かなりテキトウですが、海の向こうではどんな反応?
いつも見ているサイトからの一部抜粋です。
ましな記事
村田VSエンダムの再戦は7ラウンド終了でエンダムが棄権を余儀なくされました。回が進むごとに村田は大きくみえ、エンダムが耐えきれぬほどであった。
エンダムの動きも効果的なプレスで追い詰め、より重く、鮮明なパンチを打ったので村田には問題がなかった。試合後、村田はミドル級での自分の立場を語ったが、より大きな挑戦を明言した。これは彼を米国に連れて行きたいボブ・アラムの発言に続くものです。日本以外、米国等でのボクシングファンの村田の認知度、過小評価を見返したいと加えました。
一方のエンダムの未来は不透明です。実質、村田に2連敗といってもいい内容でした。試合後に村田の祝福に訪れた元王者は3戦目をリクエストしたが状況を考えるとその可能性は低いです。
今日、日本では総選挙が行われていたので、村田には
「マニー・パッキャオのような政治の道に転向するか」という質問がありましたが
「パッキャオを真似するとしたら1度の試合で1億ドルを稼ぐこと」
と笑って答えました。
村田がこの勢いを維持する事ができれば、それは遠い夢ではないかもしれません。
辛辣なほう
個人的採点でも70-63村田のユナニマスです。
エンダムは3ラウンドから疲れて弱り、過去の彼ではないようにみえました。カネロと戦ったチャベスjrより弱くみえました。初戦のように動くこともできませんでした。村田は常に前に歩いて、エンダムをくぎ付けにし、笑いながら、左ボディ、右ストレートをヒットさせました。距離をとれないエンダムは最初からダメでした。
強いていえば2,3ラウンドは多く手を出したエンダムに採点しようにも、エンダムのパンチは村田に比べ弱すぎたので、エンダムにポイントを振ることはできませんでした。動きとパンチのバラエティで優れた能力をみせるエンダムですが、パワー不足でした。調整の失敗でしょう。
4ラウンドには手数も落ち、バランスを崩し2度もスリップをした。クリンチのたびに時計をみていたので、ファイトよりラウンドが終わる時間が気になっていたようだ。5ラウンドではもう一方的で棄権は時間の問題にみえた。
私には村田はスローで、ウラジミール・クリチコの縮小版のようにみえます。クリチコは遅く、ファンを興奮させるスピードアップ、チャージができません。村田も同様で、一方的にもかかわらず7ラウンドまで長引きました。
村田がスピードアップしギアを切り替えて手数を増やせば、エンダムを2ラウンドには仕留めることができたであろうが、村田はそういうタイプではありません。
彼は痛ましいほどスローで堅実に戦うボクサーです。
プロモーターのボブアラムが、強敵を用意したら、いきなり困難に直面するだろう。
ロンドン五輪金メダリストの村田は5月の戦いでもエンダムに勝っていた。今村田はWBAミドル級世界王者です。しかし本当の王者はGGGです。何らかの理由でWBAはミドル級に2人の王者を擁立しています。WBAは王者を一人に減らすと明言しているにも関わらず、残念な事である。
ボブアラムはGGGVSカネロの勝者が村田と戦いたいと考えているようだが、残念ながらそれは私たちが観たい試合ではない。
ミドル級には村田より格段に優れたボクサーがいます。
ジャモール・チャーロ、ダニエル・ジェイコブス、セルゲイ・デレビヤンチェンコ・・・
GGGVSカネロの勝者は彼らより、村田が安パイであるとみているでしょう。彼らはGGGVSカネロの勝者にとっても険しい相手であり、村田はこれらボクサーに破壊されるでしょう。
しかし村田がミドルで最弱な王者ではありません。
最弱はビリー・ジョー・ソーンダースです。トップはゴロフキンです。
村田を知っているのはごくわずかなボクシングファンなので米国では成功しないでしょう。村田陣営のマッチメイクが弱腰だからです。エンダムは決してミドル級のトップレベルではありません。
エンダムは引退を検討すべきだろう。再び王座に返り咲くとはおもえない。村田との2戦とも勝利に値するものではなく、今のチャンピオンの誰にも敵わない。王者の防衛戦の相手に選ばれる事はあるかもしれないが、そもそもWBA一位に相応しいボクサーではなく、なぜその位置にいたのか奇妙ですらありました。
どこの誰だか知りませんが、これに似た意見が世界の多勢の世論であろう。
個人的には、最近腹をくくったのか、短いスパンでデビット・レミューと試合が決まったビリー・ジョー・ソーンダース。徹底的な待ちの消極ボクサーなんでつまんないけど、攻略は意外と難しそうだ。怪我が多い延期王者だが、試合ではダメージがない。
そしてこの記者はやたらと、デレビヤンチェンコを推しているな。確かにパーフェクトに勝ち続けているが、ちとスケールが小さいので、超強豪にはおもえません。
やっぱりミドル、村田の記事はたくさんあっても、比嘉や拳四朗は結果だけ。
とにかく、今は勝利の余韻だけでいい。めでたし。
しかしエンダムは試合前の威勢はどこへやら
日本に来たくないやら調整不良で問題多しだったようです。
敗者とおもえぬほどの笑顔で村田の祝福に訪れている姿みても今回は最初から諦めムード?
少なくとも負けても笑顔なくらい報酬、待遇はよかったという事かな。