12月1日の世界の注目試合はなんといってもワイルダーVSフューリーでしょうが、個人的には、アドニス・スティーブンソンVSオレクサンドル・グヴォジクが気になります。相手を選んで試合の少ないスティーブンソンが今年2試合目にして指名挑戦者を迎え撃ちます。
グヴォジクに勝って欲しい、勝つんじゃないかな、この試合についてはまた別の機会に書くとして、前座で興味深いものを見つけました。
[st-card id=15859 ]オスカー・リバスVSファビオ・マルドナド
オスカー・リバスが24勝17KO無敗
ファビオ・マルドナドが26勝25KO無敗
両者あわせて50勝42KO無敗です。
オスカー・リバス(コロンビア)
コロンビア発でカナダ拠点とのことで、同じ立場のエレイダー・アルバレスがサポートしているそうです。練習も一緒だろう。身長184センチのヘビー級の31歳、超人化したヘビー級では厳しいが、元五輪出場の筋のいいホープです。
マッチョな上半身から一撃のフックやストレートで決めるパンチャー型です。タイソンを彷彿させる小柄で俊敏なヘビー級。すごいのは26戦全勝25KOという記録を誇るマルドナド戦の後の来年1月18日にブライアント・ジェニングス戦を控えていることです。この2戦がもう若いとはいえないリバスの勝負になるでしょう。
ファビオ・マルドナド(ブラジル)
どこかで聞いたこと、みたことがあるなとおもったら、ヘビー級プロスペクトで紹介していました。総合格闘技で24勝14KO12敗という記録を持つ格闘家。ボクシングではすさまじい戦績だが相手は地元の雑魚戦績ばかりである。そして年齢は38歳。このリバス戦でホンモノかどうかテストされることになるのだろう。
https://www.youtube.com/watch?v=ABhC_Y-E3u8
これで正しいのだとすれば元々アマチュアボクサーあがりのMMAファイターという事でいいのかな。戦績からもスタンド、ボクシングが強いのだろうが、映像を見る限りでは身体も緩くピークは過ぎていると言わざるを得ないか。
同日行われる、ワイルダーVSフューリーに象徴されるような大型化著しい現代ヘビー級の主流とは違うヘビー級の対決ですが無敗を維持しボクシングの威厳を示すのは果たしてどちらになるでしょうか
おまけ
無敗同士の対決
https://boxvideo.sports-web.net/boxing-extra/9744