三浦の殺人モードに敗れたローマンが再起しました。相手はライト級の曲者サギラン。昔はこのサギランとローマンの区別がつかなかったことがありました。キャリアがあり、負けも多いがしぶとい雑草メキシカン、サリドを筆頭にこういう層がメキシコには多い。
プロレスのマスクをかぶって入場するローカルヒーロー(ヒール?)サギラン。色物っぽいんですが、日本の岡田誠一やメキシコで活動するサカイ・ショーキに勝っていたり、そこそこのランカーにとっては壁になっていました。でも最近は負けが込んでいたのですね。
しぶとい同志の対戦でしたが、小柄でバンタム上がりのローマンがボディを中心に終始攻め、三浦戦と同じ最終12ラウンドにボディでとどめを刺しました。
三浦はローマンをなんとか攻略したが、小さいのにえらくタフでパンチも強いです。こういう古風なたたき上げボクサーがベルトを巻くのは今しんどいとおもいますが、サリドに負けないタフネスです。
なぜ、こんな地味な試合をとりあげたかといえば
三浦にとって多少でも追い風だからです。
ローマンが連敗するようだと、あれ、たいした事なかったのかな?になりますが、こうして実力者を倒して再起した姿を見るとやっぱり三浦は強いのだという確信が強まります。
日本人に負けた相手は心情的にも応援したくなります。
ベルチェルトとはタイプが違いますが、三浦には再びの殺人モードでブッ倒して欲しいものです。
ボコボコに打ち倒すしか勝ち目がないとおもっていますので。
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