五輪も終わり、夏休みももうちょっと、やっと個人的には過ごしやすいいつもの時の流れに戻ります。
すごい台風が接近中とかで世界中で猛威を振るう天災が少しやばい感じですが・・・
直近の世界タイトルがたくさんあるのでまとめて展望予想を。亀海だけ世界戦じゃないけど。
何試合かははしょっています。
WBAライトフライ級タイトルマッチ
田口良一(ワタナベ)VS.宮崎亮(井岡)
世界戦とおもってないが、宮崎が頑丈に見える見た目だが井上と判定まで戦った田口の方がタフかもしれない。
あの時の覚悟があれば田口が勝つんでは?
WBAスーパーフライ級統一戦
河野公平(ワタナベ)VS.ルイス・コンセプション(パナマ)
佐藤に負け、戸部にも負け、終わった感のある河野の逆襲。おもえば息が長くチャンスにも恵まれたラッキーボーイだ。
この試合が河野の集大成といえる。世界王者に恥じぬ実力を披露して欲しい。
けれど予想となると爆裂さと大人しさがミックスした今のルイコンを推す。
IBFスーパーフライ級タイトルマッチ
マクジョー・アローヨ(プエルトリコ)VS.ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)
超無名で超安いファイトマネーの世界戦なんだろう。お金に渋ってアローヨはなかなか試合が実現しなかった。
勝ち続けることで名声をあげていくしかないのだ。
まだ無名だし兄の方がアマの実績は上だが実はサウスポーのこの弟のボクシングの方が強く無敗なのも納得。
井上の対抗王者として恥じぬ実力者だろう。フィリピン人も強いとおもうが。
アローヨだろうな。
WBOスーパーフライ級タイトルマッチ
井上尚弥(大橋)VS.ペッチバンボーン・ゴーキャットジム(タイ)
上位に全て断られたという井上、ペッチバンボーンは日本で1勝4敗。勝つ気があるのか小銭稼ぎか?
ケガしないで勝ってくれれば。井上。
ちなみにBOXRECではタイ人の名前が全て?本名に。ペッチバンボーン・ゴーキャットジムも
Karoon Jarupianlerdとなっている。
カルーン・ジャルパンラード?どうやって情報収集してるんだろ?日本だと「ペッチバンボーン!!」って言うんだろうな。
IBFライト級王座決定戦
リチャード・コミ―(ガーナ)VS.ロバート・イースター Jr. (米国)
これは楽しみだなぁ。
無冠の帝王くらいの煽りと気合の入ったコミーだが、映像で観る限りだと普通にイースターの方が強そうだ。
ただイースターのような規格外が王者に君臨してしまうと面白味にかけるので、人生を賭けた感のあるコミーを推す。
IBFスーパーライト級タイトルマッチ
エドゥアルド・トロヤノフスキー(ロシア)VS.小原佳太(三迫)
KO率は小原の方が高いがたぶんトロヤノフスキーの方がパンチが強いだろう。
スピードで小原が上回っているようなら期待できるが。
今まで経験したことのないレベルの相手だとおもう。
左フックカウンターで小原のKO勝ちか、それ以外なら全てトロヤノフスキーに軍配があがりそうだ。
WBCスーパーフライ級タイトルマッチ
カルロス・クアドラス(メキシコ)VS.ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)
ロマゴン、強さばかりか発言も優等生だなぁ、こんなまじめだったっけ?
エドウィン・バレロのような破天荒とは違う。
全く油断せず調整しているようなので12ラウンドあればやはりロマゴンだろう。
スーパーウェルター級10回戦
亀海喜寛(帝拳)VS.ヘスス・ソト・カラス(メキシコ)
リマッチだが前戦でほぼ両者の手の内出し尽くした感があり、何か大きく変えないと同じような試合になりそう。
相当メリハリをつけないと亀海のパンチじゃカラスは全く倒れないことがわかった。
そういう時こそボディが活路だろう。ボディで亀海、顔面でカラス、判定だとドローか。
日本人がこういう階級で結果を出すにはボディとスタミナしかない。それは小原にも言えること。
WBA、IBF、WBOミドル級3団体統一戦
ジェナディ・ゴロフキン(カザフスタン)VS.ケル・ブルック(英国)
これが今年一番の試合でゴロフキン有利だろうが全く読めない試合ともいえる。
ブルックが筋トレしかなり肉体改造してでっかくなってるっぽいが、それで頑丈さが身につくのだろうか?
頑丈で判定までいけば英国なのでブルックが手をあげちゃうかもしれないが、KOでGGGというのが一番落ち着く形だ。
IBFバンタム級タイトルマッチ
リー・ハスキンス(英国)VS.スチュアート・ホール(英国)
勝手にやってくれという次元の試合だがハスキンスが王者にふさわしいのかを確認する試合。
IBFフライ級タイトルマッチ
ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)VS.チャーリー・エドワーズ(英国)
パワーとキャリアのカシメロと俊敏なホープエドワーズ
判定でエドワーズ、KOでカシメロ
エドワーズが勝つと日本に遠いベルトとなる。
WBCバンタム級タイトルマッチ
山中慎介(帝拳)VS.アンセルモ・モレノ(パナマ)
これも難しいなぁ。
初戦と何を変えてくるのだろう。
芸、幅があり修正力があるのはモレノだがいっぱいいっぱいな気も。
山中はコメントを信じる限り、原点回帰で左にこだわるっぽい。左が当たれば山中だ。
どっちも食えば倒れる。撃たれ脆い。KO決着を期待する。
モレノの勝ちかなぁ。
WBCスーパーバンタム級タイトルマッチ
ウーゴ・ルイス(メキシコ)VS.長谷川穂積(真正)
この2試合は直近で別記事にするだろうなぁ。
長谷川がまた意味深な事を言ってるなぁ。
「勝つボクシングが分かってきた。これで王者になれなかったらおかしい」みたいな。
それが本心ならかなり期待しちゃう。長谷川ほどのボクサーでもまだ手探りと発見の連続なんだな。アマちょいの40戦くらいだもんな。
テーマは右の使い方と打たれない事みたいだ。それが実行できれば勝てるだろう。
しかしここ数戦はボコボコになっているのが心配で、ああなるとKO負けだろう。
対するルイスも自信を深めちゃっているようで充実の練習環境みたいだ。
ジョナサン・グスマンとスパーしてるのかグスマンの参謀がついているだけなのか。
サウスポーともガンガンやってる様子。
練習環境だけは負けちゃってるとおもう。
冷静に予想はできない。期待を込めて長谷川のKO勝ち。
WBOスーパーウェルター級タイトルマッチ
リーアム・スミス(英国)VS.サウル・アルバレス(メキシコ)
米国開催っぽいのが残念だ。スミスはマニアに評価が高くカネロは苦労するかもしれない。
カネロは倒さないと退屈なのでKO勝ちか、スミスの波乱の戴冠を期待する。
WBA&WBCライト級統一戦
アンソニー・クロラ(英国)VS.ホルヘ・リナレス(帝拳/ベネズエラ)
2人並んだらクロラの方が大きかったです。
アウトボクシングならリナレス、インファイトはクロラだ。タフさもクロラ。
バッティングなどの事故無くクリーンな展開となればクロラのパターンは読めるのでリナレスが勝てるだろう。
クロラは序盤は我慢のボクシングをし相手の才能を削るタイプ。
ただ、わずかな差の判定だと地元に泣かされる。中盤から後半に強いクロラをKOできるかなぁ。
WBAスーパーフェザー級タイトルマッチ
ジェイソン・ソーサ(米国)VS.ジェルボンタ・デービス(米国)
田口、河野の試合ゲストに内山だそうだ。
この時期そんな感じだともうコラレスとのダイレクトリマッチ内定なのかな?
結局コラレスが何者かわからずじまいだ。
日本人的にはソーサが組みやすいので頑張って欲しいが、どうせ両者米国で日本にお呼びするのは難しいので
才能豊かなデービスが勝ってもらってかまわない。デービスの判定勝ちか。
日本人が外にでなければ。
WBA&WBOヘビー級統一戦
タイソン・フューリー(英国)VS.ウラディミール・クリチコ(ウクライナ)
また、延期とか中止になるんじゃないか?
今でもクリチコが一番強いとおもっているが、主役はジョシュアになってしまった。
ジョシュア一気にヒーローになった感じだが個人的にはワイルダーの方が強いと感じる。
けれどかなり深刻な怪我をしたそうですね。
クリチコが一番強いのは認めるけどもう十分です。
WBOウェルター級タイトルマッチ
ジェシー・バルガス(米国)VS.マニー・パッキャオ(フィリピン)
両者の調整、コンディションがカギだが、もう練習再開しているというパッキャオ。
前戦のブラッドリー戦のコンディションが作れるなら普通にパッキャオの勝ちだろう。
ただKOはできないだろう。