得意のニュアンス訳です。ビッグマッチを待たず、どんどん試合をこなしていく姿勢は好きですが、ベルトランもパッキャオもいらんとおもう。
リナレスVSロマチェンコ、当日体重差6キロあった試合、実は2ラウンドでロマチェンコは肩に痛みを感じていた。この崇高な戦いは、ロマチェンコも人間である事が確認された試合でもあり、決着まで3者3様の採点でチャンピオンシップラウンドに行くという劇的なものでした。
この試合で、かつてのようにロマチェンコの相手が見つからないという事態は緩和するかもしれない。
ロマチェンコだって倒れるんだ。
ロマチェンコに肉薄できるボクサーがいたんだ。と。
ライト級はロマチェンコにとっては以前よりリスクが高い階級といえそうです。
ロマチェンコ
「私も人間ですからね、これで相手探しがずっと簡単になるだろう。私はプロモーターの仕事を簡単にしました。」記者席に座っていたケリー・パブリクは
「ノックダウンはボクシングの一部に過ぎない。あのダウンで注目すべきは、階級の壁ではなくリナレスの才能だよ。」
パブリクはロマチェンコを打ち負かす可能性がある一人としてマイキー・ガルシアの名前を出しました。
「マイキーはリングIQも技術も高い。ラウンドが進むにつれてクレバーになっていく。VSロマチェンコ戦はとても興味深い試合です。もっとも期待される試合だろう。」
もう一人、興味深い人がこの試合を観戦していました。前日にメイソン・メイナードを下した新鋭のテビン・ヘイニーです。
ヘイニー
「マイキーVSロマチェンコはいい試合です。マイキーにはパワーがあり、ロマチェンコにはテクニックがある。マイキーはタイミングも素晴らしい。ロマチェンコに勝つ可能性があります。」誰が最もロマチェンコにとって困難な相手かと尋ねると、ヘイニーは「俺です」と答えました。
https://www.youtube.com/watch?v=HyfZoaAgVR4
リナレスVSロマチェンコは、マジソンスクエアガーデンで行われましたが、かつてのパッキャオやメイウェザー、ミゲル・コットらの時ほどには観客は集まりませんでしたが、それでもそれらに匹敵するほどの人気と熱狂に包まれました。
パッキャオと同じく、英語を母国語に持たないボクサーが(ロマチェンコはウクライナ語とロシア語を話す)言語格差を埋めるほどのスターになっていく。
今やトップランクはスポーツ最大のネットワークESPNと契約した事で、ロマチェンコの試合は全世界に配信される。プロモーターのボブ・アラムは、VSマイキー戦が望まれる地上最大の試合である事は認めつつ、トランプと北朝鮮、パッキャオとメイウェザー戦のような交渉地獄に臨むつもりはないという。
かつて、マイキーが契約破棄を巡りトップランクを訴えた事実は無視できません。
とほうもない大金を要求されれば腹も立ちます。マイキーが無理ならば、ゲルボンタ・デービスがいます。才能がありながら一貫性のないWBASフェザー級王者、彼のツイッターでのつぶやきは自身のローブローと同じくらい悪質です。
しかしデービスはどうも、ロマチェンコ戦を望んでいないようにみえる。
記者
「数か月前のデービスのインタビューを見て、ロマチェンコとは戦いたくないようにみえました。彼は明らかに路線を変えました。彼が望んだのではなく周囲が彼を説得したのです。その試合に不安を示し、戦わない理由を探しているようでした。個人的にもまだ少し早い気がします。」いずれにしてもロマチェンコの次戦は8月25日、カリフォルニア、イングルウッドフォーラムで予定されています。かつてビッグネームになると試合が減る傾向がありましたが、トップランク、ESPNのコンビは非常にアクティブです。
ガルシアでもデービスでもなく、パッキャオの名前も浮かんでいますが、彼もマティセとの試合を予定しています。であれば、同じトップランクのレイムンド・ベルトランと戦うのがもっとも簡単です。
ロマチェンコというブギーマンにはこの先、多くの名誉やお金が舞い込んでくるだろう。30歳の彼には、他の多くのボクサーが彼と戦うことを躊躇して悪夢を見るのに付き合う暇はないのです。
ベルトランもパッキャオもいらんとおもう。と書いて、じゃぁ誰がいるのかといえば誰もいません。
上記に出てきた、テビン・ヘイニーやゲルボンタ・デービス、ライアン・ガルシア等は、NEXTロマチェンコの座を狙っているのでしょう。実力者かもしれないが、知名度も金銭も釣り合いません。
体重、体格、肩の怪我という不安要素を抱えたロマチェンコ、ベルトランなど問題にしないと確信しているが、ベルトランがフェアな男でないことも確信済み。ボブ・アラムのおかげで王者になって、グリーンカードも発行されたベルトラン、ボブ・アラムの前では優等生になるのかもしれないけれど・・・