階級別 フェザー スーパーライト

ゲイリー・ラッセルJrVSマーク・マグサヨ LIVE 他

投稿日:

マグサヨの方が野心に満ちたいい顔をしているが、ラッセルは大人の余裕なのか、悲哀なのか。

WBC世界フェザー級タイトル戦

王者
ゲリー・ラッセル・ジュニア(アメリカ/33歳/33勝1敗(18KO)
マーク・マグサヨ(フィリピン→アメリカ/26歳/23戦全勝(16KO)

ラッセルには11人もの兄弟がおり、2020年12月に心臓発作でブーサという弟を亡くしているそうだ。ボクシング一家だが、シニアは現在片足切断で車椅子だ。

123456789101112R
ラッセル
9
10
9
9
9
9
10
10
9
9
9
9
111
マグサヨ
10
9
10
10
10
10
9
9
10
10
10
10
117

ラッセルと戦ったニヤンバヤルはマグサヨが勝つと言っていた。

マグサヨは序盤に火がつかないと厳しい。
序盤は勢いがある。

1R

168センチとあるマグサヨが一回り大きい。

ラッセルが無駄なく動くがマグサヨが大きくフットワークを使うので
距離が遠くかみ合わない。

ラッセルが出てきたところにマグサヨのボディアッパー

これだけだが

マグサヨ10-9

2R

マグサヨ必殺の左フックの角度がいいが
ラッセルはしっかりブロック。
左だけでなく右アッパーのカウンターもいい。

ラッセルが踏み込むと大きく下がるかカウンターを合わせていくマグサヨの動きはいい。

しかしパンチがヒットするかといえばラッセルには当たらない。
今のところ、マグサヨの距離か。

うーん、理詰めに攻めているのはラッセルかなぁ。

ラッセル10-9

3R

今のところ、大きなマグサヨが安全圏で戦っている。
ラッセルに攻めさせてカウンターを狙う。
ラッセルが出てきたところに当てるボディがいい。

マグサヨが大変な才能なのはよくわかる。

ラッセルに被弾はないが、マグサヨが遠くて速くて捕まらない。

マグサヨはプレッシャーとボディに弱いがラッセルはそういうタイプではない。

マグサヨ10-9

4R

マグサヨのパンチか肘か膝でラッセルが痛がり
マグサヨが襲い掛かる。

ラッセルはどこか怪我をしたっぽい。足かな。
これはかなりヤバい。

ラッセルは被弾はしないが攻め手がない。
マグサヨの出入りが速く捕まらない。

マグサヨ10-9

5R

ラッセルは右肩を痛めたっぽい。
かなり心配。

マグサヨが攻めてラッセルが迎え撃つ、捌く展開になってきた。
ラッセルのディフェンスは素晴らしい。

ヒットはないがマグサヨに余裕が生まれた。

マグサヨ10-9

6R

難しい試合。
共にキビキビしているがヒットが極端に少ない。
マグサヨはサイズと距離感
ラッセルはスキルで被弾しない。

ラッセルはスキルと左しか使えない状況か。

マグサヨの方が無傷でいい左アッパーがあった。

マグサヨ10-9

ラッセルは怪我との闘いっぽい。

7R

マグサヨにポイントが寄っているが
ヒットが多いわけではない。

無傷で元気に攻めることが出来ているという点。

ラッセルは下がりながらのカウンター一辺倒に追い込まれている。

しかし会場は57-57

決してマグサヨがダメージを与えているわけではないからな。
でもラッセルもマグサヨに一切ダメージを与えていない。

技術よりにみるとラッセルかな

ラッセル10-9

8R

これは難しいなぁ。

スパーリングのような試合になっている。
ラッセルは怪我とマグサヨの元気さもあって捌くスタイルに終始。

マグサヨは大きく、ダメージもなく、スピードもあり元気だが
ラッセルを捉えることが出来ない。

下がりながらも、ラッセルの技巧が光った。
マグサヨは余程のことがない限り、ラッセルの一発で効かされることはなさそうだ。

ラッセル10-9

9R

両者、自分が勝っているという確信が持てない試合だろう。
余裕があるのはマグサヨだがとにかくパンチが当たらない。

ラッセルは右肩を痛めてマグサヨの勢いを止めるのが精いっぱい。

マグサヨが前に出るも、ほぼ空転。
しかしラッセルも攻めてはいないので

マグサヨ10-9

10R

このまま王座が交代したら、素晴らしくも残念でもあるな。
優劣をつけるのが難しい試合。ラッセルは守ることしか出来ず
マグサヨは空転ばかり。

ラッセルの右肩の怪我がそうさせているのか
マグサヨの生きの良さがそうさせているのか

全く打ち合いにはならない。

最後に一発だけ当ててラッシュした

マグサヨ10-9

11R

ポイントでラッセルは危ないんじゃないか。
そしてマグサヨはここまでほぼノーダメージ。

自身も打たれていないが左手しか使えず
ポイントメイクすら出来ない。

会場も大きくマグサヨ。

マグサヨが大きく、速く、フレッシュなので
ここまでは王座交代の流れ。

右肩を負傷した小さなテクニシャンにマグサヨがリングジェネラルシップで上回っただけの内容に映る。

マグサヨの反応速度がいいから
ラッセルも左手だけでは上回れない。

マグサヨ10-9

Last

両者パンチによるダメージは皆無。
ラッセルは強く攻めることが出来ず
マグサヨはパンチが当たらない。

しかし前に出ているのはマグサヨなので
ラッセルにポイントをつけられない。

これでラッセルの最長王座交代か。

まさにマグサヨはそれにふさわしい逸材だが
打ちのめしたわけではない。

打たせず捌き切っただけのラッセルと
元気に動いたマグサヨ

ラッセルの負傷と体格差が仇となった。

マグサヨ10-9

114-114
115-113
115-113

マグサヨ

マグサヨだから勝てたとおもうが
今日のラッセルは片手であり、不運だった。

アップセットオブザイヤーだろう。

前座

サブリエル・マティアスVSペトロ・アナンヤン

強打者でタフなマティアスだが、唯一の敗北がこのアナンヤン。リベンジマッチとなる。アナンヤンはアメリカ在住のアルメニア人。前回はアップセットでマティアスを下したが、パワーにパワーで対処していた。16勝2敗2分の実力者。

17勝17KO1敗、全KO男のマティアスの方が声援は多い。

マティアスにとり、自分と同じで正面から真っ向パワー勝負してくるアナンヤンは苦手なのかもしれない。マティアスの方がクリティカルヒットは多い気がするがアナンヤンの方がフィジカルでグイグイ押し込んでいる。ガッティVSウォードみたいに、自分の分身と戦っているような両者。パンチャーのマティアスが打っても打ってもアナンヤンは一歩も引かない。

離れるとマティアスの方がパンチがシャープで重いのでアナンヤンは接近してマティアスのパンチの重さを殺そうとしているが、しこたま重いパンチを打ち込まれ、鼻血が出た。マティアスはパンチが強くてタフでもあり、世界戦を戦うにふさわしい男だとおもうがプエルトリカンらしくボクシングが正直すぎる。対するアナンヤンも直球勝負の体力男。

もうずっと根性の打ち合い。マティアスの方が有効なヒットは多いがアナンヤンが止まらない。足を使うなり、戦い方を変えられないものか。激闘。
7回、両者のボルテージがヒートアップ。マティアスがローブローで減点。アナンヤンの根性がすごいがヒットはマティアス。アナンヤンはダウンしてもおかしくないパンチをしこたま食っているが、突進をやめない。レフリーが女性だが、どこかで止めた方がいいくらいアナンヤンは打たれているが闘志がすごく一方的ではないので止められない。マティアスは押されてはいるが、危ないヒットは回避している。

会場は的確差でマティアスの大差となっている。
内容はどちらが根負けするかの激闘だ。打たれ方をみるとマティアスが優勢だが。
マティアスとしては不倒のアナンヤンを止めるにはボディなのだが。
互いにヘッドハンターになっている。

9回、ついにマティアスの左フックがカウンターで入り、アナンヤンが大きくよろめきダウン。もう限界だろう。セコンドは止めよう。

アナンヤンのダメージをみたレフリーがここでストップ。
マティアスは不器用だがシンプルな強さを持っている。
すごいプレスを受け続けていたが、ディフェンスが向上していた。
ポイントアウトじゃジョシュ・テイラーに勝てないだろうが、打ち合いは本当に強い。

ツグスソグ・ニヤンバヤルVSサカリヤ・ルーカス

Sフェザー級ではクリス・コルバートに通じなかったニャンバヤルだが、Sフェザーで続けるのかな。フェザー級かな。相手はナミビアの25勝17KO1敗のルーカス。

初回、ルーカスはKO率通りオーソドックスで好戦的だがニヤンバヤルの方がシャープで鋭く左フックカウンターで腰を落としかける。ルーカスの方がリーチが長く柔軟だが、打ち込んだところにニヤンバヤルのシャープなカウンターが突き刺さる。ルーカス素晴らしい選手だがもう37歳なんだな。

ニヤンバヤルとしては初回に仕留めにいけばよかったか、ルーカスの迫力ある攻撃にやや守勢で、素晴らしい選手なんだけどやや距離が足りない。射程が短い。踏み込んだり、カウンターを当てないとなかなか届かない。初回以外は互角かな。

5回、ルーカスに攻めさせてカウンターを当てるニヤンバヤルの右アッパーが炸裂しルーカスがグラつく。しかしレフリーがその流れを断ち切りルーカスが息を吹き返す。

スティーブ・フルトンが観戦、みんなマスクはしていない。近い将来のフェザー級を視野に入れているのかもしれない。

8回、ここまで点差はなく、ルーカスが勝負に来てニヤンバヤルに右オーバーハンド、その後に左ジャブを当ててニヤンバヤルがダウン。しかしレフリーはスリップと裁定、ニヤンバヤルは救われたが明らかに効いており、点差はなくなったか、ルーカスか。
9回、ここまで互角だがニヤンバヤルにとってここでの敗戦は大きな後退。残り2ラウンドにかかっている。ルーカスは勝負に来ているので迫力があるが、顔が上がり、隙もみせている。ニヤンバヤルは少し効いているか。互角かルーカスか。

ラスト、引き分けかややニヤンバヤルか、レベルの高い両者によるサバイバル。最後を明確に獲った方が勝ちでいい。レフリーの間が悪い。最後はややニヤンバヤルの正確性が上だが、もう倒す余力はなさそうだ。どちらに土がついても、両者の価値を落とすことのない互角の攻防だったとおもう。ここが地元ともいえるニヤンバヤルの負けはないかな。でもあれはダウンだったな。

96-94ルーカス
96-94ニヤンバヤル
95-95

ドロー

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プクー

原始的で単純明快なスポーツです。生涯一度の敗北、無敗で引退したボクサーもいます。負けても次頑張りますというスポーツとは違う残酷さ、無常さが好きです。

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