この男がジェルウィン・アンカハス化、マニー・パッキャオ化したらやばいな。今のうちに叩いておきたい俊才です。
ホセ・アルグメドとIBF挑戦者決定戦を行う予定でしたが、アルグメドが辞退したので現在浮いている状態です。ロンドン五輪代表でもあるバリガ(8勝1KO)は現在IBF3位、2位は空位です。現在対戦相手を探しています。ホセ・アルグメドは王者京口との再戦も拒否しました。
ギボンズ(マネージャー)
「バリガはこのクラスでは類をみない素晴らしいボクサーだ。今は競馬のパドックにいるような状況です。問題は時間だけです。バリガを観ていると往年のイワン・カルデロンやロマチェンコのようです。」
https://www.youtube.com/watch?v=bTHRLcvPWQY
アジアボクシングで最もハイレベルなのがフィリピンであるとおもっている。パッキャオ含め、皆アマの下地があるけれど、国際舞台での活躍が目立たないのは何故かなと感じているが、このバリガはしっかり五輪に出ています。(2回戦敗退)
アマチュアのキャリアをみていると井上尚弥とかぶっていたかもしれません。
パディ・バーンズ
ゾウ・シミン
ライアン・バーネット
井上も2度負けたヨスベニー・ベイティア
らと戦っています。
日本人では
Tosho Kashiwazaki
という相手に勝った過去があります。
しかし、戦績が示すように、また、映像のタイトルが「フィリピンのメイウェザー」と示すように、ディフェンス重視で攻撃は単発、タッチに近いアマチュアライクなものです。AIBAで数戦プロとして試合をしていますが、2勝2敗です。(各国のトップアマばかりのリーグだが)
誉め言葉としてイワン・カルデロンのようとあるように、今のところ技術、判定に特化したテクニシャンです。フィリピンでマニーパッキャオプロモートでこの非力ぶりは珍しいです。倒すコツがまだわかっていません。そして157センチとミニマムしか活躍の場がないほどに小柄です。
今のところ、彼がミニマムではトップクラスのランカーであり、京口に最も近い位置にいます。
国内アマチュアの経験しかない京口が数戦で世界王者というのに納得がいかない頑固ものの私ですが、アグレッシブで左が強くプロ向きな好選手、本格派かもしれないなと実力は見直しています。
魅せるプロとしての魅力も京口にあります。比嘉の未知なるライバルがアンドリューセルビーであるように、京口にとっても乗り越えて欲しい非力な天才肌、フィリピンのメイウェザー、バリガ。KOで京口、判定でバリガでしょう、今のところ。
ミニマムに敢えて注目するとしたら
京口VSバリガ
ワンヒンの記録を止める事
くらいでしょうか?
パッキャオ似のアンカハス
メイウェザー似のバリガ
を抱えるパッキャオ、面白い。