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切なき真実の王者/ゲイリー・ラッセルJrVSツグッソト・ニャンバヤル 2/8

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人気のセリーグよりパリーグの方が強いように、
人気王者たちよりも彼らの方が強い。
コアなファンは知っている。

現在31歳のWBCフェザー級王者、ゲイリー・ラッセルJr(30勝18KO1敗)は5年以内にキャリアを全うするつもりだ。

複数の情報筋によると、ラッセルは2月8日に指名挑戦者のツグッソト・ニャンバヤルに対して防衛戦が義務づけられた。会場はペンシルバニア州アレンタウンのPPLセンターを予定している。

2015年3月にメキシコのジョニー・ゴンザレスからタイトルを奪って以来、ラッセルは4試合しただけだ。

2008年のオリンピック代表だったラッセルは2月にニャンバヤルに対して8か月半ぶりに試合を行う。直近の試合は5月にキコ・マルチネスを5回TKOで下した。

ラッセルは2020年にスーパーフェザー級に上げてレオ・サンタクルスやジェルボンタ・デービスとのビッグマッチを追いかけると公言してきたが、その前にWBCの指名防衛戦を果たす必要がある。

2012年ロンドンオリンピックで銀メダルを獲得したモンゴルのニャンバヤル(11勝9KO)にとって2月8日の試合はラッセル以上に長いブランク明けとなる。27歳のニャンバヤルは今年の1月26日にタイトルエリミネーターでドミニカのクラウディオ・マレロに判定勝ちして以来今年は試合をしていない。

両者の共通の相手にコロンビアのオスカー・エスカンドンがいる。ラッセルは7回、ニャンバヤルは3回でストップしている。

マニア垂涎の試合にして、ひいきの選手以外には厳しいWBCの対戦指令。
こうなるのが筋とも、これしかないのかという本格派同士による、極上にしてもったいない、切ないタイトルマッチだ。

ラッセルはずっと統一戦をアピールしてきたが、誰にも相手にしてもらえなかった。特にレオ・サンタクルスの逃走がすさまじく、その陰でひっそりとオスカー・バルデスもカール・フランプトンも去った。今はスーパーフェザーが旨味があるよと・・・

残るジョシュ・ウォーリントンは新王者のシャクール・スティーブンソンとの統一戦の話があり、レギュラー王者の徐ではラッセルにとって何も意味がなく勝敗の妙味もない。

ニャンバヤルは、厳しいエリミネーターに勝ったのだから余計な試合を挟まず、王者、ラッセル一本に絞ってきた。年に一度しか戦わないラッセルを待っても願い叶わず、27歳のピークにして今年は1月の試合だけで終わった。夏にはタイトルマッチをし階級統一を目指したいと言っていたが、果てない希望でしかなかった。

私は、シャクール・スティーブンソンを加えて、彼ら3人が本当のフェザー級の3強、ベストであり、その他王者、元王者はかなり劣ると考えている。彼らが強いがゆえに人気とお金に逃げる者が多すぎる。よってフェザー級は活性化しなかった。

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ゲイリー・ラッセルJrVSツグッソト・ニャンバヤル

この悩ましい試合を予想すればKOでニャンバヤル、判定でラッセル。ファイトもボックスもできる万能型のニャンバヤルだが、スピード、アジリティ全開のラッセルはロマチェンコに匹敵するほどの実力の持ち主なので、捕まえきれない気がする。

しかし、中国の徐やジョシュ・ウォーリントンが相手であれば、そしてもちろん(サンタクルスやバルデスやフランプトンであっても)ニャンバヤルの方が強いとおもうけどラッセルだけはちょっとなぁ・・・

という印象だ。

おもえばラッセルはロマチェンコとあれだけの試合をしてしまったが故に今日の冷遇を招いてしまったのかもしれない。それでももっと腐らず試合をこなしていればここまでの状況にはならなかっただろう。剥奪ものの試合ペースなのだ。

共にPBC同士、どうして冷遇なのだろう。今お金を生まなくてもいつか生む金の卵であるのに・・・そんな彼らこそ、今勢いのあるエマニュエル・ナバレッテや井上尚弥にとって、真のライバル、本当の試練といえるフェザー級だ。

人気のセリーグよりパリーグの方が強いように
人気王者たちよりも彼らの方が強い。
コアなファンは知っている。

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井上に絡んだ記事以外は書く気もしない昨今ですが、共感するのがこの一文 この記事が気に入ったらいいね ! しようシェアするツイートするTwitter で Follow pukubox

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原始的で単純明快なスポーツです。生涯一度の敗北、無敗で引退したボクサーもいます。負けても次頑張りますというスポーツとは違う残酷さ、無常さが好きです。

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