中谷正義VSフェリックス・ベルデホの週は燃えたが、先週は萎んだ。
ノルディン・ウバーリVSノニト・ドネア
ノニト・ドネアVSエマニュエル・ロドリゲス
エマニュエル・ロドリゲスVSレイマート・ガバリョ
と試合が移り変わり、おかしな判定でガバリョが勝利した。
PBCは無敗のプロスペクトを優遇する何かがあるのか、WBCから何か圧力がかかっていたのか。
ガバリョは何も悪くないが、雑魚には強くてもトップレベルでは空転するばかり。井上尚弥の凄さばかりが引き立つ結果となった。
バンタム級の4団体統一はもう無理に達成しなくてもいいかもしれない。相応しい相手がいないだろう。ルールはルールだが、マイケル・ダスマリナスも時間の無駄だろう。
その他も、盛り上がる試合はなく、判定もなんじゃらほいで、変な疲れがどっと出た。
フランチャイズ王座に続き、ブリッジャー級やらを作るWBCのマウリシオ・スライマンが嫌いだが、彼の言うジャッジ5人制だけは賛成だ。リングサイドにいなくてもいい。リモートで十分だ。個人的に生観戦よりも中継の方がボクシングを俯瞰して観ることが出来る。5人いれば狂ったジャッジも少しは緩和されるだろう。
脱力なまま、今週末のスケジュールを追うのは辛いなとおもっていたが、今週は小休止のようです。
デビッド・モレルVSマイク・ガブロンスキー
なるWBAのスーパーミドル級タイトルマッチがあるだけです。
デビッド・モレルは、誰も知らないうちに、わずか3戦目で誰も知らない相手に勝って世界王者になったキューバの新人。主にユースで130勝2敗という驚異的な記録を残したエリートです。しかしBOXRECでは48勝5敗となっている。(こっちが正確だろう)
身長185センチ
リーチ199センチ
もある22歳の王者ですが、彼がカネロと交わることも交わる必要もないだろう。
カネロは別格だ。恐らく誰も勝てないだろう。色々な意味で。
エドガー・バーランガ?
うーん、来年の楽しみにしておきます。
ということで今週は休むか、静かにモレルの試合を堪能しようとおもいます。
好きなプロスペクト探しでもしようかな。
最後は、ベルデホの言葉
中谷には予想もしなかったパンチを打たれた。サラスコーチからは「そんなに打ち合わなくていい、勝っているんだから」と言われていたんだけど、コーナーの指示に従わず、夢中になって打ち合ってしまった。
この敗北を払拭するために中谷との再戦も除外しない。多くのファンも望んでいるだろう。しかしそれはプロモーター次第だ。俺はまだ若いし人生には意味がある。世界王者になりたい欲望と情熱があるから俺はまだ諦めない。俺には世界王者になる素質があるんだ。俺より劣っている世界王者がどれだけいるのか、彼らを貶めることなく、負けたからといってボクサーの立場が決まるわけじゃない。俺はベストコンディションなんだ。
ベルデホさん、最高のカウンターパンチャーでした。
誰をも倒す可能性を秘めた踏み込みとおもいきりのよさでした。
しかし多くの欠点もありました。
プエルトリカンはディフェンスを磨かぬ限り、バーランガもベルデホのようになるぞ
とおもいつつ、エマニュエル・ロドリゲスのあの結果だもんなぁ・・・
ライアン・ガルシアVSルーク・キャンベルにもすごいバイアスがかかるだろうなぁ。
変な疲れが抜けない・・・