真実の闇/ボクシングとコロナウィルスの夜明け

日本では恐怖を煽るニュースばかりなので何が真実なのかわからない状態になってしまった。
真実は大きな闇に覆われている。

フロイド・メイウェザー

最近、叔父のロジャーが死んだり(ゾラニ・テテを教えていたっけな)元妻が自殺したり不幸続きでしたが、復帰やエキシビジョンによる金稼ぎをやめてトレーナーとして専念すると公表しました。ディフェンス、リングIQの神様であるメイウェザーのその方針に賛成します。

メイウェザー
「3人の子供の母であり元妻のハリスの死、偉大なトレーナー、叔父、父親ともいえるロジャーの死、多くの悲しみに遭遇しました。そして世界が今どんな目に遭っているのか、心が痛みます。日々完璧な人間になろうと努力しているが、私は完璧ではないし完璧な人間などいない。

私はいつも間違いを犯してきました。私が今唯一出来る事はこの世界がよりよい場所になるための手助けをすることです。

自分の役割を果たし続けます。世界に誇示する必要はない。閉じたドアの向こうで出来ることがある。お金は重要じゃない。私のお金は誰かを養うもの、この状況で困っている人を助けるためのものだ。これからも恩返しをしていくしそのことを口外したりしない。

善行は神のみが知っていればいい。私は世界のみんなを愛しています。アメリカのため、世界中のみんなのために存在します。」

コナー・マグレガーや那須川戦のメイウェザーは、カジュアルなファンにはやっぱり強いんだな、という印象だったかもしれないが、往年のメイウェザーを知るボクシングファンからすれば、ブヨブヨののろいオッサンが昔のスキルだけでなんとかしただけの悲しい姿だった。

生涯無敗の男としての金銭的な価値は高いが、もうリングに上がらなくていい。カリスマとして健康に後進の指導にあたって欲しい。

オスカー・バルデス
「俺の標的はただ一人(アラクラン=サソリ)ミゲル・ベルチェルトだけだ。5月9日と言われ、トレーニングを続けてきたが、コロナウィルスの影響で白紙になった。それでも折れることなくトレーニングを続けている。まだ正式なスケジュールは決まっていないが、この試合は義務、必須の戦いだ。俺は自分の夢に向かっている。トレーニングに専念し家に帰るだけさ。ベルチェルトはスーパーフェザー級ナンバーワンだ。それが俺が奴にこだわる理由だ。」

メキシカン同士の熱い試合になるだろう。
スケールからいえばバルデスでは三浦、内山でも違う気がするので、ミゲル・ベルチェルトが有利だとおもうが、バルデスは天下のエディ・レイノソの選手だから勝敗の行方はわからない、という印象。超人化してくるだろう。バルデスはかつてアマチュアで歯がたたなかったワシル・ロマチェンコへのリベンジを口にしていたことがある。スーパーフェザー級の進出はロマチェンコへの道なのかもしれない。

イスラエル・マドリモフ
「IBF・WBA王者のジェイソン・ロサリオと戦いたい。ジュリアン・ウィリアムスに素晴らしい勝ち方をしたけど、俺なら奴を倒せると確信している。」

まだプロ5戦5勝のマドリモフ、五輪選手ではないとおもうが、トップアマにして、世界選手権や五輪メダリストのシャフラム・ギヤソフや、注目のショージャホン・エルガシェフよりも出世が早い、世界挑戦がすぐにでも実現しそうな勢いだ。

ゴロフキンのような風貌で、スイッチヒッターでアスレチックなファイトをする。同胞のムロジョン・アフマダリエフの記録を更新する、6戦目での2冠統一なるのか、これまでのところ、勝ってもおかしくないほどのパフォーマンスを発揮している。

ショーン・ポーター

「テレンス・クロフォードの方がエロール・スペンスより強いだろう。もちろん、クロフォードは友人だからこれは俺の偏見さ。それを差し引いても、クロフォードの方がスペンスよりも多くの事が出来る。誰にとっても困難なスタイルを持っている。俺がスペンスに負けたから悔しくて言ってるんじゃない。素直な気持ちだ。」

クロフォードと戦いたいと言ってるわけではないのかな。
そんなクロフォードに俺が勝てばナンバーワンだと言いたいのかな、スペンスとの再戦は無理だろうから。

レオ・サンタ・クルス

「順調にいけば次の相手はタンク(ジャーボンティ・デービス)だ。もしうまくいかなかったら、次の候補はゲイリー・ラッセルJrだ。」

次がこの両者以外だったらもう見限ろう。
アブナー・マレスとの3戦目とかだったりしたらもう・・・

カネロの次戦は9月12日を予定している。
しかしビリー・ジョー・ソーンダースを飛ばして決まっているゲナディ・ゴロフキンはあくまでIBFの指名試合、カミル・ゼラメタ戦を主張している。

オスカー・デラホーヤ

「アメリカは今スポーツを必要としている。数か月以内に再開できると信じている。ボクシングは戦争や困難な時を乗り越えてきた。ボクシングは常に生き残ることが出来たんだ。今回だけ違うなんてことはない。7月にボクシングを再開することについて、カリフォルニア州、ニューヨーク州、テキサス州、アリゾナ州、ネバダ州などの委員と話し合っています。」

ニカラグアでプロボクシングの興行が再開された。韓国も続くという。
元王者のロセンド・アルバレスがプロモートに関わっている。

アルバレス
「ニカラグアではコロナウィルスの心配はなく検疫もありません。報告された3人の死亡は、国外から来た人で、国内では死者はおろか感染者もいません。ニカラグアは貧しい国なので、ボクサーは試合をして稼いでいかねばなりません。」

かなり厳格な衛生管理の元、試合は行われたようだが、無事に成功事例となって欲しい。

日本では恐怖を煽るニュースばかりなので何が真実なのかわからない状態になってしまった。
しかし、震源地である(といわれる)中国武漢は肺炎の入院患者はゼロで国内移動、武漢から北京や上海に出て日本に来ることも可能だと言われている。早く対策を講じた台湾でも感染者はゼロ、韓国もかなり改善されているという。

ボクシングも、世界的な流れも、6月、7月で再開の見通しという全体的なムードがある。しかし一部マスコミや医療従事者は少なくとも2年かかるともいう。

一体何が真実なのだろうか、何をどうして改善したというのだろうか、全くわからない。

真実は大きな闇に覆われている。
誰が何のために・・・

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