若いファイターが台頭してくるのは好ましい。中量級は得てしてエリート(と呼ばれる)男たちで固定化されてしまいがちだから。
今年最初のアップセット、ドミニカ共和国の無名のジェイソン(バナナ)ロザリオが、ジュリアン(Jロック)ウィリアムズをノックアウトしてWBA、IBF、IBOの統一王者に輝いた。
現在、エリクソン・ルビンのトレーナーをしているケビン・カンニガムは勝者、ロザリオにとびついた。ルビンはジャーメル・チャーロにキャリア唯一の敗北を喫して以来4連勝中だ。ルビンの直近の試合は、ロザリオに唯一土をつけたナサニエル・ガリモアに対する大差判定勝利だった。
しかしウィリアムズには再戦契約があり、それを行使したいと考えている。次にダイレクトリマッチとならないのであれば、カンニガムはルビンをロザリオに挑ませたいと考えている。
カンニガム
「まず、チームロザリオを祝福します。レフリーの仕事も見事でした。Jロックはひどく傷ついていたからあれ以上無防備なファイターに爆弾を落とす必要はなかった。Jロックは言い訳せず潔かった。ハンマー(ルビン)はロザリオと戦いたがっている。ハンマーはロザリオをノックアウトした男に勝っているんだ。」
私も同じことを考えました。
ジェイソン・ロザリオのパフォーマンスは圧巻だったが、若く急成長を遂げたのか、ウィリアムズがさほど強くなかっただけなのかはわからない。ウィリアムズとエリクソン・ルビンの力関係もわからない。
誰に勝った、負けた・・・ボクシングに3段論法は通じない。
ただただ
ジェイソン・ロザリオやエリクソン・ルビンなど
若いファイターが台頭してくるのは好ましい。中量級は得てしてエリート(と呼ばれる)男たちで固定化されてしまいがちだから。
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