最近海外記事を中心にボクシングを楽しむようにしています。日本のマスコミからの情報だと偏ってしまうからです。それにしても軽量級の話題は皆無、Sフライとロマリゴだけですね。
村田に対する海外記事、ピックアップです。
アッサン・エンダムを下しWBAレギュラー王座を獲得した村田はゴロフキンとの試合を求めているがゴロフキンの対戦リストでは村田の優先順位は低い。ゴロフキンはカネロとの再戦に興味を持っている。
これは全然決定ではないようです。会場、ジャッジを公平にしないとカネロ有利になってしまうためです。交渉によってはカネロは逃げるでしょう。
ゴロフキンにとって村田は迂回路にすぎない。米国でビッグマッチにはならず、ボクシング界はその戦いを望んでいない。
だから、東京ドームとか言ってるんでしょう。
村田
「ボクシング好きであれば自分より強い王者がいる事を知っています。ゴロフキンを打ち負かすために最善を尽くしていきます。」
ゴロフキンVS村田は最高峰の戦いというよりはビジネス的に旨味がある試合といった方がいいでしょう。村田はミドル級の2番手、3番手にも評価されていません。この試合を価値あるものにするためには村田はアメリカで名前を売る必要があります。少なくとも以下の選手たちと戦って実力を証明しなければなりません。
ダニエル・ジェイコブス
セルゲイ・デレビヤンチェンコ
ジャモール・チャーロ
デビット・レミュー
ジャーメル・チャーロ私(記者)は村田が誰と戦うか注目しています。
HBOのゴロフキンとトップランクの村田では放映権の問題もあります。
村田がゴロフキンと戦うためには上記にあげた選手との試合が不可欠だが、トップランクがそのような動きをするとはおもえません。2013年にプロになった村田のキャリアをみれば、弱腰マッチメイクが目につきます。エンダムでさえ、脅威とはいえません。
エンダムを除けば、村田の対戦相手は全くの無名ばかりです。無敗を守るため、非常に慎重に守られています。
彼らは未だ村田にライオンを送り込んでいません。
31歳で若いとはいえない村田が本当のキャリアを築きたいとおもうのなら、遅かれ早かれ、上記のようなボクサーと戦いはじめる必要があります。今の村田は、本物と戦ったことのないペーパーチャンピオンです。エンダムはWBA第2ベルト王者でしたが、メインのボクサーとは言えません。
上記にあげたような本物と戦い、米国ボクシングファンにゴロフキン戦を期待させるようにしなければなりません。
私は個人的に、ロンドンオリンピックでも村田は2度負けたとおもった。エンダムはクイリンとレミューに破壊されたボクサーです。村田がジェイコブスやチャーロに勝つ事を証明するまで、私は村田を評価しません。
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手厳しいけどごもっともです。
村田おめでとう、感動した、次は安パイで・・・
なんて声もきかれますが、多くのトップランカーが欲しい立場を有している以上、挑戦は受けて立たねばならない。いつまでも相手を選んではいられない。マニアの関心は村田が、チャーロに凝縮されるような、速くてキレキレでパンチも強い、ああいう天才黒人系に通用するのかな?というところだとおもいます。南米ボクサーや白人ボクサーじゃないし非力選手でもありません。
果たして、そういう相手の挑戦を受けるのでしょうか?
今おもうと、世界的スターのマイク・タイソンを何のゆかりもない日本に何度も連れてきて試合させたのはクレージーでした。幼いながらに、タイソンは接待づけで骨抜きになったと感じておりました。
ボブ・アラムのじいちゃんが村田にぞっこんなのが、きな臭いです。
ちょっと前までゾウ・シミン、中国市場にべったりだったじゃないですか。
じいちゃん、その年でもうお金はいいでしょ。
ゴロフキンVS村田は最高峰の戦いというよりはビジネス的に旨味がある試合
賢い村田、優等生すぎる言動はもういいので己の拳のみで大暴れしてください。
関係ないけど最後にいい言葉だなぁとおもったので紹介します。
GGG,ガシエフの参謀、アベル・サンチェス
「ムラトもドルティコスもこのトーナメントで最高のパンチャーです。ヴウォダルチク戦とは別の戦術を用意します。ドルティコスもそれを楽しみにしているだろう。ベストはベストと戦わなければならない。その機会をこのトーナメントは与えてくれた。」
ベストはベストと戦わなければならない。