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警察(コップ)の論理/マイリス・ブリエディスVSクシシュトフ・グロワッキ

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何もなければレフリーはいい仕事をしたと言われるが、何かトラブルが起きた時にどう対処するのか・・・しかしほとんど全てのレフリーが厳格で正確な判断と行動など出来ないだろう、そんな試合といえる。この試合を複雑にしているのは、エルボーという反則行為に対する対処に加え、ラウンド終了のゴングを見逃しそこで痛恨のノックダウンが起きてしまった2重の悪夢が重なったこと。

レフリーの手腕が試される試練、悪夢のオンパレードとなった。

マイリス・ブリエディスVSクシシュトフ・グロワッキ LIVE

早起きしたのにもうメイン。今日は試合が多いですがほとんど欧州 この記事が気に入ったらいいね ! しようシェアするツイートするTwitter で Follow pukubox

土曜日のWBSSクルーザー級準決勝、ラトビアのリガで行われたマイリス・ブリエディスVSクシシュトフ・グロワッキは昨今のボクシングの中でも物議を醸す戦いとなった。

地元のヒーロー、ブリエディスはグロワッキのあごに露骨なエルボーを入れた。レフリーのロバート・バードはブリエディスから減点したが、ダメージを受けたグロワッキに回復の時間を十分与えず、試合を再開した直後にグロワッキはダウンを喫した。

血の匂いを感じたブリエディスはグロワッキに一気に襲いかかった。興奮した地元のファンの歓声に、レフリーはラウンド終了のゴングが聞こえず試合は続行、混乱のさなか、グロワッキはブリエディスのパワーショットを浴びて再びキャンバスに落とされた。それはゴングが鳴ってから9秒後のことだった。

3回に入ってもグロワッキのダメージは回復せず、27秒に再びダウンを奪われ試合はストップ。これはロバート・バードの長いキャリアの中でも最悪の夜となった。

グロワッキ
「状況を受け入れるのは難しいです。エルボーなんて考えてもいなかった。そんな手を使うファイターと戦ったことなどない。演技ではない。自分はただクラシックなボクシングでファイトをしたかった。エルボーは本当に強烈にアゴに入った。何が起きたのかわからなかった。あの後の記憶は曖昧だ。何も聞こえなかった。ただ殴り合って状況を何とかするしかなかった。決勝に進めなくてがっかりだ。この試合の勝利のために全てを犠牲にしてきたのに。」

アンドリュー・ワシレウスキー(グロワッキのマネージャー兼プロモーター)
「ボクシングの存続のためにも、我々はこのような強盗のような試合に抗議せねばなりません。ブリエディスはインタビューでエルボーは故意であり、ゴングも聞こえていたと言った。これは犯罪行為だ。まして彼は警官だ。ブリエディスのチームメンバーはみなリングの中にいた。全てのボクシング連盟にとってもこれは失格行為だ。

状況は誰にとっても、WBSSのトーナメントにとっても困難なのはわかる。それでもボクシング界に尊厳と健全さを望むなら明確な解決策を見出さなければならない。世界中のファンも専門家もこんな試合は失格かノーコンテストであるべきだと言っている。

この結果(ブリエディスの勝利)を尊厳のある連盟が承認するとはおもえない。ブリエディスはインタビューでエルボーをわざと打ったと言った。これは犯罪行為でありスポーツではありません。」

ダウンシーンは強烈でアクション満載で鮮烈な試合となったが、そこに至るプロセスが最悪で、私が偉い人ならこの試合はノーコンテストである。

失格でないのは発端がグロワッキの後頭部打撃だからだ。これは直撃しなかったがかなり悪質で故意的なものにみえる。(最近こういう打撃が多い)興奮したブリエディスがおもわずやり返す気持ちはわからなくもない。しかし警官ブリエディスのエルボーがどんなパンチよりクリーンにヒットしすぎた。

さらに、ラウンド終了を告げるゴングの問題。
ブリエディスは気づいていたというが、瀕死のグロワッキは気づかず、グロワッキのセコンドだけが必死にアピールしていた。これもブリエディスは悪質だが、戦っているファイターであればこういう状況ならば攻め続けるのはよくある事でもある。

この時点で、グロワッキのセコンドがリングインし試合を止めてしまえばよかったのかもしれない。3回の鐘に応じたのは余計だった。

トーナメントという性質上、決勝はブリエディスVSドルティコスでいいだろう。再戦をする猶予はない。しかしマイリス・ブリエディスVSクシシュトフ・グロワッキはノーコンテスト、勝敗つかずの結果に戻すべきだ。厳格な処置ならばブリエディスの失格負けもある。しかしグロワッキが決勝に出る姿は誰もが納得しないだろう。

両者のキャリアに白黒つけない裁定に変更されることを願う。

それにしても、クルーザー級、望まれた組み合わせの決勝といえど、ブリエディスVSドルティコス単体では、本場アメリカで開催したところで盛り上がらないだろう。

結局は、ブリエディスの地元、ラトビアのリガでしか盛り上がらないのだ。そうなるとドルティコスは毎回毎回あまりにも不利、不遇である。

なので、ホームでの試合など叶わぬ夢のドルティコスを応援しよう。
馬鹿正直な右でKOドクターを地で行くクリーンファイトのドルティコスを・・・

ブリエディスはやっぱり、どこの国もそうだが

警察は好かん・・・
悪い奴らや・・・

問題ありすぎ

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プクー

原始的で単純明快なスポーツです。生涯一度の敗北、無敗で引退したボクサーもいます。負けても次頑張りますというスポーツとは違う残酷さ、無常さが好きです。

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