マジ?っておもいましたが、もうBOXRECにのっているので確定だろう。2月10日、王者の地元、フレズノで行われる、ホセ・ラミレスVSホセ・セペダのアンダーで組まれました。これが、岡田にとって仕切り直しの米国2戦目、ラミレスへの指名挑戦権をかけた戦いだろう。
元日本スーパーライト級王者の岡田博喜(19勝13KO)は、ラミレスVSオロスコのアンダーカードで米国デビューを果たしたが、アルゼンチンのクリスチャン・ラファエル・コリアに対して大苦戦の内容だった。
ベルトラン(35勝21KO8敗1分)はパウルス・モーゼスに勝ちWBOライト級王者になったものの初防衛戦でホセ・ペドラサに敗れ、ベルトとロマチェンコとの統一戦というチャンスを失った。過去に王者リッキー・バーンズと勝ちに等しい引き分けを演じ、テレンス・クロフォードに肉薄した実績を持つ。
当日はこの試合に加え、オスカー・バルデスの復帰戦やコスタリカの元王者、ブライアン・バスケスも出場が予定されている。
トップランク同士、いいサバイバルマッチだとおもいます。
ベルトランは岡田にとって鬼門といえるパワーファイターです。
元ライト級で岡田より一階級下とはいえ、パワーと経験は岡田をはるかに凌駕するでしょう。
粟生の仇を果たす時が遂に来ました。
しかし、両者のスタイルを考えるほど、岡田には課題にして鬼門なタイプがベルトランでしょう。ホセ・ペドラサの技巧に散りましたがダメージは与えていました。
それでも、ベルトランはわかりやすく、技術の深みはなくただただ腕っぷしが強いだけなので、このくらいを攻略しないと上は目指せません。実にいいサバイバルマッチです。
日本人が世界に挑むにはこのくらいのサバイバルがあっていい。
完成された岡田の急激な進化は期待していないが、米国での経験による修正、対応力、あとは相対的なパワー差をどう扱うかだろう。凄まじいカウンターの持ち主なので、ベルトランを斬って落とす実力はあるとおもう。
こんな試合のように上手くいかないのがよーくわかる米国デビューでした。
それにしても岡田、ライト級は無理なのかな、世界のスーパーライト級は険しすぎます。
ロマチェンコという絶対王者はいるが、彼はベルトホルダーとなら戦ってくれます。