やはり昨日はチャーロが鮮烈でした。グウの音も出ないほど・・・
日本人との比較や対戦話を持ち出すと怒る方がいるのでやめときますが、かつてのジュリアン・ジャクソンやジェラルド・マクラレンの頃のような怖さを秘めた黒人ミドルです。
センテノを応援していた自分にとり、決着がついた攻防はセンテノの左カウンターの当たるチャンスでもあるとおもいましたが、迷いなく襲い掛かるチャーロと、逃げながら対処に追われるセンテノでは迫力が違いすぎました。
先日日本で生観戦した小浦VS田中は、決着までは田中がポイント有利だったのですが、一発効かせてからの小浦の詰めの迫力、スピードに田中は全く対処しきれなくなってしまいました。こんな爆発力や体力が残っているならもうちょっと簡単に勝てたのではないかとおもうほど。
効かせた、あるいは相手が怯んだあとのチャーロの詰め、勢いはもう現ミドル級トップ、GGGより上に見えてしまいます。中間距離での探り合い、牽制の中で削り、消耗させるか、踏み込みを止めるしかないでしょう。GGGならば、重いジャブとプレスでこうはならないのかもしれませんが。
ゾラニ・テテも、長くてシャープなジャブやストレートで相手を寄せ付けず、雑に入ってくるところを狙う、おびき寄せボクシングが彼の本領であることが明確でした。あらゆるボクサーにとって厄介なスタイルですが、一定以上のスピードや圧力や踏み込みがあれば、あっさり潜られて撃沈してしまいそうでもあります。チャーロの爆発力や回転力はなさそうです。
チャーロのスピードとキレとパワーに対処しうる、ミドル級、やはりGGGやデレビヤンチェンコのような欧州ロシア系でしょうか?
同日興行のブローナーのウェルターや弟のSウェルターに比べても、全く違う迫力とパワーを感じてしまいました。
チャーロ兄弟、躍進してますね、何の注文もない完璧な内容でした。
メイウェザーよりも楽しい、とびきりの兄弟の台頭だとおもいますが、人気もお金もまだまだなのかな?
兄弟共に怪我かなにかで早々にアマを断念しプロに転向してるのでよくわかりませんが
ジャモールには
Gerardo Ibarra
に負けた過去が
ジャーメルには
Mondre Pope
Anthony Campbell
に負けた過去があると書かれています。
プロになっていない、あるいはプロで目立った戦績のない選手でした。
そして彼らは
Jermall
Jermell
ですが、もうひとり
Jermoll
というボクサーが確認できました。
階級が違うので、もう一人の兄弟かな?aeoだけの違い・・・
深くは調べてませんが。
読み方はどう違うのかな?
ジャマール
ジャメール
ジャモール
なのかな?