本人ではなく共同プロモーターのエディ・ハーンの言葉ですが、エストラーダは井上尚弥との対戦を目指しているという。少し前まで対戦相手探しに苦労していた井上はP4Pの評価と世界的な知名度のおかげで軽量級のカネロになりました。目の前の試合全てに勝ち続け無敗を維持していかねばなりませんが、茨の道にしてうれしいチャンピオンロードが敷かれているようだ。井上の未来のライバルはメキシカンになるのだろうか。
次に統一戦という大きな計画があっても、ファン・フランシスコ・エストラーダにはさらに高い野望がある。
現WBCスーパーフライ級王者のエストラーダはデワイン・ビーモンとの地元での試合で成功を収めシーサケット・ソールンビサイから奪ったベルトの初防衛に成功した。
シーサケットに勝ったことで、エストラーダは彼と以前のP4P、ロマン・ゴンザレスの地位を奪い、P4Pリストにも登場するようになった。次戦はWBA王者のカリ・ヤファイとの統一戦を計画しているが、エストラーダは自分の視界をさらに高く設定している。
エディ・ハーン
「カリ・ヤファイはマッチルームのファイターです。デビュー以来彼をプロモートし続けています。エストラーダは、バンタム級で無敗のP4Pファイター、井上尚弥と戦いたがっています。信じられないようなファイトになるでしょう。私は、エストラーダが別の団体のベルトを巻くところが観たいです。」ヤファイ(26勝15KO)は6月にノルベルト・ヒメネスを相手に防衛戦を行い無敗記録を守ったが、30歳のヤファイはこの試合で耳の鼓膜が破れた。しかし今年後半の統一戦には回復し間に合いそうだ。
ヤファイとの統一戦は、エストラーダにとって輝かしい1年にふさわしいエンディングになるだろう。さらなる高い目標である井上尚弥は11月7日にWBSSの決勝戦でノニト・ドネアと対戦する。
このトーナメントの優勝者に挑む以上の偉大なる挑戦があるだろうか。
エディ・ハーン
「ヤファイは素晴らしいファイターです。素晴らしい統一戦になるでしょう。エストラーダの次戦は恐らくヤファイでしょう。そして、シーサケット・ソールンビサイとの再戦も避けては通れない。それらをクリアしたら、エストラーダは井上との対戦を目指してバンタム級に階級を上げるかもしれません。」
ビーモン戦のエストラーダは上手いが強いとはさほど感じなかった。
ポイントもフルマークではとれていないだろう。
ビーモンの必死の抵抗に手を焼きつつも、それでも試合全体を通じて余裕が感じられ、挑発したりテクニックを誇示するなど相当な熟練ぶりを披露した。パンチをまともに食わないディフェンスと機能的な連打、攻防のよどみなき融合はやはり超一流の域の王者と言わざるをえない。
エディ・ハーン・・・だけでなくボブ・アラムもみんな、一体どっちの味方なんや、金が稼げれば誰でもいいのだろうが、文脈を読み取るに、ヤファイはエストラーダに負ける、エストラーダの将来についていきたいようだ。
井上尚弥が獲得できるのなら、井上を最大限に賞賛するだろう。
しかし個人的には、もう一度、万全の準備と情熱とサウスポーでシーサケットと対戦して欲しい。エストラーダの弱点は技術戦ではなく、シーサケットのような屈強さだ。初戦も2戦目もそれがよく出ていた。エストラーダの技巧を地弾き飛ばす強靭なプレスとタフネス、巧みなディフェンスを突破する前進とパワー。そして恐らくオーソドックスよりサウスポーを苦手としているエストラーダに本気のシーサケットが立ち向かえばリベンジができるとおもう。判定ではなくノックアウトが必要だ。
シーサケット
なんでサウスポーじゃないんや?
今ちゃんと練習してるんかい?
とにもかくにも、エストラーダは井岡ではなく井上をみているようです。
https://www.youtube.com/watch?v=HBCM0MkmBeg
ドニー・ニエテス・・・返上したら誰にも相手にしてもらえない。時間がない。