大晦日/井岡一翔VSホスベル・ペレス他

世の中がお休みモードなので、暇をつぶすには散歩をしたり映画をみたりこれを観よう。その他のTV番組だけはみまい。

井岡一翔VSホスベル・ペレス

123456R
井岡
10
9
10
9
10
10
58
ペレス
9
10
9
10
7
9
54

大きな差はないが井岡の方がコンビネーションが正確でディフェンスもいい。
3回、井岡のボディが効いてペレスは苦しいが抵抗する。その抵抗に井岡がちょっと捕まる。ペレスが必死に抵抗しているがボディが効いているのがばれている。解説と違う採点になる。しかし効いているのはペレス。

5回井岡の右カウンター炸裂でペレス効いたダウン。上も下も効いている。最後に井岡の右でダウン追加。
ずっと狙っていた印象。あれだけKO寸前まで追い込んだが、6回は逃した。

7回右が直撃で目を傷め、ペレス降参

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統一戦のエストラーダが実現せず、ランキングの中から志成ジム側が選んだ相手なので、安パイといえそうだ。ホスベル・ペレスは20勝18KO3敗と戦績はいいが、初の世界戦でアーテム・ダラキアンと戦った試合では技術の稚拙さが目立ち大差判定負け。手を出すこともできなかった。バックステップをする井岡にガンガンプレスをかけてむかってくるだろう。

しかし井岡は緻密な選手なのでそこは想定内。田中戦でみせたような正確なジャブとカウンターでポイントをピックアップしていくだろう。パワーと若さのペレスか、技術の井岡か、いつもの判定勝負かどこかでKOが生まれるか、しかし恐らく井岡の勝利は固いだろう。

比嘉大吾vs.ナワポーン・カイカンハ

序盤見れなかったが、互角かな?解説は間違っている。ナワポンは前戦でKO負けしている。解説は比嘉を褒めるがナワポンの方が接近戦が力強い。ファン・エルナンデスにKOされたナワポン、そのエルナンデスを軽くKOした比嘉、しかしこの試合はパワー差を感じない。

4回、比嘉のボディでナワポン立てず。顔面は我慢強かったがボディは我慢できなかった。

比嘉は強、強、強で打つので予測でき相手が我慢できる。そういう時は今回のようにボディが鍵だろう。上下の打ち分けが大事。

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比嘉はいつものプレスファイトをするだろう。ナワポーンは戦績はいいが、直近でビンセント・アストロラビオに倒されており、数戦前もジェイソン・モロニーに完封されている。比嘉が世界を目指すのであれば差をつけて勝たねばならないレベルの相手だ。

堤駿斗vs.ルイス・モンシオン・ベンチャーラ

堤のジャブやボディ、軸がしっかりしている印象があるが、圧倒感はない。
接近戦の揉み合いから堤のすごいアッパーが何度も入り、マウスピースが吹っ飛ぶがベンチャーラは効いたそぶりはみせない。これだけ食ったら効いているんじゃないかな。
3回、正面からの左フックで堤がダウンをとり、そこからの追撃でダウン追加。
かなりKOを意識した圧倒的なノックアウト勝利でした。

決して打たせないスタイルではないが、文句なく強いパフォーマンス。

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ルイス・モンシオン・ベンチャーラという選手の査定になる映像がほとんどないのでわからないが、ローカル試合を観る限り脅威となる相手ではない。ドミニカン天然の運動神経とパワーが怖いというくらい。

志成ジム(日本側)が相手を厳選した、昔ながらの日本のマッチメイクといえ、燃えるようなカードではないが、それは大橋興行のアンダーカードも同じであり、安定の日本人全勝で良いお年を・・・となるよりは何かの波乱やアップセットを目撃して終わりたいなというのは個人的な欲求に過ぎない。

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