アンケート 階級別 スーパーフライ 国別 日本

河野から受け継いだ右を炸裂させろ/ジェルウィン・アンカハスVS船井龍一

投稿日:

もう日本でニュースが報じられているので同じ内容は書かないが、スペイン語のソースから。スペイン語だから特に想像訳になってますがご容赦を。

怪物候補のメッキを剥がせ/ジェルウィン・アンカハスVS船井龍一

2019年、日本人による世界戦は2戦2敗。しかし明らかにアンダードッグで健闘しているし、アウェーでの挑戦が増えている。後楽園でしのぎを削ったやつらは強いのだ。この試合はアンカハスにとっては失意のカード ...

5月4日に米国のカリフォルニア州ストックトンで、IBFスーパーフライ級王者ジェルウィン・アンカハスVS船井龍一が決定した。この試合はアルツール・ベテルビエフVSラディボジェ・カラジッチのアンダーで行われる。アンカハスにとっては7度目の防衛戦だ。

同日はDAZNでカネロVSダニエル・ジェイコブスというビッグカードがある。

船井のアイドルはエリック・モラレスとカルロス・サラテだ。

33歳、15年のプロキャリアを誇るベテランの船井(31勝22KO7敗)は右のハードパンチでのKO勝利、あるいは判定での勝利を宣言した。

船井
「ついにこの瞬間がやってきました。今が自分のキャリアのピークです。完璧な戦術を行使して強いサウスポーのアンカハスから世界王座を奪い取ります。誰も自分を止めることはできません。」

アンカハス(30勝20KO1敗2分)が166センチであるのに対し、船井は171センチだ。

昨年11月の日本での試合で船井はメキシコの世界7位のビクター・オリボをわずか2回でノックアウトした。その前の試合では元世界挑戦者のワリート・パレナスを8回KOし東洋太平洋王座を獲得している。石田匠にMDで敗れて以来、現在7連勝6KO勝ちである。

船井は15歳の頃から日本のワタナベジムで一貫してキャリアを構築してきたファイターでアマチュア経験はない。船井の最初のチャンスであり挫折は、2012年金沢でロリー・ルナスに対してOPBFタイトルに挑み、9回KO負けだ。

日本の記事では山下という選手と共にボクシング部を作ったくらいの熱血学生だった。彼に勝ったことがボクシングキャリアのハイライトであり、いつか世界の舞台で再戦したい。というような話だったのでアマチュア歴はあるのかもしれない。

39戦目での世界初挑戦、日本人ファイターで現役最長キャリアといえるほどである。船井の試合をみてきたわけじゃないが、マニアであれば(そうでなくても)この世界戦は相当なアンダードッグだろう。

ジェルウィン・アンカハス、かつて船井が敗れたロリー・ルナス(松下)よりも破壊的で隙のないフィリピンファイターだ。船井の右が強いといってもアンカハスのフィジカル、パワーの方が総合的に上だろう。

アンカハスは、SuperFlyに出場しても優勝候補、シーサケットや井上の対抗馬足りえるのではないかと言われていたほどだが、最近の試合で低迷している。ネクストパッキャオの勢いで米国進出したものの、計画通りに行っていない。

アンカハスをパッとみて感じるのは、減量が相当厳しいだろうなというくらいムチムチパンパンであり、サウスポースタイルからフィリピン人ボクサーにしてはまとまりがあり大崩れしないキレイなファイトができる王者という事、パッキャオを尊敬し勤勉でいいところを踏襲しようとしているところ。

だが、結局彼の優位性というのはフィジカルとパワーである。
帝里木下戦やコンラン兄との試合をみれば一目瞭然、パワーが全然違う。スタミナとパワーがあるやりにくいジョナス・スルタンも退けたその安定感のある体力、馬力、スキル(フィリピンファイターにしては)がたいていのスーパーフライ級ランカーを凌駕している。

しかし最近の苦戦は相手レベルが高いのか、対策されているのかよくわからないが、KO勝ちできなくなってきた。アンカハスのファイトには意外性がない。重いジャブ、ボディで相手を削り、最後は左ストレートを当てたいというわかりやすいスタイルだ。そこを読まれているのではないか。

パンチのひとつひとつが重厚な分、スピードや回転速度が速いともいえない。型にはまったスタイルといえる。それでも、並のランカーとは違う体力とパワーを備えているので高い壁、安定王者の部類だろう。

過去の教訓を踏まえると、船井というファイターのいつものボクシングをするだけでは健闘止まりで勝ちきれない。日本ではかつては山中、石田に惜敗している船井だが、海外での試合は特に石田のような消極的ファイトでは勝てない。アンカハスのようなフィジカルが強い王者を攻略するには、必殺の右を当てたいのだろうが、ボディが活路だ。減量が厳しそうなアンカハスのボディを叩きまくって弱らせた後に仕留めるしかない。

普通のファイトではフィジカル数値で敵わないとおもわれる。

アンカハスとしては本来はもっとビッグな試合がしたかったはずだ。最近の試合が冴えないので先送りされたのだ。これは未来に向けた宿題、ステップに過ぎないと踏んでいるだろう。

船井には河野公平と同じトレーナーがついているという。センスのない河野(失礼)が世界王者になったのは、たゆまぬ努力の賜物とスタミナ、精神力、右ストレートの開花というのがあったが、船井の右にもそういうロマンがあるし河野よりは元来の才能はありそうだ。(失礼)

怪物候補のメッキを剥がせ/ジェルウィン・アンカハスVS船井龍一

2019年、日本人による世界戦は2戦2敗。しかし明らかにアンダードッグで健闘しているし、アウェーでの挑戦が増えている。後楽園でしのぎを削ったやつらは強いのだ。この試合はアンカハスにとっては失意のカード ...

動画はこちらに貼ったので皆さま船井の勝機を探してください。

にほんブログ村 格闘技ブログ ボクシングへ
にほんブログ村


ボクシングランキング

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で



  • この記事を書いた人
  • 最新記事
プクー

プクー

原始的で単純明快なスポーツです。生涯一度の敗北、無敗で引退したボクサーもいます。負けても次頑張りますというスポーツとは違う残酷さ、無常さが好きです。

-アンケート, 階級別, スーパーフライ, 国別, 日本

Copyright© ボクシング動画配信局 , 2019 All Rights Reserved.