海外選手の事を書くとサイトアクセスがみるみる落ちていく・・・しかし世界を発信し続けます。井上尚弥がP4Pの5位に選出されたそうですが、選出されていないボクサーの中にもこれはというのはいます。
ワシル・ロマチェンコ
ゲネディ・ゴロフキン
テレンス・クロフォード
マイキー・ガルシア
に次ぐ順位です。
キャリアや対戦者の質を考慮すると評価されすぎな気もしますが、あまりに圧倒的な勝ちっぷりが無視できないという事でしょう。勝ち方が尋常ではないと・・・ロマゴンの頃から軽量級も正しく評価の秤にのって注目されていることがわかります。
そして、未だ10位にも入っていないが、井上尚弥の勝ちっぷりと並んで勢いを感じるのが
ジャーメル・チャーロ
ジャモール・チャーロ
の双子の兄弟です。未確認ですがジャマールなる兄弟もいるそうな・・・親はほとんどギャグか。
勝ちっぷりがすさまじいです。切れ味が半端なく、序盤でKOを予感させる試合が多く、エキサイティングな筆頭株です。GGGを倒す本命とおもわれているのがジャモールだとおもいます。
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そんな、ポテンシャルを感じる兄弟に世界のプロモーターは当然ながら熱視線を送り続けているようだ。今は最近静かなアルヘイモンのプレミア所属ですが、最近元気なエディ・ハーンやボブ・アラムが争奪戦を繰り広げているようです。ハーンなどはチャーロのライバルといえるジェイコブスの肩を持っているはずですが、両者を取り込みたいのでしょう。
今回は、今度オースティン・トラウトと戦うジャーメルの方の話題です。
スーパーウェルター級ではやはり日本人には一番評価されています。
しかし、勝ち方が鮮烈すぎる故か、相手がすぐには決まらず、トラウトというのはジャモールが戦い、ライバル王者のジャレット・ハードもクリアしたベテランなので、勝ち方が問われる厄介な相手です。
最近はララに競り勝ったハードに話題を先行されている気がします。ハードはケル・ブルック戦なども取り上げられています。それでも、マニアの大本命はジャーメルなのだ。
ジャーメル・チャーロはオースティン・トラウト戦に集中していると言いますが、複数のプロモーターからのオファーを認めています。具体名は避けましたが、試合後に検討するそうです。
ジャーメル・チャーロVSオースティン・トラウトは6月9日に行われます。
ジャーメル・チャーロ
「ご存じのように2名のプロモーターからオファーを受けています。俺はフリーエージェントじゃない。そのオファーの額はとてつもなく大きい。もう一人のビッグネームより巨額だ。そんな風に俺を評価してくれてうれしい。けれど今はそれどころじゃなく、目の前のトラウト戦に集中しています。」チャーロが言ったもうひとりのビッグネームとはエイドリアン・ブローナーの事です。ブローナーはエディ・ハーンからの3試合で675万ドルの申し出を「奴隷契約だ」と蹴ったといいます。チャーロ兄弟は長くアル・ヘイモンの元戦ってきました。マネージャーはルー・ディベラです。
チャーロ
「お金が問題なのではない。俺のキャリア、未来を真剣に考えてくれる人と共にやっていきたい。プロとしてPRが必要だからプロモーターもマネージャーも必要だ。その強化を検討している。」ジャーメル・チャーロVSオースティン・トラウトのメインカードはレオ・サンタクルスVSアブナー・マレスの再戦です。
ブローナー・・・
ちなみに
ジャーメル・チャーロはジャモールのように階級を上げるつもりはないそうだ。兄弟がライバルとなり戦う事は嫌だそうだ。1階級違うことが快適であり、スーパーウェルターのキングであり続けたいそうだ。昨今は複数階級制覇が流行りですが、その階級のキングといえるくらいの顔になるのも素敵です。ジャレット・ハードはサイズの関係でミドルに上げる事を示唆していますが、チャーロとの試合は必ずやるとの事です。
米国はスターの宝庫なので自国選手に対する評価が割と厳しい印象です。チャーロ兄弟もジェルボンタ・デービスもP4P10位はおろか、米国ランキングでも10位に入っているかどうか・・・
トリニダードに負けないくらい気持ちのいい試合をする兄弟で大好きなんだけどな
https://www.youtube.com/watch?v=Rcz58Hp5Tvg