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ボクシングに選ばれた男/キリル・レリのWBSS

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存続に揺れるWBSSですが、演出が素晴らしく、試合前に作られるプレファイトドキュメンタリーを訳したりしていましたが、一番気になる、謎に包まれたベラルーシのキリル・レリを見逃していました。たぶん井上とパヤノで満ち足りてしまっていたのだろう。その続きにレリとトロヤノフスキーがありました。

ユーリのような、ロマチェンコとも違う、あのロボットのような動きと激しさはどこからきたのか、アマチュアだった事は知っていても詳細がまるでわからなかったレリ、今更プレファイトを見直しつつ、横浜で僅差で夢破れたトロヤノフスキーの声からどうぞ・・・

”イーグル”エドゥアルド・トロヤノフスキーは元IBF、IBOスーパーライト級王者だったが、昨年横浜で行われたWBSS準々決勝でキリル・レリに僅差の判定で敗れた。

現在38歳のトロヤノフスキーが勝てば史上最高齢の王者であったが、115-113×3という僅差でベラルーシの”マッドビー”に屈した。

レリは準決勝で大会ナンバーワンシードのレジス・プログレイスと対戦する。トロヤノフスキーは拳を合わせたレリがアップセットを起こす可能性について語った。

トロヤノフスキー
「プログレイスが勝つ、このトーナメントを制するという声が多いとおもうが、個人的には50-50だよ。レリは周囲の声なんか全く気にしない男だ。接戦になるとおもう。予想は困難だ。」

もうひとつの準決勝、イバン・バランチェクVSジョシュ・テイラーについても予想とは異なる見方をしている。

トロヤノフスキー
「2つのシナリオがある。もしバランチェクがテイラーの懐に容易に入れるようなら、後半にテイラーをノックアウトするだろう。あるいは、テイラーが体格とリーチを生かしてバランチェクをインにいれさせないなら、テイラーが勝利を勝ち取るだろう。」

トロヤノフスキーさんありがとうございます。
WBSSスーパーライト級は特に出場メンバー皆好きですし、下馬評通り、レジス・プログレイスとジョシュ・テイラーには並の王者以上のオーラを感じます。過去の実績、試合をみれば予想は納得です。

しかし、ベラルーシの2人

キリル・レリは明らかに異能の天才です。
クールな戦闘マシンのようなファイトをします。
優勝候補の2人に比べ、少し足りないのはパワー、フィジカルか。

そして、バランチェク

相手を殴り倒すまで攻め続ける、気絶するまで倒れない、ビーストの名の通りの狂暴さです。
優勝候補の2人に比べ、少し足りないのはアウトボクシングのスキル、スピードか。

彼らが負ける姿も容易に想像できない以上、個人的には予想不利な彼らを応援しようとおもっています。

そして、忘れていたキリル・レリの動画
寡黙ですが、これだけでも声が拾えたのは奇跡です。

子供の頃から戦うのが好きで、殴りっこをしていた。
何でボクシングをはじめたのか、何が俺に影響を与えたのか、よく覚えていないんだ。
たぶん俺じゃなく、ボクシングのほうが俺を選んだんだろう。
ジムに来た時から、俺のゴールは世界王者になることだった。

子供の頃は誰だって他の子供たちと走り回って遊びたいだろう。
でもトレーニングばかりしていた。これはたぶん子供時代の犠牲だろう。
他の子供達のように心の底から楽しんでいたわけじゃなかった。

でも全く後悔していないよ。
子供時代は目的で満たされていたんだ。幸せなことさ。

今のトレーナー(チコ)は元々ランセス・バルテレミのトレーナーだったという。
バルテレミに勝ったレリのトレーナーをしていることになる。
バルテレミを凌駕するレリに驚いたという。

チコははじめは俺のボクシングを何ひとつ変えなかった。
そして俺のディフェンスや動きの欠点を省いてくれただけだ。
それから全体的な欠点を取り除いてくれた。

トーナメントを通じて自分のボクシングスタイルを観るのが興味深いよ。
なぜなら、今俺はアメリカのスペシャリストの元でトレーニングをしている。慣れない、型破りな毎日だ。
少しスタイルを変える必要があるんだ。よりテクニカルに変わる必要が。

WBSSは素晴らしいトーナメントだ。
これこそ、全ての王座を統一するチャンスだから光栄だよ。
優勝してモハメド・アリトロフィーを手にするんだ。

トロヤノフスキーの声もありましたが
今ごろ知ったので、後程じっくり観たいとおもいます。

皆、名誉、栄光のために参加しているWBSS
優勝以外は虎の子のタイトルを手放すことにもなります。

だから、どうか最後まで見届けさせてください。

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プクー

原始的で単純明快なスポーツです。生涯一度の敗北、無敗で引退したボクサーもいます。負けても次頑張りますというスポーツとは違う残酷さ、無常さが好きです。

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