つにはKOしかなくなった。
京口陣営は無理をするな判定でいいと言ってるだろう。
しかし京口がどう考えるかだ。
必要以上に打ち合ってくれるところがある。

京口に逃げる気などさらさらなくガンガン打ち合ってくれるが
久田は疲れてどうしても劣勢。

京口の方が元気だった。

京口10-9

LAST

ダウンでも足りない。久田はKOが必要だ。
京口は打ち合ってくれるだろう。
とおもったら足を使って逃げている。

無理しないで逃げ切ろう、出てくる久田にカウンター
合わせようというファイトに変わった。

最後は逆転を狙って前に出た久田
最後の20秒だけ京口が打ち合った。

久田10-9

115-112
116-111
117-110

京口

9Rの久田のダウンまでほぼ互角だった。

京口は若く勢いもスタミナもあるのだから
久田は2回に京口を効かせた時に一気に仕留めたかった。
もう2度とああいうチャンスは来ない(確率が高い)

京口はまたしても苦戦
おもったようにいかなかったが
いい学習曲線になる試合だった。

フェリックス・アルバラードや
カルロス・カニザレスに勝てるだろうか。
ギリギリ厳しいようにみえる。

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カネロから今回は敬遠されたカラム・スミス、ハッサン・エンダム戦の出来が良すぎたからな。そんなスミスもブランクを作っている場合じゃないので組まれたのが、11月23日のジョン・ライダー戦。これは指名試合だろう。

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28勝16KO4敗のたたき上げで、かつてロッキー・フィールディングに負けているのが痛いが、試合をみるとなかなかエネルギッシュで力強い。グイグイプレスして殴り勝つ小さなファイター型のサウスポーだ。上体の動かし方やコンビネーションも上下多彩で機能的。背の高いカラム・スミスの懐に入ることができれば鬼門といえるスタイルを持っている。名前もジェシー・ハートに次いで芸能人ぽい。(それは関係ないが)絶対バイクに乗って欲しい。映像みていい選手だなとおもったので要チェックだ。

https://www.youtube.com/watch?v=ZkopgBKKB5Q

最近強者相手にいい倒しっぷりで勝ち抜いてきている31歳は戦績以上に注目だ。ジャイアントキリングといえばジョン・ライダーがカラム・スミスを倒す、そんな試合のことを言う。

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