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ビッグマッチを求めて/ドミトリー・ビボル

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若く有望な選手だけど、相手探しも階級適正も揺れています。この選手は負けにくいとおもうけど。

ドミトリー・ビボルは何よりもライトヘビー級の統一を望んでいます。

しかし実現が難しい場合は、スーパーミドル級に転向する可能性もあります。12月15日にカネロがロッキー・フィールディングと戦いますが、カネロが勝った場合、ビボルはメキシコのスーパースターと戦う機会に飛び乗るだろう。

ビボル
「いいアイデアです。多くのファイターはカネロと戦いたい、私ももちろんです。」

ビボルのマネージャー、ヴァディム・コルニコフはビボルがスーパーミドル級に転向する場合には、カラム・スミス(25勝18KO)が魅力的な相手候補だと付け加えた。

ヴァディム
「実際、カラム・スミスからは話があった。」

まずビボルはライトヘビー級の他団体王者との統一戦を狙っていく予定だが、それが叶わない場合はスーパーミドル級への転向もありえる。

ビボル
「何度も言っていますがビッグファイト、ビッグネームが欲しいとおもっています。統一戦です。それが出来ないのであれば、私は体重を下げることができます。準備はできています。チームに委ねます。私は一つのベルトを持っていますがより多くのベルトが欲しいし、手に入れることができます。」

スーパーミドル級であれば、ビボルにはサイズの優位性もあるだろう。
昨日のジャン・パスカルの当日体重は188ポンドで、ビボルよりも7ポンド重かった。

ビボル
「私はライトヘビー級では大きな男ではありませんからスーパーミドル級も作れます。パスカルは私よりもかなり重かった。けれど、ライトヘビー級にビッグマッチの可能性があるのがわかっているのでこの階級に留まっているのです。」

やはり予想通り、ビボルのスピードと堅実なボクシングにパスカルがついていけなかった試合となりました。それでも最近のビボルには王者になる前のような相手を速攻でバタバタ倒す凄みが消えてきました。若いから体重に無理が効くのもありますが、体格が他の王者に比べて見劣りするという懸念は当たっていました。ライトヘビーでは、アンドレ・ウォード同様小さいです。

カラム・スミスとはアマチュアでの対戦歴もあり、11-7でビボルが勝利しています。
その時の体重は165、スーパーミドル級でした。

今度、アドニス・スティーブンソンと対戦するオレクサンドル・グヴォジクとの対戦歴もあり、178ポンドで敗れています。(WO)とあるので不戦勝という意味だとおもいますが。

ビボル自身がスーパーミドル級に転向することは違和感はなさそうです。それでもライトヘビー級での実績を考慮すると、いきなりスーパーミドルで最強、最難関のファイターとなりそうです。

ビボルの良さは、かつてライトヘビー級の井上尚弥と書いた通り、スピードと正確性が抜けているところです。かつては決定力、ラッシュ力、特に右ストレートの的中率が高く、KO型でもありました。この教科書的に優等生なビボルの速さと堅実さには誰もが手こずるでしょう。軽量級のボクシングのようで、このスタイルのままライトヘビー級統一の可能性もあります。

しかし、より魅力的なファイトがそこにない、実現できないのであれば、転級もやむなし。

それでも、皆、よってたかってカネロ、カネロ、カネロ・・・

カネロ自身はたとえロッキー・フィールディングに勝って、3階級制覇したとしても、勝ち目のなさそうな相手と戦う気持ちはさらさらないとおもいます。

カネロの武器も下から上げてきたスピードが一番でしょう、そのスピード、体格、パワーで勝るビボルはターゲットに入っていないとおもわれます。GGGとの3戦までの時間稼ぎに、ややスローで明らかな勝算がみえるスーパーミドルの相手をしていくだけだとおもいます。

純粋な強さだけでは、なかなかビッグマッチは組まれない。
ビッグマネーを生む人気やタイミングなどがないとライトヘビーだろうとスーパーミドルだろうとビボルの希望はなかなか叶わない、そんな気がします。そういう意味でもここ数戦の判定防衛はアピール不足です。

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プクー

原始的で単純明快なスポーツです。生涯一度の敗北、無敗で引退したボクサーもいます。負けても次頑張りますというスポーツとは違う残酷さ、無常さが好きです。

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