クリスチャン・ムビリVSセルゲイ・デレビヤンチェンコ 他

今日は地味ですが、このような試合があります。

デレビヤンチェンコは15勝5敗と平凡な戦績ですが、ジェイコブス、ジャモール、ゴロフキン、アダメス、ムンギアと世界王者に惜敗ばかりで肉薄していました。

ゴロフキン戦で大金を得たので辞めるとおもっていましたが、夢は諦めない。

クリスチャン・ムビリは27勝23KO、カメルーン→フランス→カナダの選手でカネロ戦で大金が欲しいですが相手にされません。筋トレの極限のようなタイソン型マッチョですが、身長はカネロと同じくらいです。パワーでどこまでいけるかという選手です。

12345678910R
ムビリ
10
10
10
9
9
10
10
10
10
10
98
デレビ
9
9
9
10
10
9
9
9
9
9
92

やはりデレビは今までの相手と違って上手い。ムビリのパワーファイトも落ち着いて対処している。
互角の打ち合いだがムビリの方が手数と有効打が多い。
ムビリのパワーはゴロフキンのパワーとはまた違うものだろう。

デレビヤンチェンコがテクニシャンぶりを発揮しているが、一発でムビリに効かされてしまう。ムビリのボディを上手く打っているが、筋肉の鎧、ムビリはボディが効くのかな。

技術でデレビ、パワーでムビリという予想された展開。
デレビ上手いがムビリの一発で劣勢になる。そのほとんどが右オーバーハンド気味のフックなのだが、これをたまに食う。

7回何かのパンチでムビリが効いてダウン寸前、デレビが畳みかけるがムビリが耐えて今度はムビリの右が入りデレビがフラフラ.

デレビは左拳をケガしたようで右しか打てない。スイッチしたりして右を生かすが苦しい。

岩佐はデレビに多めにつけてるが、ムビリの大差リードとおもわれる。

デレビはうまく戦っていたが左が打てなくなってジリ貧になってしまった。
いつも善戦するのだが、大きな武器がないから接戦に散るタイプか。

100-90
99-91
98-92

ムビリ

オスリー・イグレシアスVSセナ・アグベゴ

自分は今、カネロよりベナビデスよりもデビッド・モレルを上に評価しているが、このイグレシアスは同じキューバでアマ時代にモレルを下している。

しかしパリでは銅に終わった常連のアーレン・ロペスに敵わず。

身長が189センチありすごい手数のサウスポー。28勝3敗というまともなアグベゴを圧倒し2回でKO。解説が誰かとおもいきや岩佐で、イグレシアスを評価しつつもカネロとやったらまた別の話と語っていたが、貴殿もイグレシアスのようなアグレッシブさがあればもっと結果を出せたとおもうぞ。

前座

アブドゥラ・メイソンVSマイク・オハンJr

オハンJrは19勝2敗とまともな戦績の男だったが、負け犬と自覚しているか怯えているかで初回、2回にダウンで終了。メイソンはやばい強さです。まるで先日の中谷潤人のようでした。

プロ15勝13KO
アマ戦績は80戦65勝15敗
こんな天才も結構負けているんだな。

だがしかし、この男の主戦場はライト級で、タンクやシャクールがいます。
そしてそんな彼らのラスボスに

こいつが存在します。
アンディ・クルスを超えた者が真の王者だろう。

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