26日決戦前夜

いよいよ迫ってきました。
やはり日本人の世界戦、しかも最高峰の長谷川とあって格別の緊張と期待があります。

長谷川VSブルゴス

ブルゴスの実力が未知数だが長谷川の圧勝も苦戦も両方考えられる。初フェザーなので相手の出方、パンチなど確かめるため長谷川は慎重な出だしでくるだろう。そこを奇襲するという戦略もあるかもしれないが。調子がよければスピード差はかなりあるとおもわれるしモンティエル相手にもポイントを押さえた長谷川の高い技巧が発揮されると想像する。カウンターなどで必ずチャンスが訪れるとおもうがブルゴスは接近戦、足をとめた打ち合い、ロープ際のプレッシャーで強いイメージがあるのでそこは注意深く戦って欲しい。不用意な一発さえ食わなければ完成度で負けることはないとみる。

粟生VSタイベルト

これもタイベルトの実力に未知数なところが多い。写真をみると今回4人の中でも一番小さく見える。過去映像より近い国のシドレンコやコテルニク的な固いディフェンスと堅実なスタイルがうかがえるくらいか。粟生は過去の反省から引かない、打ち合う方向を目指しているようだがそれは苦しい時や勝負時だけでいいとおもう。ボクサースタイルでもスピード、切れ、テクニックで劣っているようにはみえない。やはり彼は見切り抜群なテクニシャンだ。ジャブで差し負けないこと、守りの気持ちにならないことが重要だ。仮にアウトボクシングが機能してポイントリードすることができてもタイベルトにはボクシングもファイトもできる底力があるだろう。逃げきるでなく倒して決着つけるくらいの闘志を見せて欲しい。

ここは是非勝って、長谷川の今後の試合をもっともっと楽しみたいとおもう、粟生の場合、早く世界をとってしまったので世界路線の試合しか想定してないのだろうが長く防衛できる力が備わっているかはまだ懐疑的だ。けれど優れた所はたくさんあるのでまだまだ伸びる選手だ。

二人共にここを乗り越えてさらなるビッグマッチ、充実の王者として君臨して欲しい。

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