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果てなく続くストーリー/世界ボクシング不完全ガイド スーパーバンタム級

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今回はゆっくりやりますといいつつ、すぐにでも王座もランカーも入れ替わりがありそうだ。井上尚弥の2021年あたりの未来はどうなっているだろうか。実は主役不在の混戦模様だ。

WBAスーパー/IBF ダニエル・ローマン(アメリカ)29歳 27勝10KO2敗1分

パワー:★★★
テクニック:★★★★
スピード:★★★
ディフェンス:★★★
タフネス:★★★★★
戦術(キャリア):★★★★★

日本で久保に勝ち戴冠、松本相手に防衛、地味で小粒な王者の印象は今も変わらないが勤勉でスタミナも気持ちも強い努力型。その後DAZNと契約、統一王者に成りあがったボディーパンチャー。誰にでも善戦し決してKO負けをしない精神力を持つとおもうが、才能上位の選手に敗れる日が近いとおもう。

WBAレギュラー/ブランドン・フィゲロア(アメリカ)22歳 20勝15KO1分

パワー:★★★
テクニック:★★★★
スピード:★★★
ディフェンス:★★★★
タフネス:★★★★
戦術(キャリア):★★★★★

若く背が高いがグイグイ前に出てノッソリとしたパンチを左右関係なく出していくファイター。フィゲロア家独特のボクシング。ボディワークを駆使したディフェンスにも長けるが身体のどこかに当てて威力を殺すスタイルなので小型ジャレット・ハードタイプといえる。体力で制圧するタイプだが強打者には相性が悪そうだ。

WBC/レイ・バルガス(メキシコ)29歳 34勝22KO

パワー:★★★★
テクニック:★★★★
スピード:★★★
ディフェンス:★★★★
タフネス:★★★★
戦術(キャリア):★★★★★

退屈な試合が多いがなかなか負けない。長身と迫力あるパンチで相手を威嚇するが、結局プレスをかけられてロープ、コーナーに引き込むファイトでやりくりする。180センチ近い長身でアゴが弱そうだけど減量に問題がありそうだ。適正階級ではないのではないか。

WBO/エマニュエル・ナバレッテ(メキシコ)24歳 29勝25KO1敗

パワー:★★★★★
テクニック:★★★★
スピード:★★★★
ディフェンス:★★★★
タフネス:★★★★★
戦術(キャリア):★★★★★

バルガスに似た長身変則のパンチャーだが、こちらは生き生きと力を発揮できている。階級ナンバーワンの説得力、圧勝で勝ち続けているスター候補だが、変則強打が効いているので様々なタイプと対戦してみないとわからないところがある。打ち合いに滅法強い。

私的ランキング

①エマニュエル・ナバレッテ★27
②レイ・バルガス★24
③ブランドン・フィゲロア★23
④ダニエル・ローマン★23

注目の選手

ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)

7勝6KO
25歳

リオ五輪銅メダルのアマチュアエリートはローマンとの試合をゲットしたが怪我で延期か中止にされた。ここまで完璧な歩みをみせているエリートサウスポーだが、トップレベルでどこまでやれるかはわからない。そんなに速くはない。ファイトもボックスもできる万能型で体力、フィジカルもしっかりしている。ローマンを攻略する可能性が高い。

アルバート・パガラ(フィリピン)

32勝23KO1敗
25歳

仮想ノニト・ドネアで井上に胸を貸したが、ドネアの強さをみると似ているだけだったのかもしれない。フィリピンにはシャープなボクサー型と狂暴なパンチャー型の天才、素材がいいのは共通だが、パガラは前者であり、根性ブルファイトが苦手か。これを克服すれば王者になれる才能だ。

ステフェン・フルトン(アメリカ)

17勝8KO
25歳

謎のIBO王者にしてアダム・ロペスにも勝っている全勝の黒人ホープ。ロペスにはMDだしKO率も高くはないので、高レベルにまとまっているだけで突き抜けたものはないとおもうが今後次第。

アーノルド・ケーガイ(ウクライナ)

16勝10KO1分
27歳

ウクライナ人だが、韓国系。MMAファイターのようなムキムキのパンチャーでアドレナリンが出まくっている。しかし強打が空回りすることも多くKOで戴冠、判定では及ばないだろう。

アザト・ホバニシャン(アルメニア)

18勝15KO3敗
31歳

レイ・バルガスに負けたが、屈強タフで再浮上してきた。ケーガイと同じくKOなら王者になれるが判定だと苦しい。

カルロス・カストロ(アメリカ)

24勝10KO
25歳

無印だったが、ジェネシス・セルバニアを空転させてクールに全勝をキープ。その後も負けなし。パワーレスなホルヘ・リナレスのような感じでジャブや距離感に優れる。

トーマス・パトリック・ワード(イギリス)

29勝4KO
25歳

残念なKO率だが総合力が高く負けにくい。アメリカでも結果を出し続けている。前述の人と逆でKOで負け、判定なら戴冠もあるかもしれない。

トラマイン・ウィリアムス(アメリカ)

19勝6KO
27歳

ゲイリー・ラッセルJrかとおもうほど似ている。スピード、瞬発力は凄いが身体全体のパワーはどうやらなさそうだ。倒す時は圧巻だがKO率が低い。倒せず流す試合も多い。多くの犯罪歴で決してメジャー契約できなさそうだが王者を凌駕する部分も持っている。

マーロン・タパレス(フィリピン)

33勝16KO2敗
27歳

KO率に比べてパワーパンチャーぶりが際立つフィリピンの小型サウスポー。12月7日に日本の岩佐と暫定王座を争う。カシメロショックに続きそうな番狂わせファイターの素質、一撃ノックアウトのパワーを秘めるが、隙も弱点も色々残っているとおもう。

ジェオ・サンティシマ(フィリピン)

18勝15KO2敗
23歳

フィリピンの恐ろしいパンチャー。井上のスパーリングパートナーを務めた。技術レベルではトップ勢に敵わないとおもうが一発の強打が魅力。まだ若いし。

タイロン・マックロウ(イギリス)

14勝6KO
29歳

アンジェロ・レオ(アメリカ)

18勝8KO
25歳

ラドゥモ・ラマティ(南アフリカ)

16勝10KO
27歳

ロニー・リオス(アメリカ)

32勝16KO3敗
29歳

ホバニシャン同様、レイ・バルガスに敗れたが、ホープのディエゴ・デラホーヤを下してサバイバルに生き残り。突き抜けたものはないが、アマに裏打ちされた総合力と闘志がある。

ライース・アリーム(アメリカ)

15勝9KO
29歳

勅使河原弘晶(日本)

20勝13KO2敗2分
29歳

日本では世界戦に打って出ていいタイミングと年齢だ。

岩佐亮佑(日本)

26勝16KO3敗
29歳

マーロン・タパレスに勝てば、トップクラスの一人としてまだまだやれる。欲しいのは逞しさ、倒しきる勇気。

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プクー

原始的で単純明快なスポーツです。生涯一度の敗北、無敗で引退したボクサーもいます。負けても次頑張りますというスポーツとは違う残酷さ、無常さが好きです。

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