ポンサクレック・ウォンジョンカム

第3代WBU世界J・フライ級王者
第35代WBC世界フライ級王者
暫定~第38代WBC世界フライ級王者
ポンサクレック・ウォンジョンカム(タイ)
Pongsaklek Wonjongkam
79戦75勝(39KO)3敗1分

近年もっとも日本にやってきた憎き、愛しき安定王者。
ツニャカオが王者になりこの若者の時代が来たかとおもったらその全てをポンサクレックが持っていってしまった。

コンパクトで硬いコンビネーションと決して崩れない足腰、なかなか隙がなく負ける気配のない王者だったが内藤との3戦目でついにひっかきまわされて陥落、4戦目も引き分けでやっとこの王者が去る時がきたかとおもったが
タイに後継者はいずまだまだ地力ナンバーワン、暫定王者から正規へと復活した。

内藤は見事だったが2戦ともつかまえたいポンサク、うまくごまかす内藤という印象で強さは相変わらずだったが少しスピードが落ちたようにも感じた。

この試合をふまえ、80戦あまりのキャリアを重視しあまり無理しないボクシングに変えてきた印象があるが、もはややり残したことといえばアジア圏を越えて本場でその実力を披露することだけだろう。

急激に衰える前に、まだモチベーションがある時期に是非ビッグマッチを実現させ、アジアボクシングの強さを見せ付けて欲しい。
ミランダに圧勝したように彼は大舞台でも十分勝ち残っていける実力者だ。

ずっと日本人の壁であったがもう日本に来なくていいから先輩カオサイやウィラポンがなしえなかった土俵に上がって欲しい。
内藤5戦目目もその他日本人相手ももういらない。

そうでないと彼自身がウィラポン化しかねない。

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