
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | R | |
中谷 | 10 | 10 | 10 | 9 | 10 | 10 | 59 |
西田 | 9 | 9 | 9 | 10 | 9 | 9 | 55 |
中谷が飛ばして一気に攻勢をかけるが、西田が対応し反撃もする。意外な立ち上がり。
中谷のパワーパンチ、アッパー連打などが派手で西田大丈夫かとおもってしまうが、ダメージを最小限に抑えてコツコツ打ち返す。中谷は後半疲れる戦い方。
中谷の方が迫力があってパンチも多彩で怖いのだが、西田の戦い方、反撃に感動してしまう内容。
中谷が力任せで雑味が出てきており、西田のコンパクトな連打の正確性が増す。
ポイントとなると迫力とパワーとパンチの多彩な中谷だが、西田を応援したくなってしまう内容。中谷にとり過去最強の相手か。
西田の目の腫れがひどくレフリーストップ。
ではなく肩の脱臼みたい。
完全決着とは言えないが、中谷は無傷なので、勝利は揺るぎないものだった。
しかし西田も凄かった。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | R | |
天心 | 10 | 10 | 10 | 9 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 99 |
サンティリャン | 9 | 9 | 9 | 10 | 9 | 9 | 9 | 9 | 9 | 9 | 91 |
解説、ゲストが褒めまくるほど一方的ではないが、那須川に隙がなくポイント振るなら那須川かなというラウンドが続く。
3回、サンティリャンも出てきて声を出しながらパンチを振っていく。結構いい打ち合いになってきたか。パンチの効果という点ではサンティリャンの方がいいか、天心が目じりをカット。
結構際どい打撃戦に見えるが、細かな正確性で天心がリード
正確性で天心が大きく上回ったようにみえるが、ラストラウンドの打ち合いでは両者効いており、ダメージは互角だった模様。
増田陸―ミシェル・バンケス
バンケスは落ち目の選手なので増田がKOするだろう試合だが、初回とは。
坪井智也VSバン・タオ・トラン
坪井はバンタム級では小さい。パワーはあるのかどうか?連打は速いがイマイチ深くは当たっていない。技術は相当高いがトランが効いているようにはみえない。ポイントは坪井も序盤からこれは判定かなという印象。バンタム級らしいが、Sフライのフェルナンド・マルチネスやバムとやってもポイント勝ちできるだろうかといった完成度。バンタム級の日本人世界王者より技術は高いかもしれない。
解説、ゲストは坪井を褒めまくるが、10回になってもトランも元気だった。
中谷潤人VS西田凌佑
全勝の世界王者同士の統一戦ですが西田が10戦全勝(2KO)なのに対し中谷は30戦全勝(23KO) の3階級王者でP4Pランクにも入る評価なので中谷が勝利し井上尚弥戦に前進するという予想が圧倒的かとおもいます。私もそうおもいます。
しかし西田に失うものは何もないそうで、こんな記事が気になりました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2cc9ac68de87928d1636aeb7ddbaf66aa9b5bb31
5月はWBAフェザー級4位のイライジャ・ピアス(米国)、WBOスーパーバンタム級3位のデニス・マッカン(英国)と2人の世界ランカーを招集し、約200ラウンドのスパーリングを重ねた。
世界トップランカーとのスパーリングでは西田が圧倒していたようで、武市トレーナーが「上の階級の世界ランカーにどこまで通用するのかなと思ってましたけど、西田の方が強いと分かったので自信になった。やってきたことが通用するどころか上回っていたんで、『これなら』という実感というか、そういったものを感じます」と西田の成長を感じ取っていた。
イライジャ・ピアス、デニス・マッカンといえばバリバリの世界ランカーでイライジャ・ピアスは観た限り井上尚弥がスティーブン・フルトンを倒した後ではアメリカ黒人で一番の脅威と感じていたほどの選手です。西田陣営はお金をかけたなぁ。日本に来たついでに井上尚弥ともスパーリングして欲しいくらいです。
背恰好も似たサウスポー同士の一戦は、中谷にとっても難しい試合になるかもしれません。それでも中谷に似たファイターを探して対策するのも難しいほど、難解で強力な王者なのでやはり中谷が勝ちあがるかなという予想ですが、気持ち、応援したいのは西田です。
那須川天心VSビクトル・サンティリャン
ジェイソン・モロニーに勝利した後にそれより無名のサンティリャンとやる意味がよくわかりませんが、違うタイプと経験を積ませるという意味合いがあるのだろう。こういうケースの挑戦者は自信に満ちた発言と裏腹に、消極的で微妙な消化不良の試合をして負けて去っていくケースが多い気がしますが、積極的で本気で倒しにきている姿を見られるといいですね。
判定でもKOでも那須川が勝つでしょうが、サンティリャンが本気かどうかが見どころです。
坪井智也VSバン・タオ・トラン
スピードも技術もアマチュア世界王者の坪井が上だろうが、バン・タオ・トランの方が大きくてプロの叩き上げの強さがある選手なので2戦目でこれを圧倒するなら本物です。次戦で世界挑戦でもいいくらいです。坪井はバンタムなのかSフライなのかわかりませんが、バムやマルチネスのいるSフライで大暴れして欲しいです。
バンタムだったら那須川天心と同じです。(那須川は契約体重なのかな?)ジムも同じです。ジムで交わることもないのかもしれませんが、スパーリングではさすがに坪井が上かとおもいます。
中谷潤人VS西田凌佑
最初に怪物王者、中谷に挑む日本人、西田凌佑の奮闘を期待しています。