これ、会場で生観戦する気満々だったんですが、眼の不調で断念。
両者とも後のないサバイバルマッチでしたが7-3くらいで金子有利だったとおもいます。
自分も金子を応援していました。
しかし、内山戦で可能性を感じさせたものの、ジョムトーン戦では無策、幅のないスタイルが露呈し不安も大きかったとおもいます。
試合はYOUTUBEで見れます。
全部みたわけではないですが、仲村の積極性が功を奏しました。
初回からジャブを多く放ち、主導権を掴みました。
金子は体力やパワーに自信があるのか受けのスタイル、被弾しつつジャブも出ないので常に劣勢を印象づけました。
ジョムトーン戦と同じでペースを握られると展開を変える策がなく、力まかせでなんとかするしかないという欠点が出たとおもいます。
ここまで勝利が全部KOの仲村に比べても金子はパワーを感じるのに、硬く、直線的で無策なのが目立ちます。
対する仲村は金子対策として強打に頼らず先手で攻め、ペースを掴むことに成功。
両者の自己、相手分析などの準備にも差があったようにおもいました。
勝負どころ全てに負けた金子は後がなく、体格、パワー、打たれ強さを考えると階級アップを検討した方がいいかもしれない。
体力まかせでやや単純なスタイルなので、ファイター化するなどスタイルの見直しが必要だ。
仲村は結果を残したが即世界というほどの信頼感はなく、世界ランカー等で強くなった姿をもう一丁証明して欲しい。
ともあれ、ともにリスキーなサバイバルマッチを受けた気概は素晴らしい。
両者の今後の活躍を祈る。
気になる世界戦をひとつ
テレンス・クロフォードVSデリー・ジャン
クロフォードが強いので相手が決まらず、手をあげたのがジャンだそう。
ジャンはピーターソンに負けて馬脚を現してしまったが、攻撃力は魅力でかつて王者候補とおもったほど。
やや年寄りでカナダ国内でしか実績がほとんどないが、なかなか手ごわい挑戦者だろう。
前回のトーマス・ドゥローメもかなり強いとおもってたのでこの試合もクロフォードの勝利は固いけど。
なにかピンチなり欠点がみえるといいんだけどなぁ。