テレビにかじりつくのは格闘技だけなので年末くらいは堪能せねば。
これでNHKの受信料を払っているのが本当にばからしい。
もう主なネタは年内は国内だけかな。
海外からいってみるが。
ジョンリル・カシメロがフライ級王座を返上し、フライは井岡とゾウというアジアのパワーレスな王者のみとなった。
ナワポンとファン・エルナンデスの決定戦がタイであるらしいが。
カシメロ自身、化け物みたいな存在感を増して人気者にならなければ、ビッグマッチは訪れないだろうが、それでも金と名誉を求めて抜け出した。井岡もゾウも受けてはくれなそうだからな。
ビッグマッチを求めて転級してきたドニー・ニエテスにとってもまさかの空洞化となってしまった。
ゾウ・シミンへの挑戦権はあるようだが、ゾウはトップランクでアメリカが主戦場。
高齢で時間のないニエテスにとってはゾウの決断より早めに動きたいらしく、同級4位のエータワン・モー・クーテップトンブリー(タイ)との決定戦を選択しそうとのこと。
そんなタイ人全く知りませんが、過去に日本の石田に敗れている人みたいです。
最近はKOで連勝中ですがタイクオリティなので骨のある相手はいないようです。
是非、ニエテスには3階級目をゲットしてもらいたいものです。
もう、何度も年末の展望は書いたので最後にしよう。
相手が来日してからの自分が注目する点など・・・
井上尚弥(大橋)VS.河野公平(ワタナベ)
未来を考えれば井上の通過点にして欲しいが、ドラマのある河野だけに複雑だ。
見栄えだけ悪いが、河野はヤファイよりコンセプションを苦しめたようにみえたけど。
国内ではいい組み合わせだが、あまり観たくない試合。河野が好きだから。
八重樫東(大橋)VS.サマートレック・ゴーキャットジム(タイ)
小柄な八重樫と比較してもサマートレックは小さいようだ。
実績で八重樫だが、サマートレックはたしか井上戦でも亡き父に捧ぐ試合とかで、とても頑張っていた記憶がある。井上が遊んでいるうちに一発いれるんじゃないかという逆転の期待も抱かせた。
八重樫がテクアペトラ戦のような出来なら負けもある。
十分静養し井上戦のデータも加味すると勝たないといけないレベルの相手だが。結構不安。
村田諒太(帝拳)VS.ブルーノ・サンドバル(メキシコ)
これが世界前哨戦らしい。
村田の本来の力に期待するのみで、これで世界とは舐めたものだ。
井亀とまったく同じ路線。
がっかりだ。
ブルーノ・サンドバルのイケメンぶりに注目。
井岡一翔(井岡)VS.スタンプ・クラティンデーンジム(タイ)
井岡の事は特に何もない。スタンプが気になるだけ。
自信があって、最初様子見でじっくり戦うと言っていたが、馬力とパワーのゴリ押しじゃないとノーチャンスだとおもう。
若さ、パワー、体力だけがスタンプの取り柄。ブロックも固く手ごわいとはおもうが、判定じゃ絶対勝てないとわかって欲しい。
ジョナサン・グスマン(ドミニカ共和国)VS.小國以載(角海老宝石)
辛口矢尾板さんのズバリ発言が痛快だ。ジャブを直さないとほぼ勝てないだろうと。
重圧に耐えて後半勝負みたいだが、グスマンみたいのはカウンターや、やけくそスイング決めて痛烈に効かせて倒さねば勝てないとおもう。和氣みたいに耐えるのではなくノーダメージでいかぬかぎり。
ジェスリール・コラレス(パナマ)VS.内山高志(ワタナベ)
なんか判定でもコラレスに分がありそうな雰囲気になっているが、内山は安々とポイントをとられるような試合はしてこなかった。
慎重にガードを固めて後半勝負でいいとはおもうが、下がらず守勢にならず、ジャブとボディだけは効果的に入れて欲しい。
プレッシャーは常に与えておきたい。
たしかにコラレスは「インビジブレ」の異名のように本来ディフェンシブな選手で、かわすだけじゃなく独特なタイミングでパンチを入れてくる厄介なスタイル。
でも今回もパナマでTV放映もないそうだ。ナーバスにならず自信をもってやれば勝てる相手に違いない。
田口良一(ワタナベ)VS.カルロス・カニザレス(ベネズエラ)
田口は選んだ相手を間違えたなんて強気な発言のカニザレス。
小さな怪物だったら面白いが、体格とスピードで田口がなんとかするのでは。
モイセス・フェンテス(メキシコ)VS.田中恒成(畑中)
実力者の拮抗した試合という意味でこれが一番楽しみ。
ネットライブでしか観れそうにないが。
フェンテスは田中の事をちゃんと評価していた。
井上の前例があるからね、接戦になると油断は一切していない様子。
飯田さんとのトークをみたら田中は指導者や環境次第で全然変わる余地あり。
金髪にしててもうおっさんには井岡と顔の区別がつかない。
動きで区別するしかない。
客観的に振り返ると、内山以外は挑戦者、外人を応援している自分に気づきました。
皆さん、私は売国奴のようです。
よい年末になるといいですね。