WBA・IBFバンタム級王者のライアン・バーネットがIBF王座を返上し、ヨンフレス・パレホとWBA王座の防衛戦をするそうです。これによりIBFは以前無冠の帝王と紹介した、エマニュエル・ロドリゲスとポール・バトラーで王座決定戦となる模様です。
バーネット側がその経緯を説明してますが、要はリスク回避、Eロドリゲスは怖いから今はやりたくないんだと個人的には解釈します。
何のために統一したのかわかりません。
そして、某有名ボクシングサイトの情報では、ジェイミー・マクドネルが大物と防衛戦がほぼ内定との事で、この大物こそが井上尚弥であるとおもいます。大橋ジムも大物と交渉中と言ってました。
ジェイミー・マクドネルが大物かどうかは別として、背が高いという意味では大物です。正しく整理すると
WBAスーパー王者
ライアン・バーネット
WBA王者
ジェイミー・マクドネル
WBC王者
ルイス・ネリ
WBO王者
ゾラニ・テテ
IBF王者
エマニュエル・ロドリゲスVSポール・バトラーの勝者
です。
見事に、各選手思惑通りに収まりました。
あとは正式決定を待つのみです。
やたら記事だけは多い当ブログでもジェイミー・マクドネルについて書いたことは非常に少ない。その立場を忘れそうなほど試合の印象が薄い、不活発な(第二)王者です。亀3を2度破った過去があるがその試合の印象もない。
改めて
ジェイミー・マクドネル
29勝13KO2敗
2017年はリボリオ・ソリスとの再戦でNCと一試合しかしていない。初戦でリボリオ・ソリスに内容で負けという声が多く再戦が組まれたが、わずか3ラウンドにバッティングで決着つかず。
https://www.youtube.com/watch?v=PhrWtsE-8Ww
https://www.youtube.com/watch?v=2aeS4zIZKBU
右のボクサーだが、特徴としては178センチとかなりの長身である事。パワー型ではなく技巧派か。何度も階級アップを示唆してきたが、目ぼしい相手候補も話題にもならず今に至る。在位は長いはずだが、試合は少ない。第2王者の立場そのままに影が薄い状態がずっと続いている。
上記は、私の予想であり、井上尚弥ではないのかもしれない。
文脈や状況を読んだだけである。
そして、各陣営のマッチメイクについても何もいうまい。
見事に各陣営の希望通りに収まったな・・・としか。
さらに、この状況ではやはり山中VSネリで山中のリベンジが一番燃える関心事だ。年齢、勢い、歴史を振り返ると山中には厳しいが、因縁の相手だけに大爆発して欲しい。
WBAは将来的に王者を一人にして欲しい。
とにかく、バンタム級が活性化してくれればそれでいい。
追記
Eロドリゲスのプロモーター
「2010年にシンガポールのユース世界選手権でマニー(Eロドリゲス)が金メダルをとったのをバーネットは見ています。なのでマニーから逃げるのは予想していました。バーネットもまた別の階級で金を獲りましたが大会MVPはマニーでした。バーネットはその時の借りを返すかわりに王座を返上したのでしょう。」