昨日は中国で木村の再起戦がありました。ピグミー・ゴーキャットジムは戦績はすごいですが、タイの水増し選手で強い印象はありません。おまけに計量で1.2キロもオーバーしやる気に問題も残る。こんな相手では話にならないし海外と日本人選手の差を感じる再起戦だった。
試合映像は探せませんでしたが、フェイスブックのどこかに確認できるものがありました。木村の圧勝、計量失格したピグミーのボディをあからさまに狙っていましたが、余裕の勝利でした。
この相手とKOラウンドのみでは査定できませんが、少しだけ木村の大振りが直ってコンパクトにバランスよくなっている気がしました。それでもやはり振りは大きい方ですが迫力があり、風格が出てきたなぁ、格下とは訳が違うなぁという貫禄がありました。
少し前までは無名で格下とはいえないレベルだったとおもいます。木村が身に着けた自信と貫禄はホンモノだ。中国需要が高く、お金もプロモートも中国で手に入れたっぽいので独自路線で頑張って欲しいものです。
結果的には田口より田中に肉薄したといいえる木村、パワーと気持ちがあるので伸びしろも可能性も感じますがもう30歳、次の世界がラストチャンスになるかもしれません。これだけフィジカル強そうなのにライトフライやミニマムでもいけるという身体がよくわかりませんがフライ以上の方が価値がありそうです。
昨日はその他にも多くの日本人ボクサーが出場したようですが敗戦が目立ちました。
KOしないとなかなか勝てなさそうな舞台で、木村ともう一人
今野裕介11回TKO バイシャンボ・ナスイウラ
というのがありました。
バイシャンボはウイグル、ウルムチあたりの選手でリッキー内藤とも接戦を演じた強者でしたがよくやったなぁ。ウラン・トロハツ 3-0 山内涼太というのもあり山内というのは4戦4KOのプロスペクトでしたが残念でした。
昨日観たフェイスブック、どうしても探せないので、これでも観て気を紛らわそう。
https://www.youtube.com/watch?v=YmyuvZCPgCk